彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

令和最初の4月23日

2020年04月23日 | 井伊家千年紀
安政5年(1858)4月23日。
井伊直弼が大老に就任しました。

二日前に次女弥千代が高松藩に嫁いで行き、23日に彦根藩邸に挨拶に来る予定だったそうですが、22日深夜に江戸城に呼ばれた直弼はその場で大老就任の命を受けて、屋敷に戻らないまま夜が空けて、幕府より正式な発表が行われたのです。

このため、直弼は娘の幸福な顔を見る時間すらも潰されて大任を背負って行くのです。

これから二年も満たない人生の間に、直弼は娘と会う時間はあったのでしょうか?

令和最初の4月23日に、そんな疑問を持ちながら彦根城内の直弼公の銅像を観に行くと…
桜まつりも中止になった公園で、直弼公はまだ咲いている桜を静かに眺めているようにも見えました。








地域通貨「彦」

2020年04月17日 | その他
今年はコロナの影響で受け取るタイミングも場所もいつもと違います。

転職していなければ、受け取りすらできなかった可能性ありました。

で、エコバッグが彦根城推しで今までのなかで一番のお気に入りになりました。







淋しい桜

2020年04月03日 | 彦根城
新型コロナの影響で、桜まつりどころか夜のライトアップまで中止になった彦根城の春。

それでも、桜は季節がやってきたら咲いてくれます。
昨年の台風で倒れた木もありましたが、それにも負けずに頑張っている姿は、何事からも逃げ腰になり問題山積みの市政とは対照的でもありました。






この桜、もっと色んな人に観て欲しかったなぁ。

今年は、博物館も人が少ないのでゆっくり眺めてきました。





意外に気になったのが、博物館入口のショーウィンドウに映る桜でした。