ちぐはぐな

 

　暖ったかいのか、寒いのか、判断に迷うような空である。実際はとても寒い日だ。

　忙しいのか、暇なのか、街中はやたら混んでいるがみんな暇そうな顔をしている。

多くは、家に居ても落ち着かないから出てきたような様子である。

　家の中には用事が山とあるのに、何一つ片付かない。やんなるが、師ではないから走らない。

 

 

　蝋梅が一輪

 

 

 

　ナンテンの波の上のススキ

 

 

 

　彼方には雪山が