ケッケッ、ジィッ、ジー。ケッケッ、ジィッ、ジー、と鶯が妙な鳴き方をしている。南の邦から押し売りされたような、中身の組成がいつもと違う、重い空気が気に入らないようである。それだけではさすがに気が引けるのか、時々咳でもするように、ケキョと鳴いてみせたりはしている。鶯ならずとも、あまりうれしい状況ではないようであるが、どうやらこの梅雨の形は、お仕着せの空で行くことになったようである。
おいでなさいましモンシロー様
斑入りのミヤマイラクサ
アカツメ
ノビルの花優勢、ムカゴはタジタジ
サワギクの咲く所