窓枠が額縁に見えるほど、外の景色を見事に切り取って納まっている、カフェで昼食。当てにして行ったところが休業日、次に選んだ所はオーバータイム。そこで思い出したのがそのカフェである。怪我の功名で、珍しいイングリッシュマフィンサンドにありついたのである。ほっとしたの、しなかったのって、しばらく脱力感に浸っていた。
「東京の従妹たちと叔母さんを連れてくると似合いそうだね。」
「コーヒーは申し分ないから、あと口に合うものがあるかどうかだね。」
ツマグロヒョウモン・メス
ツマグロヒョウモン・オス
額縁窓の眺め・(文椿から)