故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

この一発

2024-03-29 03:44:59 | よもやま話

絵のタイトルは、「はばたき」です。(小説さなさんより抜粋)
ハンググライダーは、斜面や断崖から飛び立ちます。
地面や岩から離れるときの感覚はいかに。
ええい、ままよ。
何度も練習したことを、「この一発」と決めるしかありません。


型にこだわり、振りに気を付けボールを打つ。
それは、練習場でのことです。
コースに出たら、一心不乱に「この一発」(今日のタイトル)と渾身の力で振り抜く。
昨日のゴルフでは、それだけをやり抜きました。
スコア?
聞かないでください。

掃除をする。
このごみを見逃したら、もう二度と会えないぞと拾い続けます。
張り付いた野菜くずは、爪で剥がし掃除機で吸い取ります。
床に付いた油じみは、これから洗濯するシャツでふき取ります。

草を刈る。
高い草は、上をはがし、中間を切り、根元を飛ばします。
草刈り機をフルスロットルで回し続けます。
雨上がりの草はピント立っています。
水しぶきをあげながら、なぎ倒します。

料理をする。
冷蔵庫の残っている食材を見ます。
どんな料理にしようか。
枯れた葉を取り、熱の通り具合が均一になるよう刻みます。
野菜をフライパンに投入するタイミングを計ります。
茎に熱が通ったら、葉を投入し、味付けを考えます。
もう遅かりし。
酒をぶち込み、味醂が先で、醤油が後なんてどうでしょう。
そんな具合ですから、味は都度違います。
妻は、箸をつけ、「おなか一杯」と残します。

「この一発」は不発となること多しです。
それも実力と諦めます。
だけど、振り切った。
節々がきしみ、風呂で汗を絞り、8時過ぎにはお陀仏です。
翌朝元気に目覚める。
そして、ルーチンワークができる。

2024年3月29日
(あとがき)
昆布茶の効能は、胃で糖の吸収を和らげるでした。
(筆者)
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