へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

朝比奈隆指揮 大阪フィル マーラー交響曲第8番「千人の交響曲」

2023-12-31 | 音楽


1972年 大阪フェスティバル・ホール 大阪フィル第100回定期演奏会の収録。

マーラーの巨大な交響曲、千人の交響曲をその言葉通り1000人を超える管弦楽団、独唱者、合唱団で演奏。大阪フェスティバル・ホール後方の反響板を外し、ひな壇を組み、ステージは奏者の重量を支えるために内側を補強したという。ジェケットの裏面写真は1000人の模様。左端に朝比奈隆、そこからはるか後方まで合唱団が続く。パイプオルガンは電子式となるため、奏者は写真の下方中央、そのスピーカーが写真上端に配置されているのがわかる。



演奏自体は、音程が揺れる金管、歌わない弦、硬い合唱。しかし2部に進んでいくと、このような瑕疵は気にならなくなる。マーラーの世界の大きな流れんど真ん中に身体を委ねて、フィナーレまで疾走して行ってしまう。


 
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欧陽菲菲 「雨の御堂筋 / 欧陽菲菲 歌謡デラックス」 LP

2023-12-17 | 音楽


2枚組 ベスト・アルバム。
発売年 不明。欧陽菲菲の最大のヒット曲である「ラヴ・イズ・オーヴァー」が収録されていないことから、1982年以前の発売と思われる。



妖艶なジェケットを眺めつつ、このLPのヒット曲を続けて聴くと、「大人の歌謡曲」「酒宴の夜の唄」・・・どの曲もフル・ボディ、渋く苦い あとくち が長く続く。
この頃、香港からのアグネス・チャン、台湾からの欧陽菲菲そして少し遅れて同じ台湾のテレサ・テンと 日本人は ごく普通に彼の地の歌手を受け入れ、これを認め 愛した。昨今のK-POPとの繋がりとは深さが違った。

 
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オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団『コロンビア・ステレオ・コレクション1958-1963』

2023-12-03 | 音楽


久しぶりのCD購入。 この頃は LPかハイレゾ・ファイルしか購入していなかった。でも、これは外せない。



オーマンディがのコロムビア(現在のソニー・クラシカル)に残したステレオ音源の集大成。 CD 88枚組。



数年前にモノラルのCD 120枚組が発売、当然これは 愛聴盤となる。それ以来、ステレオ録音の発売を待ち焦がれていたが、ようやく実現。 実のところ 殆どがCD、LPで重複所有となるが、これもよし。 最初のステレオ録音から フィラデルフィア・サウンドが飛び出して、感動。

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