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ぬめぬめボールペン 4本

2014-10-03 | 文具


パイロットの消せるボールペン「フリクション」がヒットしていますが、一方で摩擦係数が低くて万年筆の如く紙の上を滑らせるようにして筆記できるボールペンも市民権を得ています。各社から100円から150円クラスのプラスティック軸、そして数千円クラスの高級品が発売されています。まずは100円から150円クラスのボールペンの比較体験テストをしました。

・三菱鉛筆 JETSTREAM(ジェットストリーム)
・ぺんてる VICUNA (ビクーニャ)
・パイロット ACROBALL (アクロボール)
・ゼブラ SURARI (スラリ)
各社の0.7mmモデルを購入。

三菱鉛筆 JETSTREAM(ジェットストリーム)
ぬめぬめボールペンの代表格。このJETSTREAMの発売以来、低摩擦係数ボール戦争が勃発したと言っても過言ではありません。
「油性ボールペンの筆記摩擦係数を30~40%削減。くっきりと濃い描線。優れた速乾性。インクの直流、逆流を防止するスプリングチップ内蔵。」
こいつは、本当に紙の上を滑るように書けます。
乾きが早い、ボテが無い、かすれが無い。弱点を見つけられません。


ぺんてる VICUNA (ビクーニャ)
ペンてるらしく、ピンクやバイオレットなどのカラーインクが豊富。VICUNA (ビクーニャ)というブランドが覚えにくいという弱点があります。
「油性ボールペンインキの年度の1/40の低粘度インキ。摩擦係数が約15%ダウン。」
JETSTREAMよりは僅かに摩擦抵抗を感じます。JETSTREAMが滑りすぎて書きにくいというお方には合います。


パイロット ACROBALL (アクロボール)
フリクションが好調なので、こちらのプロモーションが少なく地味な存在です。しかしながら、ボールペンの最大シェアを持つ会社らしく、完成度の高いボールペンになっています。
「同社油性インキに比べて約1/5のインキ粘度。潤滑剤を配合し、ペン先でのボールの摩擦係数、抵抗を低減することで回転がスムーズになり、なめらかで濃い筆跡を実現した。」
VICUNA (ビクーニャ)と同等かもしくは少し摩擦係数が高めです。
乾きが早い、ボテが無い、かすれが無い。


ゼブラ SURARI (スラリ)
他社が油性インキに対してゼブラはEMULSION(エマルジョン)という油性と水性を混合したインクで対抗。さらに、他社が150円クラスであるのに、ゼブラは100円を死守しています。
「水性と油性インクを3対7。濃い筆記線。」
乾きが遅い。ボテが出る。かすれが無い。
まず、乾きが遅く手指が汚れます。これは大きな欠点。さらに紙にボテが出て、これをこすってしまうと紙の汚れが・・・。4本の中で摩擦係数が一番大きいです。


評価結果
JETSTREAMの勝利ですね。ついでACROBALLとなりますが、店頭でJETSTREAM以外を選ぶ積極的な理由はありません。ヴァイオレット色を使うためという理由でVICUNAの選択はあり得ますが。一方で選んではならないのがSURARI。これは悲しい結果です。ゼブラであれば、昔ながらの 固い油性ボールペンを選ぶのが良いかと。

三菱鉛筆 油性ボールペン ジェットストリーム SXN-150-05 黒 24
クリエーター情報なし
三菱鉛筆

ぺんてる 油性ボールペン ビクーニャ 0.7mm ブラック軸 黒インキ BX157-A
クリエーター情報なし
ぺんてる

パイロット アクロボール150 0.7mm ブラック BAB-15F-BB
クリエーター情報なし
パイロット

ゼブラ スラリ 0.7mm BN11‐BK 黒
クリエーター情報なし
ゼブラ
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1 コメント

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グリーン経済 (ラマン分校ファン)
2023-05-19 02:04:32
最近では冷間のプレス技術でGPa越えが相次いで報告されていますね。翻って考えてみるとやはり、プロテリアル(旧日立金属)製のマルテンサイト鋼の頂点に君臨する高性能冷間ダイス鋼SLD-MAGICの登場がその突破口になった感じがしますね。今ではよく聞く人工知能技術(ニューラルネットワーク)を使ったCAE合金設計を行い、熱力学的状態図解析によって自己潤滑性を付与したことが功を奏した話は業界では有名ですからね。CAE技術もさらなる可能性に満ち溢れているということでしょうね。

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