へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「泥だらけの純情」 サウンドトラック 山口百恵 LP

2023-04-23 | 音楽


1977年公開の当時の東宝のドル箱 山口百恵・三浦友和の第6作。 これも、1963年の吉永小百合作品のリメイク。



新宿のチンピラ(ヤクザの下っ端)と外交官令嬢の 棲む世界が違った二人が出会い、恋に堕ちて、最後は悲しい結末に。




この作品には挿入歌が無いため、山口百恵の歌唱無し。映画のバックに流れる音楽も無いため、淡々と映画の音声を聴くという形になる。

声だけで、山口百恵は世間知らずのお嬢様、三浦友和は肩を張って生きているチンピラの姿が頭に浮かぶ。ジャケットの写真も、「なりきり」 がわかる。
46年前の昭和の日本人の生き様が見える映画、サウンドトラック。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安田成美 「安田成美全曲集」 LP

2023-04-16 | 音楽


1984年リリース。
安田成美もこの当時の多くの女優と同じく、女優が歌ってレコードを出したという代物。彼女の場合は、これの極めつけというマーケティングがなされた。




1984年1月に宮崎駿の映画「風の谷のナウシカ」のイメージソングで歌手デビュー。なお、この楽曲は映画本編では使用されなかった。そして同年4月にファースト・アルバムをリリース。そして、この7ヶ月後の11月に本作「安田成美全曲集」というベストアルバムをリリース。この間にシングル盤が4月、7月、10月に発売。LP 1枚、シングル 4枚で この全曲集 を作って売っちゃった。




この後、安田成美はシングル 1枚、LP 1枚で新作を終了している。女優 兼 歌手 を超短期間限定で売るマーケティング。歌ははっきり言ってうまくない。本人も本気ではないのがよく分かる。それでも、このこの当時 バブリーな日本の音楽産業はこのような「消費」で潤っていた。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かぐや姫「かぐや姫おんすてーじ」 LP

2023-04-02 | 音楽


1972年発売。
かぐや姫(第2期)の2枚目アルバム、ライブアルバムとしては1枚目。

南こうせつ、伊勢正三、山田つぐと(パンダ)の3人の声質が 柔らかくて、なごむ。フォークソング全盛、良かった昭和を想い出す。







帯を観て驚き。「こうせつ・パンダ・正やん」という名前順。初期は2番3番が逆だったんだ。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする