へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

渡辺桂子 「グッバイ・ガール」 LP

2022-04-17 | 音楽


1984年発売の ベスト・アルバム。



ベスト・アルバムと言っても、この時点でオリジナル・アルバム 1枚、シングル 4枚をリリースしたという状態。



実は、私は渡辺桂子なる歌手をリアルタイムでTVやレコードで認識していなかった。 今でも「渡辺桂子」という名前から連想するのは「演歌歌手?」、「近所のおばさん」 (失礼しました)。 本名が 渡部桂子 とのことで、安易なネーミング。これだけで、マーケティング損失が甚大。
渡辺桂子は1984年3月にデビュー。そして2年後の1986年4月にTV番組で知り合った男性と渡米して結婚して引退。 こういう歌手もいたのですね。



このLPは中古レコード店で購入。ジェケット表面に本人 直筆(と思われる)サイン入り。 顕微鏡でサインを確認したところ、印刷ではなく、油性インクの筆跡であることは判明。こういうのが 550円で流通するのが、中古レコードの面白いところ。


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南沙織 「シンシア・ラブ」 LP

2022-04-10 | 音楽


1977年発売。 3枚組 36曲入り ベストアルバム。







この時点までのシングル A面 24曲 全曲収録。
あらためてこのLPを聴いて、南沙織の他のLPとの音質、音色の相違に気付き驚く。 良く言えば「鮮明」「フレッシュ」、悪い言葉だと「中高域の強調感」。
この頃にCBS/ソニーのカッティングマシンがノイマンのSX68からSX74へ更新された影響なのか。この当時バーンスターンのクラシック・レコードで従来 SX68であったものが、SX74となって「とげとげしくなった」と体感したのと同傾向。 カッティングマシンのエージング不足とカッティング・エンジニアが新マシンに馴染むまでの移行期間の影響か。
こういうことを楽しめるもアナログ・レコードの良いところ。


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木之内みどり 「十八歳の今」 LP

2022-04-03 | 音楽


1975年発売の セカンド・アルバム。

木之内みどりはオリジナル・アルバムを 8枚リリース。この中で、一番 地味で、おそらく一番売れなかったのが本作。




A面の収録曲タイトルの順が、制作者のバランス感覚を疑う。1曲目から「おやすみなさい」で始まり、2曲目が「ひと月おくれのクリスマス」すなわち 1月の歌(?)、そして3曲目がチェリッシュのカバー「ひまわりの小径」これは8月。何を想って、こういう曲順にしたのか? いくら考えても答えが出てこない。




木之内みどりは人気絶頂期の1978年にベーシストとの交際が発覚して、即座に会見を開催して引退。この潔さは、木之内みどりが持つ「危うさを伴う美しさ」が具現化したもののよう。交際記者会見して、1年後あたりに設定した さよならコンサート までフル活動して 利益を追うだろう。 即時の引退を認めた事務所も偉い。
こうやって、このレコードジャケットのような透明感のある昨日みどりの美しさが永遠に忘れ去れない。



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