へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「祈りの幕が下りる時」 東野圭吾

2013-09-30 | 本と雑誌

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講談社 382ページ 1700円+税

東野圭吾さん 59冊目(私の読書数)。
加賀恭一郎シリーズ作品。
明治座でロングランを成功させている演出家 浅居博美を訪れた幼なじみの死体が男一人住まいのアパートで発見された。そのアパートの男も行方不明になっている。時を同じくして行方が分からなくなっていた加賀恭一郎の母親の死亡が伝えられる。母親と交際のあった男にこの事件との関わりがあった痕跡があり。。。

殺人事件の捜査が進むにつれて、家族の思い、悲しみが解き明かされていきます。ここに、加賀恭一郎の行方不明になっていた母親の死がからみ、読者はどうなることか とあれこれと考えさせられっぱなしになります。このあたりは東野圭吾ならではの語り口。引き込まれました。

本作では加賀恭一郎は活躍はするのですが、出番は少なめ。スピンアウトまでは行きませんが、控えめです。
ラストは、、、多少急ぎ足すぎたかな。盛り上がりに欠けます。加賀恭一郎ものとしては、不満足です。東野圭吾さんの作品としては平均点を下回る作品でした。


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「体脂肪計タニタの社員食堂」 DVD 優香

2013-09-29 | 映画

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2013年作品。

健康計測機器メーカー タニタは世界初の体脂肪計を開発するが、モニターの評判が悪く経営への影響もささやかれる状況であった。父親で社長である谷田卯之助から息子の副社長 幸之助にこの商品発表の指示が下される。今まで最後までものごとをやり遂げることができなかった、中途半端な幸之助はタニタの社員が3ヶ月間のダイエットを実行してそれを発表するというプランを立てる。幸之助は高校の同級生であった栄養士の春野菜々子(優香)を社員食堂の責任者として迎え、ダイエットへのチャレンジを始める。

2

社員食堂のレシピ本が大ヒット。これを受けての映画制作です。
ストーリーは社員の中でも低脂肪率が40%を越える副社長を含む4名が、美味しく食べながらダイエットしていく、笑いと涙ありのコメディ。カレーが食べたい、いちごのミルフィール食べたいという気持ちと 体重を減らすという目標の葛藤。食べたいのに食べられないという苦しさをおかしく描きながら、同じものが低カロリーで食べられるようにしていく春野菜々子の凄さ。これが優香の切れの良いコメディタッチの演技でテンポ良く進んでいきます。

驚いたのが優香の演技力。過去の映画、TVドラマでは お寒い としか感じたことがなかったのですが、この作品は別人です。言葉通り 人が変わった ように上手い。見とれてしまうこと、しばしばです。なぜ、こんなに上手くなったのか? 考えてみました。私の結論は 志村けん のバカ殿様などのギャグ、バラエティ番組の経験が活かされたと。
これから注目すべき女優になりました。

3

美味しく食べてダイエットする、これにむけて社員食堂の従業員が知恵を絞り、手間暇をかけて料理を作ってくれる。いいですね。こういう話。お薦めです。


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「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」 DVD ヒュー・ジャックマン

2013-09-28 | 映画

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2009年 米国作品。

X-MENシリーズのスピンオフ 1作目。X-MENストーリーの前日譚に位置する。

ローガン(ヒュー・ジャックマン)は少年時代に父親が殺害されるのを目撃。ローガンはミュータントの能力に目覚め、殺害犯の父親を拳から生えた爪で刺し殺す。そこから、ローガンは兄ビクターと共に暮らし始め、南北戦争から2つの大戦、そしてベトナム戦争に参加して生き延びる。彼ら兄弟は不老不死の能力も持つ無敵の戦士になっていた。
ある日軍に監禁された二人のもとにストライカーが現われ、チームXに採用する。そこには様々な能力を持った兵士が集められ、機密作戦に従事していた。ある日チームXの非人道的な行動に嫌気がさしたローガンはチームを離脱。そしてローガンはカナダでケイラという女性と幸せに暮らしていた。しかし、追手が迫り・・・。

2

ローガン/ウルヴァリンの誕生までの話。非情になりきった組織と、非情になれないローガンの戦い。ローガンの命を狙う 兄ビクター。そして組織によって骨に超金属アダマンチウムを注入され最強の兵器となったローガン。

改造されたミュータントでありながら、人間の心、愛情を大切にするローガン。彼の動くところ、善意を持った人間が巻き込まれ殺されてしまう。ローガンの葛藤を軸に、しっかりとしたアクション、そして鍛え上げられたヒュー・ジャックマンの肉体を楽しむ映画です。

3

実は今までしっかりとX-MENシリーズを観ていません。こういう状態で、本作は二重丸。面白いです。もしかするとX-MEN本体よりもできがよいのかもしれません。スピンオフの続編「ウルヴァリン:SAMURAI」が作られた理由も分ります。
お奨めです。

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「呪われの家」 小酒井不木

2013-09-27 | 本と雑誌

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Kindle版 0円

大正14年(1925年)の探偵小説。
作者 小酒井不木は医学博士であったので、本作も医学のネタが豊富に使われています。

深夜十二時過ぎに小石川で「人殺しーい」という悲鳴、そして二十歳ばかりの女が地面にうずくまり地面に「ツノダ」と文字を書き息絶えた。その後左袖に血痕を付けた平岡という男が逮捕される。これに対して、名探偵 警視庁警部霧原庄三郎の「特別訊問法」による事件解決。「いくら固く口を噤んでいる犯罪者でも、その犯罪者の、本当の急所を抉るような言葉を最も適当な時期にたった一言いえば、きっと自白するもの」。事件の裏には信じがたい事実が。

関東大震災の後の混乱が残った東京。そこに体に欠陥がある登場人物。これが明かされていくと、もの悲しい事実が。
時代背景を感じながら、古き良き探偵小説を楽しみました。


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「ダーク・タイド」 DVD ハル・ベリー

2013-09-26 | 映画

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2011年 米国、南アフリカ作品。

ケイジ無しでサメと泳ぎその生態を調査しているケイト(ハル・ベリー)は、ある日チームのダイバーがサメに殺されたことを期に、サメから遠ざかっていた。その事件から1年、ケイトはペンギンやオットセイのツアー・コンダクターとして過ごしていたが、船の燃料代の支払いにも困り、銀行に船を差し押さえられそうになっていた。そうした折に、元夫のジェフが、サメと一緒に泳ぎたいという金持ちの高報酬の仕事を持ちかけてくる。ケイトは生活のためにその仕事を受けるが。。。

1

人を襲うサメと泳ぐのに、ケイトは10年かけてできるようになったが、それでも同僚を事故で亡くしている。このスリルを求める金持ちの親子。この金持ちの要求がエスカレートして、ついに。。。サメの恐怖、そしてそこに突き進んで行ってしまう人間。サメが襲いかかるシーンは、身の毛もよだつという言葉通り怖いです。

ハル・ベリーはこの映画の時点で45歳。二十歳代のように見える引き締まった肢体を見せてくれます。女優デビュー前はミスコンの常連であったことから、元が良いということもありますが、全く年を取らない、年を感じさせない体型しています。いやはや、これは参りました。

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サメの恐怖と、ハル・ベリーの美しさ。ハル・ベリーの映画ですね。ファンの私は満足。良かったです。

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「私の教え子ベストナイン」 野村克也

2013-09-25 | 本と雑誌

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光文社新書 250ページ 760円+税

野村克也さんが監督を務めた南海、ヤクルト、阪神、楽天 4チームの教え子(選手)からベストナインを選抜し解説した書。
監督として24年、その間に1565勝1563敗76引分、勝率5割。1000勝以上の監督12人の中では一番勝率が低い。これは、引き受けたチームが最下位あたりを低迷するチームばかりであったことによる。そこからヤクルトの黄金時代を築き楽天もCSへ導いた。この中で、幾人もの選手が育った。このベストナインを選ぶというのが本書の主旨。しかし、タイトルに相反して前書きでは「選手は勝手に育つものであって育てるものではない」との持論も書かれています。

まず、うれしいのが最初に「野村監督下24年のレギュラー一覧」たあります。例えば1990年の先発投手には 「宮本賢」という名前が。先発、中継ぎで活躍したアンダースローです。懐かしい。

伊藤智、古田、土橋、宮本、飯田、稲葉というそうそうたるメンバーの名前があります。古田ー宮本ー飯田という不動のセンターラインがあったからヤクルトの黄金期があったことを再認識しました。
神宮球場で観た、宮本の守備位置の深さ、この反対に飯田の守備位置の浅いこと。ショート宮本はアマチュアだと前進守備のレフトと言っても良いくらいの深い位置でボールを取ってアウトにしちゃう。センター飯田はこの守備位置だと抜かれたかと思うライナーをごく普通に取ってしまう。こんな守備はお目にかかれません。銭が取れる守備とはああいうものです。

多少脇道に入るところもありますが、良き想い出を振り返ることができた本です。お薦め。


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「サイレント・ハウス」 DVD エリザベス・オルセン

2013-09-24 | 映画

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2011年 米仏作品。

不法占領者が入ってしまった湖畔の別荘を売りに出すことにした、サラ(エリザベス・オルセン)と父親のジョン、叔父のピーターは、整理に別荘を訪れた。昔はよく使っていたが、いまではガラスが割られ、壁の内側にはカビが生え、ネズミにより電線が切られて停電の状態であった。ジョンと喧嘩したピーターは別荘を去り、そして何者かによってジョンが襲われ、ジョンは昏倒。別荘に閉じ込められたサラは暗闇の中、逃げ回る。

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出だしから、手持ちカメラの上下左右に揺れる不安定な暗い画面。手持ちカメラを活かすような場面でもないのに、こういう使い方は!ということで、この時点で「とてつもない低予算映画」であることが判明。そして、登場人物が数名、ほとんどが別荘内のシーンで撮影という本当にお安い作りでした。
停電した別荘の夜という設定であるので、薄暗い画面。この9割がたがヒロインのサラの怖がっている表情。エリザベス・オルセンの表情、恐がりかたは上手いです。これが少しでも外れたらとんでもない映画になっていました。

エリザベス・オルセンですが、全身は細身体型ですが、バストが立派。彼女が胸の谷間を強調した格好で全編活躍。これもプラス点です。彼女、ロバート・デ・ニーロ主演の「レッド・ライト」に出てました。

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さて、これ以外は・・・。結末はアンフェアの極み。怖かったかというと、そうでもない。エリザベス・オルセンを観て楽しむというところで終わる映画です。

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「事件記者コルチャック」 ジェフ・ライス

2013-09-23 | 本と雑誌

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ハヤカワ文庫 493ページ 1040円+税

1974から1975年にアメリカで放映、翌年には日本でも放映されたホラー TV番組。
新聞記者のコルチャックはいつも編集長に怒鳴られながらも、なぜか彼のまわりではゾンビや吸血鬼という怪物が絡んだ事件が多く発生する。コルチャックは場合によっては警察も敵に回しながら、事件の真相を追っていく。そしてとんでもない取材結果をテープレコーダーに吹き込み、タイプライターで記事原稿を書く。

2

このTVシリーズが始まるきっかけとなった特別枠TV映画「ラスヴェガスの吸血鬼」の原作とともう1編「シアトルの絞殺魔」の2長編が合本されて今回発売になりました。

高校の時に観ていたTV番組を思いだしました。当時としたは妙に難解で暗い、そしてよれよれになったコルチャックがテープレコーダーに事件記録を録音するところで終わる、すっきりしない気持ち悪いエンディング。それでいながら、画面に吸い込まれるような吸引力がある番組。良かったです。DVDを買ってその当時の番組を観たくなりました。

さて、本書の1編、「ラスヴェガスの吸血鬼」。これはブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」の流れをくむ正統派の吸血鬼ストーリーです。この少し前にスティーブン・キングの「呪われた町」がありました。なぜ、こういうことを言うかと、最近は「トワイライト」のヒットに見られるように、妙な吸血鬼が多すぎる。人間と恋愛したり、血を吸わなかったり。これでは吸血鬼じゃないと言いたくなるような小説や映画が氾濫しています。
これに対して「ラスヴェガスの吸血鬼」は、拳銃で撃たれても死なない、しっかりと血を吸うという立派な、強い吸血鬼が登場します。そして、コルチャックはこれに対して、十字架、聖水、杭、木槌をもって立ち向かう。いいですね。コルチャックがヴァン・ヘンシングの役割します。

久しぶりに充実した吸血鬼物語を読めました。これはお薦めです。


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「ワイルド・スピード MEGA MAX」 DVD ヴィン・ディーゼル

2013-09-22 | 映画

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2011年 米国作品。

ワイルド・スピード シリーズの第5作。
懲役25年の判決を受け刑務所へ護送されるドミニク(ヴィン・ディーゼル)であったが、ブライアン(ポール・ウォーカー)と妹のミアによって救出され逃亡に成功する。ブラジルへ逃げた彼らは昔の仲間と、列車で輸送される高級車の窃盗の仕事をするが、仲間の裏切りにあう。高級車窃盗の狙いはクルマのナビに隠されたマイクロチップ内の闇金の流れのデータであった。ドミニクはこれを知り、この闇金を強奪するためにプロを集める。

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カーチェイスを中心としたアクション映画。このシリーズの特徴、また主演男優が故なのでしょうが、荒削りなシナリオ、荒っぽい描写です。緻密なプロットとは真逆に位置する作りです。私にはやはり粗雑すぎます。アクションのシーンは迫力はありますが、現実離れしすぎているところもあり、他人がプレイしているゲームを斜め後ろからのぞき込むような感覚になります。

各国の速いクルマが登場します。日本車ではNSX、スカイラインGT-R、WRX、GT-Rなど。それぞれに特徴があり、例えばエンジンの搭載位置、駆動方法で走りが違うのに、単に速く走るところを映すだけ。各車のクセや強みを描いてくれたら、それだけで評価は二重丸になるんですがね。

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やはり、このシリーズは私には合わないです。

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「恋愛曲線」 小酒井不木

2013-09-21 | 本と雑誌

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Kindle版 0円

大正15年に新青年に発表された小酒井不木のサスペンス小説。
登場人物は僕とA君とA君の婚約者の彼女。
「親愛なるA君!」で始まる手記。A君の結婚の贈り物として、医学者の僕は「恋愛曲線」という研究結果を捧げる。
感情の変化により心臓を流れる血液の状態が変化することを発見し、「失恋曲線」を描き出すことに成功。ついで人間の心臓を使って「恋愛曲線」を描き出す。

小酒井不木を読むのは初めて。当時はかなりの人気作家だったようです。
東京帝国大学の医学部で学んだ医学者であり、推理作家。従って、本作も動物実験から始め最後には人体で、、という恐ろしい流れ。そして最後にはあっと言わせる仕掛けが。
どんでん返しに馴れている現代の読者は途中でこのどんでん返しを予見することができるでしょう。
当時は心臓の手術をする、そしてそれが復讐となって というストーリー展開に読者はぶったまげたでしょうね。
たまにはこういう古典を読むのも良いものです。

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