へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

南沙織 「南沙織ヒット全曲集」 1974年盤 LP

2021-11-28 | 音楽


当時の4チャネル・ステレオ・ブーム(もしくはオーディオ機器メーカーとレコード会社が作ろうとしたブーム)に応じて、1974年の年末商戦にCBSソニー(当時)が自社の所属歌手のベスト盤をSQ方式4チャネル・ステレオで発売。この南沙織は全12曲中 6曲がSQ方式。



この頃のレコード会社は年末になると売れ筋歌手のベスト盤を毎年リリースしていた。ややこしいのは、この南沙織もそうなのだが、「南沙織ヒット全曲集」の同じタイトルで1974年、1975年リリース。ジャケットは当然のことながら、収録曲も違うのに 同タイトルは 管理上まずい。



このLPの価値は、収録曲の何曲かがボーカル別テイク。さらに、そのテイクがCDで再発されていないというところ。



あらためて聴くと、「傷つく世代」のイントロのエレキ・ギターなど、編曲の斬新かつ巧みさとバックの上手さにたまげる。


GOLDEN☆BEST 南沙織 コンプリート・シングルコレクション
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小柳ルミ子 「お久しぶりね」 LP

2021-11-21 | 音楽


1983年リリースの ベスト盤。



「わたしの城下町」、「瀬戸の花嫁」、「京のにわか雨」、「漁火恋唄」、「星の砂」 などのヒット曲と、当時の最新曲「お久しぶりね」などを収録。


あらためて聴くと、年を重ねた小柳ルミ子が歌う「お久しぶりね」が、豊潤な味わい。初期の初々しくフレッシュな小柳ルミ子も良いが、少し妖しい艶っぽさも良いねぇ。





ところで、このジャケット写真は何なんだろうと、未だに解明できず。窓の向こうに大きな 日本猫。 何を言いたかったのか? 謎が解けません。


ゴールデン☆ベスト 小柳ルミ子 シングル・コレクション
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石野真子 「石野真子さよなら公演完全収録LIVE」 LP

2021-11-07 | 音楽


1983年3月5日リリース。 1981年8月30日の「さよならコンサート」のライブ収録、3枚組。








この収録とリリース日のギャップ。セールスのためには、引退のコンサート・ライブはその熱が冷めないうちに発売するもの。それが2年半ほどのすれがある。 マーケティングの観点ではおかしなLP発売時期である。




「さよならコンサート」の翌月、石野真子は長渕剛と伴に婚約記者会見。そして、翌年(1982年)1月、石野真子 20歳にて結婚。しかしながら、二人の間に何かがあって 1983年に離婚。そして1983年5月に復帰の記者会見。その2ヶ月前に この ライブアルバムが発売されている。

推理:離婚の前から二人は別居しており、石野真子はかなり早い時期に復帰を決めていたと考えられる。そこで、復帰の記者会見の2ヶ月前に、当時は発売の予定が無かったライブ収録を、LP 3枚組として構成して発売。これで、復帰のブースターとするという戦術であったのではないか。


ゴールデン☆ベスト
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする