インプレス 222ページ 1480円+税
プログラマーの世界は無駄をそぎ落とすための原理や仕組みがある。そこから導き出される仕事術を解説した書。
はじめに から
「最速」それはプログラマーなら誰でもが心がけているキーワードである。プログラマーにとって最も重要な関心事は、効率化だ。 世界でもプログラマーほど個人の生産性の違いに大きな差がある職業も珍しい。 現代、仕事といえば大半が情報処理だ。 ホワイトカラーの仕事の中で、情報処理でないものを探すほうが難しいほどだ。であれば、最速の仕事術をプログラマーが知っているというのは言いすぎにはならないだろう。
メモ
・小さな振り返りの積み重ねがベテランの味
経験を積んだプログラマーは大きなバグは繰り返さない。
・なぜプログラマーはダンドリができるのか
アーキテクチャがしっかりしていれば、引き継ぎも簡単だ。
時代に合わせてアーキテクチャに変更を加えながら、どんどん洗練させていく。それが結局は長期的に見てケアレスミスをなくし、仕事の効率を上げる最強の方法になるのだ。
・想定外を想定しておく
フェイルセーフ、フールプルーフ
・好かれるリーダーよりやりきるリーダーになれ
仕事を完遂できる人間
・行動や反応を予測しやすい人がリーダーとして成功しやすい。
久しぶりの あたり のビジネス書。「こういう発想もあるのか」、「ここのツボを押さえるのか」という気付きが多数あり。
お薦め。
最速の仕事術はプログラマーが知っている | |
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