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マランツ プリメインアンプ PM5005 その2

2016-10-14 | オーディオ


不調になった サンスイ AU-α607XR に代わり、アマゾンで40%オフ で販売されている マランツ PM5005 を購入したのは前回の書き込みの通りです。

この機会にサンスイのアンプについてメモを残します。

AU-α607XR。 これは1994年の製品です。
サンスイの型番は 607、707、907そして後半には507シリーズが登場。最初のAU-607は1976年発売、69,800円。そしてAU-D607、AU-D607Fというように進化、毎年モデルチェンジ。
1984年のAU-D607Xの定価が79,800円。これが有名な 798アンプ戦争です。オーディオ専業メーカー、家電メーカーが79,800円のアンプを発売して、ベンチマークたるサンスイ 607と競い合います。しかしサンスイは次々と現れる、新技術搭載機種、物量投下機種に負けることなくトップを走り続けます。そしてじわじわと価格が上昇。1994年のAU-α607XRにて定価89,800円に至りました。これが私の愛機。この前のAU-α607KXで パネルカラーがブラックに加えて当時流行のブロンズが選べるようになりました。
このあたりで、オーディオ・ブームが過ぎて業界に秋風が吹き始めて、家電メーカーの自社ブランド・オーディオ製品撤退が始まり、専業メーカーも少し様子が変わってきたかなという状態。
607も翌年の1995年はAU-α607MRでは定価99,000円、1997年のAU-α607NRAは10,8000円と10万円越え。そして1999年の607最終モデルAU-α607NRAIIは119,000円になりました。この後に東芝が製造終了した時にサンスイがまとめ買いしたMOS FETを使ったAU-α607 MOS Limitedが 180,000円で登場。これが最後のサンスイアンプです。このMOS FETのアンプは欲しいです。

購入時にブロンズかブラックか悩みました。サンスイはブラック というイメージが勝ってブラックを選択しました。



奥行きが大きくて、通常のオーディオラックからはみ出します。



巨大なスピーカー端子を装備しています。この大きさもあって、取り回しは良くないです。



充実した入出力端子。PROCESSORはヤマハなどの音場創造装置を接続します。
PHONOのMM、MC切り替えスイッチがこのようにリアパネルにあって、操作性は最悪。カートリッジをMC型、MM型交換するたびに、裏面に手を回して手探りでスイッチを押し込んでいました。



こうやってラックから取り出すには、準備体操が必須です。そうしないとぎっくり腰になってしまうという重量があります。
良いアンプでした。やはり修理ですね。

marantz プリメインアンプ シルバーゴールド PM-5005/FN
クリエーター情報なし
Marantz
コメント
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