2030 老人はいぶし銀のような存在
素敵な木造家 茨城県筑西市(旧下館市)
介護に関わってから
老人の代名詞として
「銀」という文字が気になりだした
銀は金とは違い
地味で華やかさはないが
長年の経験につちかわれた渋みを感じさせる
それを人はいぶし銀の輝きと呼び
くすんだ灰色の銀ではあるが
味わいのある灰色となる
老人はいぶし銀のような存在であり
それぞれに人生の労苦や歓喜が
顔や手指に皺が刻まれ
無二の存在であり輝きを放す
「銀の紬」は老人の持っている
人生のアートや可能性を引き出し
最後の糸を紡(紬)ぎ編む
そんな想いを抱きながら
自分の老いとも重ねあわせ
銀の糸を紡ぐ
素敵な木造家 茨城県筑西市(旧下館市)
介護に関わってから
老人の代名詞として
「銀」という文字が気になりだした
銀は金とは違い
地味で華やかさはないが
長年の経験につちかわれた渋みを感じさせる
それを人はいぶし銀の輝きと呼び
くすんだ灰色の銀ではあるが
味わいのある灰色となる
老人はいぶし銀のような存在であり
それぞれに人生の労苦や歓喜が
顔や手指に皺が刻まれ
無二の存在であり輝きを放す
「銀の紬」は老人の持っている
人生のアートや可能性を引き出し
最後の糸を紡(紬)ぎ編む
そんな想いを抱きながら
自分の老いとも重ねあわせ
銀の糸を紡ぐ