春夏秋冬 / 老い楽の詩

老い始め、老い逝くまで、楽よりも苦の方が多く待ち受けている。束の間だけでも喜びや感動、笑いあえる「楽」があれば幸せ。

#600;上手な介護サービスの活用処方 第51話「認定調査の項目」 〔48〕 「話がまとまらない」

2017-12-10 10:56:26 | 上手な介護サービスの活用処方
上手な介護サービスの活用処方 第51話「認定調査の項目」 〔48 
         4-15 話がまとまらない(有無)

 ここでいう「話がまとまらず、会話にならない」行動とは、話の内容に一貫性がない、話題を次々
と変える、質問に対しては全く無関係な話しが続く等、会話が成立しない行動のことである。


1.ない
2.ときどきある
3.ある

 いわゆる、もともとの性格や生活習慣等の理由から、会話が得意でない(話下手)等のことではなく、
明らかに周囲の状況に合致しない行動のことである。


認知症の症状が進むと、相手が話されている言葉そのものの意味がわからず会話が成立しなかったりする。
認知症高齢者にも取り繕いがあり、一見会話ができているように見えている場合もあるが、実際は話の内容について理解していない。

認定調査とは別に、日常生活において
認知症老人の話が間違っていたり、まとまっていなかったとしても、
それを訂正したり「間違いだよ」と言ってしまうと
その人とは話をしなくなってしまう。

認知症老人同士が会話している脇で聞いていると
お互いに話が噛み合っていなくても
相手の話を否定せずに聴いているから、
ふたりの会話は続いている。
認知症老人から「聴く」ことの大切さを学んだ
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#583;上手な介護サービスの活用処方 第50話「認定調査の項目」 〔47〕 「自分勝手に行動する」

2017-12-04 17:38:43 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第50話「認定調査の項目」〔47            
            4-14 自分勝手に行動する(有無)

 ここでいう「自分勝手に行動する」とは、明らかに周囲の状況に合致しない
自分勝手な行動をすることである。


1.ない
2.ときどきある
3.ある

・いわゆる、性格的に「身勝手」「自己中心的」等のことではなく、
 場面や状況からみて不適当な行動があるかどうかで選択する。


・家族の話では、昔から自分勝手に行動することがあって、性格的に「身勝手」「自己中心的」等
 のことで、周囲の状況に合致しない行動ではないため、「ない」を選択する。

・深夜近くに「買い物に行くからついてこし」といって聞かなくなることが週に2~3回ある。
 周囲にあいている店はないが、靴を履くまで納得しないことも多いことから「ある」を選択する


実際の認定調査では、「自分勝手に行動する」の項目で「ある」を選択するケースは少ない。
性格的に「身勝手」「自己中心的」な人が、認知症になったとき、周囲の状況に合致しない「身勝手」「自己中心的」な行動
をとり、「大声を出し」たりする。
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#582;上手な介護サービスの活用処方 第49話「認定調査の項目」 〔46〕 「独り言・独り笑い」

2017-12-04 02:46:49 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第49話「認定調査の項目」 〔46
            4-13 独り言・独り笑い(有無)

10日ぶりの「認定調査の項目」の掲載となりました

ここでいう「意味もなく独り言や独り笑いをする」行動とは、
場面や状況とは無関係に(明らかに周囲の状況に合致しないにも関わらず)、
独り言を言う、独り笑いをする等の行動が持続したり、
あるいは突然にそれらの行動が現れたりすることである。


1.ない
2.ときどきある
3.ある

・性格的な理由による独り言や独り笑いは、「ない」になる

・家族の話では、昔から独り言の癖があるとのことであるが、
 場面や目的からみて不適当な行動ではないため、「ない」を選択する。

・なにも無いところに向かって一人で話しかけていることが週1回ほどあるので、
 「ある」を選択する


認定調査を行っていて、4-13独り言・独り笑いの項目は、実際には「ない」を選択することが多い。
「独り言」「独り笑い」をすることが、認知症状に結びつくか否か、家族はなかなか判断できないところがある
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#563;上手な介護サービスの活用処方 第48話「認定調査の項目」 〔45〕 「ひどい物忘れ」

2017-11-23 05:55:56 | 上手な介護サービスの活用処方
上手な介護サービスの活用処方 第48話「認定調査の項目」 〔45             
                4-12 ひどい物忘れ(有無)

ここでいう「ひどい物忘れ」行動とは、認知症の有無や知的レベルは問わない。
この物忘れによって、何らかの行動が起こっているか、周囲の者が何らかの対応をとらなければ
ならないような状況(火の不始末など)をいう


1.ない
2.ときどきある
3.ある

・買い物のたびにスーパーで大量の卵を購入し、冷蔵庫の中には、食べられる量以上の卵が
 入れられているため、「ある」を選択した。

・電話の伝言をし忘れるような、単なる物忘れは含まない。
・周囲の者が何らかの対応をとらえなければならないような状具体的な況について、認定調査員に話すことが大切です。
・食事をしたことは覚えていないが、しつこく食事を要求するといった行動はないため、「ない」を選択する。
・火を使わないように伝えているが、自分では調理できると思っており、ガスをつけっぱなしにし、鍋を焦がすことが
 月に2~3回程度みられるため、「ときどきある」を選択する。家族はが気をつけているが、目を離したすきに火を
 使うことがある。


※『認定調査員テキスト』改訂版 平成21年8月では、「ひどい物忘れ」行動とは、認知症の有無を問わない
としているが、実際には認知症の症状により日常生活に支障が出てきている。「ひどい物忘れ」行動により、
火の不始末や同じ物を何度も買い冷蔵庫の中に多量にあったり、また浴槽が溢れても水をはったりなどの行為がみられ、
日常生活に支障が出ていることなどを、認定調査員に話されるとよいでしょう。
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#559;上手な介護サービスの活用処方 第47話「認定調査の項目」 〔44〕 「物や衣類を壊す」

2017-11-21 00:08:09 | 上手な介護サービスの活用処方
  上手な介護サービスの活用処方 第47話「認定調査の項目」 〔44              
    4-11 物や衣類を壊す(有無)

・「物を壊したり、衣類を破いたりする」行動の頻度を評価する項目である
・実際に物が壊れなくても、破壊しようとする行動がみられる場合は評価する。

1.ない
2.ときどきある
3.ある

・食事中に、お椀を地面に叩きつけるような行動が、月に数回みられることから、
 「ときどきある」を選択する。樹脂製のため壊れることはないが、食べ物が
 散乱するため掃除が手間になっている。

・気に入らないことがあると周囲のものをとって投げることが月1回あり、
 家族は掃除等に 手間を要している。頻度より「ときどきある」を選択する。

・壊れる物を周囲に置かないようにする、破れないようにするなどの工夫により、
「物を壊したり、衣類を破いたりする」「行動が見られない場合は、「ない」を
 選択する。この場合予防的手段が講じられていない場合の状況、発生する介護の手間、
 頻度について特記事項に記載する。


介護保険制度がスタートする前は、介護施設に勤務していたことがあった。
そのときは、認知症老人は、シーツを破いたり、枕を破り、籾殻を出したりしていた。
認定調査を行っていて、在宅では上記のような行為はほとんど耳にしない。
よく耳にするのは、紙おむつを外し、紙おむつをちぎったり破ったりしている。
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#555;上手な介護サービスの活用処方 第46話「認定調査の項目」 〔43〕 「収集癖」

2017-11-19 19:56:09 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第46話「認定調査の項目」 〔43
                4-10 収集癖(有無)

ここでいう「いろいろなものを集めたり、無断で持ってくる」行動とは、
いわゆる収集癖の行動のことである。


1.ない
2.ときどきある
3.ある

・昔からの性格や生活習慣などで、不要と思える箱や包装紙等を捨てないでいるが、
 明らかに周囲の状況に合致しない行動であるため、「ない」になる。

・毎日外に出て石を拾ってきて自室内に保管している。収集した石を勝手に廃棄すると
 本人が怒るため、家族はそのままにしている。この場合は「ある」になる



収集癖のある認知症老人はおられるのであろうが、私の場合
また介護相談や認定調査などにおいて遭遇したことがない。
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#551;上手な介護サービスの活用処方 第45話「認定調査の項目」 〔42〕 「一人で出たがる」

2017-11-18 13:13:34 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第45話「認定調査の項目」 〔42
              4-9 一人で出たがる(有無)

「一人で外に出たり目が離せない」行動の頻度を評価する項目である

1.ない
2.ときどき
3.ある

・以前は目を離すとすぐに家の外に出てしまっていたが、 下肢の筋力低下が進んでからは、
歩行ができないため、 実際に外に出て行くことはないため、「ない」を選択する。


人間は(他の動物も同じ)外に出たがる生き物だと思う。
 家の中にジッとしておれない。それは認知症老人だけに限ったことではない。
 ただ時(時間)と場(状況)を考えなずに「(一人で)外に出たがる」から
 介護者は困ってしまう。
・介護施設やサービス事業所のなかで、利用者が「一人で出たがる」とき、行動を制止せず
 手が届く距離間をとり後ろからついていったりなどの見守りが必要である。
 サービス利用中に歩行など運動することにより、適度な疲労感と外に出たいという
 欲求を実現することで、自宅に帰ってから「外に出たがる」ような行為は消失していくことに
 つながっていく・・・・・。

 
 
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#547;上手な介護サービスの活用処方 第44話「認定調査の項目」 〔41〕 「落着きなし」

2017-11-16 07:29:51 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第44話「認定調査の項目」 〔41
              4-8 落ち着きなし(有無)

ここでいう「”家に帰る”等と言い落ち着きがない」行動とは、施設等で「家に帰る」と言ったり、
自宅に居ても自分の家であることがわからず「家に帰る」等と言って落ち着きがなくなる行動のこと。
「家に帰りたい」という意思表示と落ち着きのない状態の両方がある場合はのみ該当する。


1.ない
2.ときどき
3.ある

・単に「家に帰りたい」と言うだけで、状態が落ち着いている場合は含まれない。

blog512「徘徊」や「一人で出たがる」(次回掲載)とも関連してくる
・認知症が進行してくると、ここがどこだかわからなくなり、そわそわし椅子から立ち上がり歩きだす。
・認知症を抱えている女性の場合、「家に帰る」と話されるが、よく聞くと「実家に帰る」の意味が多い。
・ちなみに男性は「~に行く」「~に出かける」と言い、それは「会社に行く」「仕事に行く」と言って、落ち着きがなくなる。

デイサービスやグループホーム、介護施設などで、認知症老人が落ち着かずそわそわし立ち上がったり、歩いたりするとき、
一概に「落ち着きがない」「徘徊がある」「出たがる」などの行為は本人の問題にしまいがちである
それは、介護職員のかかわり方に問題があるのではないか・・・・。
「自分はここに居てもいいんだ」というような場の雰囲気をつくることが大切になってくる。
「できる」ことをお願いしたり、お願いしたことが不十分であっても「ありがとう」と言葉をかけ、
「自分は役に立っている」、
ここには自分の居場所があると感じさせると、落ち着きが出てきます。
それを「坐っていなさい」、立ち上がると「どこへ行くの」などと言ったり、指示や命令などが多いと、
ここは自分が居てはいけないと感じてしまい、「家に帰る」「子どもが待っているから帰る」等と言って立ち上がり、そわそわする。
利用者がそわそわした行動になると、介護者(事業所、介護施設)のサービスが貧しいのだな、と反省する方が先なのかもしれない。
認知症老人は正直なのである。感情を隠さずそのまま行動に出していく。
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#543;上手な介護サービスの活用処方 第43話「認定調査の項目」 〔40〕 「介護に抵抗」

2017-11-15 08:33:25 | 上手な介護サービスの活用処方
上手な介護サービスの活用処方 第43話「認定調査の項目」 〔40             
               4-7 介護に抵抗 (有無)

1.ない
2.ときどきある
3.ある

・介助のあらゆる場面で、介護者の手を払ったり介護を拒否することが、
ほぼ毎日ある。他の介護者が話しかけ、気持ちを落ち着かせねがら介助を
行っており、介護の手間となっている。

・単に言っても従わない場合は含まない。


実際に認定調査を行うが、「ない」方の方が多い。
・上記の通り、「トイレやふろ場に行くよう」声掛けしても、従わずにいる場合は、「ない」になる。
・トイレに連れて行き、「紙パンツを下げますよう」と声かけしながら介助を行うと、紙パンツに手をかけ抵抗する場合は
 「ある」また「ときどきある」を選択している
声かけ等により行動を促しても、本人自ら行動できないよう拒否してしまう態度が、
 あるかないかで判断する。
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#541;上手な介護サービスの活用処方 第42話「認定調査の項目」 〔39〕 「大声をだす」

2017-11-14 16:13:50 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第42話「認定調査の項目」 〔39               
               4-6 大声をだす(有無)

ここでいう「大声をだす」行動とは、周囲に迷惑をとなるような大声をだす行動のことである。
1.ない
2.ときどきある
3.ある


・もともと、性格的や生活習慣から日常会話で声が大きい場合等だでけでなく、場面や目的からみて
 不適当な行動があるかどうかで選択する。

・実際の認定調査では「大きな声をだす」といった調査対象者は少ない。
 女性はほとんどみられない。
 元々亭主関白な人や女性を見下すような男性は 自分の我儘を通そうと大きな声をだす場合が多々見受ける。
 それに認知症が重なりあうと、注意しても注意されたことの意味や言葉がわからず大きな声をだしてしまう。
 デイサービスや介護施設の場合、他の利用者もおり、自分をかまって欲しく大きな声をだす。
 「自分はここに居るぞ~」と存在感をアピールしているのかも・・・。
 威張り散らしたり大声をあげる老人は、同性利用者からも疎まれてしまう。
 声が大きいと、介護スタッフのかなには萎縮し、言いなりになってしまいがちである。
 あるときには他者の迷惑をかけていることから、毅然とした対応をとることも必要。
 他の利用者はどう対応されているか、スタッフの原動を観察している。
 
 興奮を抑える薬あるので、認知症専門医に受診し相談するとよいでしょう。
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#537;上手な介護サービスの活用処方 第41話 認定調査の仕方で要介護度が左右される

2017-11-13 14:46:28 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第41話 認定調査の仕方で要介護度が左右される

上記の見出しで書くと
保険者(市町村)からは「そんなことはない」と言われてしまうかもしれませんが、
人間のやることです
介護施設や介護事業所、ケアマネジャーだって、人それぞれであり
気がくひと 気がきかない人 気持ちが伝わる人 余計なことはやりたくない人
さまざまです

認定調査員も同様
よく話を聞いてくれる人 機械的な人がいる
認定調査員を選べないだけに、調査内容は「運まかせ」
事務的な調査員だったとき どうしたらよいか

認定調査員は市町村職員(介護保険)、地域包括センター職員、または委託を受けた居宅介護支援事業所のケアマネジャーがなります。
なかには、市町村が認定調査員マニュアルの研修をしただけで臨時の職員(介護知識なし)に調査を実施させるところもあります。

親身な人か、事務的(機械的)な人か
人によって認定調査の結果が多きく変わる
一番困ってしまうのは
要支援2と要介護1のどちらかに分かれたとき
もしかしたら要介護1だったかもしれないのに
要支援2になってしっまった。
要支援2と要介護1では
使えるサービスが大きく変わってくる。
そういう意味で
認定調査員の調査の仕方は重要である

もし事務的な人が来て
本当に本人や家族の話を聞きとってくれたのか???
不安なとき・・・

特記事項の内容を確認する意味で
どのようにメモされたのか
お話しいただけますか、と
意見を求めることはできます。
調査員の話を聞いて
不十分なところや書き足りないところがあったら
率直に話をする
もしかしたら自分の方でも言葉足らずあるかもしれない

もしそれがだめならば、認定結果を持つ
認定決定通知に納得いかないときは
認定調査に関する情報開示を申請するとよいでしょう
本人の状態がよくなっていないのに、
要介護度が少ない数字になったときは
ケアマネジャーに相談し
区分変更の申請をするとよいでしょう。


上記の内容でわかりにくい点や説明不足のときは
お気軽にコメントへ投稿下さいませ 

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#536;上手な介護サービスの活用処方 第40話「認定調査の項目」 〔38〕 「しつこく同じ話をする」

2017-11-13 12:27:37 | 上手な介護サービスの活用処方
上手な介護サービスの活用処方 第40話「認定調査の項目」 〔38
             4-5 同じ話をする(有無)

「しつこく同じ話をする」行動の頻度を評価する項目である

1.ない
2.ときどきある
3.ある

・もともと、性格や生活習慣から、単に同じ話をすることではなく、場所や目的からみて不適当な行動があるかどうかで選択する。


・認定調査項目「3-4 短期記憶」(blog #499)とも関連性がある。
・例えば、「今日、デイサービスに行く日か」と聞かれ、「明日だよ」と答えても、その後も数回にわたり同じことを聞いたりする場合は、「ある」の選択になる。
 認知症症状があり、いま話したことやいまあった出来事ごとを忘れ、何回も聞き直すことがある。
 そのような場合は、「短期記憶障害」の箇所でも「できない」の選択にチェックされる。
 忘れるため、その日に同じことを何度でも聞き直す。
 その場合、「また同じ話をして」「さっき話したでしょう」「同じことを何回聞くの」などと、つい言葉で返ししてしまいます。
 口から言葉が出たときは仕方がないですが、先ほど同じ話を聞いたとしても、はじめて聞くような素振りで聞かれるとよいでしょう。
 なかなか同居している家族にとっては大変なことです。怒ったところで、本人はどうして怒られたのかわからないのです。
 人間関係が悪くなるだけ・・・。お互いにストレスが溜まります・・・・。
 今、話したことを忘れる。その忘れたこと自体も忘れているのです。
 
・4-5の調査項目は、本人よりも家族介護者に聞かれることが多いので、普段「しつこく同じ話をされる」言葉を 事前にメモしておくとよいでしょう。

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#532;上手な介護サービスの活用処方 第39話「認定調査の項目」 〔37〕 「昼夜逆転」

2017-11-12 05:58:24 | 上手な介護サービスの活用処方
後ろ姿の女性は、毎日、深夜「散歩」が続き、家族は疲労困憊。
デイサービスを変え、週6回のデイサービス利用、利用開始3日目で夜間「散歩」は消失。


「認定調査の項目」のブログは、内容が硬く、
似たような文章が続き、興味を引くようなところがないのでは、と思っています。
現在、要介護認定を受けておられ在宅で過ごされている人や在宅介護者に、
今後の認定調査のときに、少しでも役に立てれば幸いです。
認定調査を受けても、実際にどのような基準評価で調査が行われているのか、
わかりにくいのが実情です。
要介護認定調査の結果や主治医意見書の情報(写し)は
利用者本人が申請すれば、その情報を得ることができます。
詳しくは市町村介護保険に電話で相談されるとよいでしょう。
私が要介護認定の調査を受けたときは、その結果がどうなったか、
自分のことなので知りたいと思います。


 上手な介護サービスの活用処方 第39話「認定調査の項目」 〔37
                4-4 昼夜逆転

ここでいう「昼夜の逆転がある行動」とは、夜間に何度も目覚めることがあり
そのために疲労や眠気があり日中に活動ができない、もしくは昼と夜の生活が
逆転し、通常、日中行われる行為を夜間行っているなどの状況をいう。


1.ない

2.ときどきある
3.ある

下記の場合は、昼夜逆転にはならない
・夜更かし(遅寝遅起き)など単なる生活習慣によるもの
・蒸し暑くて寝苦しい、周囲の騒音で眠られない等の生活環境のために眠られない
・夜間頻尿のため、夜中に2~3回ほど起きる場合


・夜中にタンス等をあけて預金通帳を探し始める(週2回)などの行動は、「ある」を選択する


認知症が進むと「昼夜逆転」があり、それに「徘徊」や「転倒」が重なると
家族介護者の負担は大きくなります。
夜間起き出し、外へ出て歩き回るなどの行動にでると更に大変であり、家族の負担ははかりしれないものがあります。
疲労困憊し、介護者の方が倒れてしまいます。


昼夜逆転があるとき
ケアマネジャーがまだ決まっていないときは
地域包括支援センターに電話でもよいから相談されるとよいでしょう。


ケアマネジャーがおり、介護サービスを利用してされている場合
1)まず認知症の専門医に受診されることです。
そのときにはケアマネジャーにも同席して頂くようお願いするとよいでしょう。

2)ケアマネジャーにも相談し、ケアプランの見直しをしていただくことです。
ケアマネジャーの対応が遅いときは、市町村の地域包括支援センターに相談されるとよいでしょう
センターからケアマネジャーに連絡が入ります。


・デイサービスを利用されていない日は、夜間起き出し動き回るが
デイサービス利用日の日は、夜間起き出さずに寝ている。
そのデイサービスは、日中、リハビリや体を動かす活動をされているため、適度な疲労感により
夜眠れているのだと思います。


デイサービスを利用した日でも、夜間起き出している。
そのデイサービスはその方にとっては適切なサービスがされていないので、
活動的なデイサービスをケアマネジャーに探してもらい、デイサービスの事業所を変更してみる。
日中散歩もしてくれるようなデイサービスを探すとよいでしょう。
(夜間徘徊がある老人は「外へ出たい」という欲求が強いことから、その欲求をデイサービスで解消を図ることです)

要介護度に応じて週利用できる回数が決まります。
要介護1でもデイサービスだけのサービス利用なら、週4回は利用できます。
但し訪問介護や他のサービスを利用されている場合はデイサービスの利用回数は変わってきます
そのところはケアマネジャーは詳しいので、よく相談されるとよいでしょう


要支援2の認定を受けている方は、地域包括支援センターに相談し、要介護認定の区分変更を
お願いすることです。

区分変更の申請書を出された場合は、かかりつけ医の受診をされる際、昼夜逆転など困っている行動を話されることが
大切です。 受診のときに話されたことが、認定審査会に使われる主治医意見書に反映されます
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#529;上手な介護サービスの活用処方 第38話「認定調査の項目」 〔36〕 「感情が不安定」

2017-11-11 04:27:18 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第38話「認定調査の項目」 〔36
               4-3 感情が不安定(有無)

ここでいう「泣いたり、笑ったりして感情が不安定になる」行動とは、
悲しみや不安になどにより涙ぐむ、感情的にうめくなどの状況が自然なほど
持続したり、あるいはそぐわない場面や状況で突然笑いだす、怒り出す等、
場面や目的からみて不適当な行動のことである


・家族の話では、昔から涙もろく、昔の話などをしていたりテレビドラマをいると直ぐに泣いてしまうという
場合は、「ない」になる。場面や目的からみて不適当な行動ではないため。


実際の認定調査では、「ある」を選択することの方が少ない。
認知症や脳卒中(脳血管障害)後遺症になってから、性格が変わり怒ることが増えてきた。
認知症が進んでくると、自分の気持ち(感情)を、ありのままに出してくる。
二重人格とは違い、人間、職場でも近所付き合い、嫁姑などの関係において
嫌な感情を持っていても挨拶をしたり本音とは違う言葉で会話を行う。
それは人間関係を保つためにある。

認知症になる前、性格のきつい人は、認知症になった場合、そのまま性格がきつく出てくることもあり
怒った感情になり、デイーサビスなどでは利用者から疎まられてしまう。
会話なかで、言葉のきつさが表れ、これでは嫁姑の関係は上手くいっていなかったのだ、感じることもある。

心穏やか、柔らかな心で過ごされ、老いを迎えていくことと、感謝の気持ちを持つことが大切なのかな、と。
そのような人が老い、認知症になっても穏やかな性格で、周りから「可愛いがられる」。
人生の大先輩を「可愛がる」という言葉は不謹慎なのかもしれないが、
好かれる老人、嫌われる老人がいる(老人の世界でも同性から嫌われると、異性からも嫌われる)
それは老人でなくても、人間誰にもある。

脳卒中後遺症を持つ人の場合は、
いままで「出来ていた」ことが、「出来なくなる」など
思うようにいかなくなることで、性格が変わり怒ったするようになる。
また感情をコントロールする箇所の脳細胞が損傷されることで、泣いたり、怒ったりと感情が不安定になりやすくなる。
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#525;上手な介護サービスの活用処方 第37話「認定調査の項目」 〔35〕 「作話」

2017-11-09 00:47:59 | 上手な介護サービスの活用処方
上手な介護サービスの活用処方 第37話「認定調査の項目」 〔35
               4-2 作話(有無)

ここでいう「作話」行動とは、事実と異なる話をすることである。

1.ない
2.ときどきある
3.ある

自分に都合のいいように事実と異なる話をすることも含む。
起こしてしまった失敗を取りつくろうためのありもしない話をすることも含む

濡れたおむつをしまいこんでいるのがわかると、
「赤ちゃんのおむつを捨てていく人がいるの」
といって取り繕うことがある


箪笥の引き出しや押入れに濡れた紙おむつがあったのを発見されると
「私じゃない」「誰かが入れたんだ」と取り繕う行動がみられる

このように取り繕いの行動は、認知症が進むとみられてくる。
忘れてしまった記憶を取り繕うために、作話したり、誰かのせいにしたりするのが特徴である。
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