去る27日に仲間とのシャンソンライブを済ませました。80数名のお客様においでいただき、何とも幸せな時間を共有することができました。私も入れて5名の出演者で行いましたが、新人3名が落ち着いた社会人としてのキャリアを発揮して、お客様の共感を得たのは近来稀な収穫というべきでしょう!
シャンソンは上手に歌わなくていい! やむを得ず歌い手の生き方により、何れフランスの長い歴史のなかで培われた文化や、曲の時代背景を知ることによって、その歌い手の個性が発揮できる時が来るのです。というこことが証明されそうな一歩だった気がしています。
4人がお呼びしたバラバラな条件のはずのお客様が、統制されたかのような一体感で、落ち着いた調和を作って歌い手を乗せていただきました。
私のシャンソン歴31年の中で、特記すべき風景だったと断言できます。
これはひとえに仲間の魂の融合の証だと感じ、ただただ嬉しい限りです。私の人生の最終章で、やっとファミリーと言えるグループができたのだと自信をもって言うことができます。みんな個性的でありながら、一人も違和感のある人がいないのです。
ピアニストのまり子さんとともに、万歳!!
私の残り時間内にそれぞれが独立することを夢見て、身を賭して学び、生きる決心をしています。