生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

八ヶ岳南麓の20年前と今 桜始開

2021年04月06日 13時55分40秒 | 八ヶ岳南麓と世田谷の24節季72候
八ヶ岳南麓の20年前と今
桜始開 桜の花が咲き始める(春分の次候で、3月26日から30日まで)
ねこやなぎ(2008)





 この季節、平地ではとっくに春なのだが、こちらは未だ木の芽が堅い。いつの間にやら、北側に猫柳が大きな枝を張っていた。お隣さんに大分はみ出ている。同じ木が諏訪大社の前宮の入り口にあった。それからすると とてつもない高さになってしまう。しかし、この芽はかわいい。切らずに様子を見てみよう。
 この芽は、ちょっと前までは このように普通の形をしているのだが、ある日突然に猫のしっぽになる。ネコヤナギの樹液はカブトムシやクワガタムシ、カナブン、スズメバチの好物である、とのことなので こちらも期待しよう。ただし、スズメバチは困る。やはり、様子を見ることにしよう。

2021.4.3 
13年後の今年は、全国的には桜の開花が異常に早かったが、ここ標高1130mの桜は、蕾の形すら現れていない。開花は、5月になる。
ネコヤナギは、順調でたっぷりと猫の尻尾を付けているようだが、それは屋根のはるか上で、形を確認できないほどに成長してしまった。



歳をとると、夏草むしりが難儀になる。そこで、昨年から通路にはブルーシートを置くことにしたが、これがなかなかに良い。今年は、思い切ってロングのシートを購入して、総ての通路に敷き詰めた。



 作業中に、一羽の小鳥が見物にやってきた。ここ八ヶ岳南麓の小鳥の数は、ここ20年間で4分の1くらいに減っている。しかも、人見知りをしない小鳥は珍しくなった。以前は、ヤマガラなどが手のひらの餌に拠ってきたが、そんな小鳥はいなくなったようだ。今日の訪問者は、最近よく見かけるが、庭作業中の訪問は初めてだ。低い小枝を渡りながら、時折地面に降りて、エサを探しているようだ。作業の手を休めて、思わず写真を撮った。
このような楽しみを、あと何年続けられるだろうか。


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