接触確認アプリ「COCOA（ココア）」導入見送り中。

新型コロナの広がりをきっかけに昨年、国民へのアプリ導入を呼びかけた「接触確認アプリ「COCOA（ココア）」。ご存じのようにバグ発生のクレームが上がるもアップデートせず、使い物にならないシステムであることが暴露されてしまいました。

これを有効に活かすためには全国民（もともとスマホなどを所持されていない方も何らかの方法で完全導入）、並びに海外からの渡航者も全員導入してこそ本来の機能が発揮できるものと考えています。そもそもこのアプリ、プライバシーの観点？から法的強制力を持たせていないところに弱点があったような気がします。また、海外からの来日者のために英語版だけではなく世界の主要言語にも対応していればグッドだったかも知れません・・。

個人的には導入を見送ります。

東京2020オリンピックはトラブル続き・・。

東京2020オリンピックはトラブル続きばかりで難儀していますね・・。

これまでの流れを追ってみると、2020年開催都市に選ばれたまでは良かったのですが、オリンピックエンブレムのデザインですったもんだしちゃいましたね。誰が見ても判るような類似デザインが登録されていたため「いちゃもん」が付きました。国内外の意匠デザインなどをしっかりと精査・見極めてしてなかったのが問題だったような気がしています。

次に、国立競技場施設。競技場の施設デザインに関し実際に作るとなった場合、構造的に弱いことが判り全面見直しになりましたね。これの再検討でかなり無駄な時間を費やしてしまいました。工事費用も増額になったような気がしています。施設デザイナーと工事関係者との意思疎通が良くなかったのでは？　

次に、異常気象対策が必要となった。日本の夏～秋は異常な高温多湿が日常茶飯となっています。陸上マラソン等は過酷となるため競技場を急遽北海道に設けるになりましたね。今後のオリンピックは異常気象が起こりにくいに国でやったほうが得策かも・・。

次に、世界中に新型コロナが発生。これは全くの想定外でした。そのためオリンピック開催時期の延期となってしまいました。これは現在も蔓延していて明確な終息目処すら立っていません。ワクチンは全世界に行き渡らないといつでも何度でも再発してしまいます。

次に、今、国内外で大騒ぎになっている差別発言。主催トップの方の発した言葉が差別発言と疑われても仕方ない内容でした。そのため、ボランティアに応募していた方々の事態が相次ぐことに・・。スポンサー企業も予期せぬとばっちりを受けてしまいました。

1964年の東京オリンピック時は国内に高揚感があったことは事実でした。私はその開催時期のリアル世代なので2020年と比較してしまいますが、今回は非常に残念な思いばかりしか浮かびません。

 

2021.02.13 追加加筆

東京オリンピックオリパラ大会組織会長辞任に伴う次期会長推薦に関し、透明感のない人選を行った件でまたしてもいちゃもんが付いてしまいました。極めて見苦しい日本の大会組織と言わざるを得ません。少しでも良い方向になるよう見守りたいと思います。