KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

認知症予防になっている?

2024年05月13日 | 俳句
天気 雨

一日中、かなりの雨が降っていた。海沿いはもっと豪雨になっているのかもしれないが、このあたりはそこまでは降っていない。でも、頭は重いし耳鳴りはマックスだし、良い体調ではない。おまけにこの1週間、口唇ヘルペスが酷くて飲み物はストローがないと・・という歯抜けの幼児のような状態だ。
とはいえ、どうせ何もしない一日ならば2日後が投句締切のネット句会の句でも作るか・・と思い立つ。3月には締め切り日を一日間違えてしまったばかり。2日前なら早すぎることはない。大雨では外へ出る訳にもいかないので、「緑」「鳥」という題に合わせて写真を捜して・・

上の写真は、10年前、結社の定例吟行句会で向島百花園へ行ったときのもの。スマホに替えてすぐくらいのスマホ写真だ。門を入ってすぐの柏の木を見上げた写真。真冬でも枯葉を落とさない柏の木、その枯葉が春に落ちると新緑はとても美しかった。
園内の写真も残っていた。吟行句会に邪魔なカメラは持参しなかったので、スマホにしてからはとても助かった。

上は、カメラに没頭している人が羨ましくなって撮ったらしい写真。私もあんな恰好で撮っているのかなあ・・と想像すると恥ずかしい。

昨日の続きではないけれど・・俳句を継続していることは認知症予防になる、と言われている。俳句だけではなく、文学や芸術全般、何かを続けている人は素人の趣味でも効果がある、という。このブログの同年代のお友達、ふきのとうさんのお仲間が、認知症になったそうだ。珍しいことだ。絶対にならない、とは言えないにしても、何もしないでぼーっとテレビ見ているだけ、たまの外出はデイサービスだけ、などという人とは違うと思いたい。
季節の変化に敏感になる、節季(立夏、立冬など)を確かめるためにカレンダーは見る癖がついている、路辺に句の材料がないかな、と散歩の時に足元や風景を観る癖がついている。今の私のように外を歩けなくなれば、空を眺めて季節を感じ取る・・
24時間考えている訳ではないが、そんなことをせねば俳句は作れないから、ボケている暇はない・・というのが、私の考えではあるけれど・・でも、例外は無論あるから安心している訳ではない。ともあれ、今日は3句を作り、さっき投句した。今日のところは認知症を防げたようだ。

そうそう、認知症は糖尿病やがんなどと同じく、遺伝的要素が大きいのだそうだ。認知症の専門医の話。私の実家の関係では認知症になった親族はあまり聞いたことがないので少し安心したり。がんと血管系の病気が多い。もっとも、昔は80歳くらいで長寿と言われたから、それ以上生きていたら認知症になった親族も居たかもしれない。

山鳩のこゑ緑蔭の彼方より  KUMI
コメント (4)
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