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鉄のラインバレル第18話『メメント・モリ』の感想レビュー

2009年02月08日 14時45分28秒 | 鉄のラインバレル
まず第一に、今回はなんだかいつもより作画がキレイだったような気がしました。
矢島の葛藤や、絵美が浩一に対する想いを自問するシーンなど、今後の物語のキーとなってきそうな部分が多く含まれたシリアス展開だったので、余計に嬉しく感じました。
妹をよろしく・・・という、ある意味死亡フラグな加藤の発言もありましたし、今後の激戦を予感させますね。
ホタテを焼いて食べるシーンが本当に必要だったかはともかくとしてww

浩一の、本当の正義の味方になる宣言も、今までのお話を踏まえた説得力のあるものでしたし、主人公らしく成長している様子がうかがえて何よりでした。
そんな中、矢島の死をきっかけに正義の味方を目指した浩一の前に立ちふさがったのが当の矢島であるというのがなんとも皮肉な話ですね。

ファクターとしての強力な力を手に入れたのは浩一も矢島も同じですが、浩一はJUDAで経験を重ねるうちに精神面も強くなったといえるのではないでしょうか?
対して、矢島は元から大人びた判断能力や行動力を持っていたとはいえ、自分の気持ちを理沙子に伝える事も出来ないままなので、ある意味弱いといえるのではないでしょうか。
このあたりが今後の両者の力の差となってきたりすると、個人的に燃える展開かなと思ったりもしています。

浩一、矢島、理沙子の三角関係に、絵美(およびジャックww)も加えた人間関係が当面の課題となりそうですが、某ルルーシュとスザクの様に和解する事が出来るのか、矢島がもう一度浩一(と理沙子)をかばって死んでしまうのか、それとも矢島自身がラスボスとなってしまうのか、どう転んでも面白い展開になりそうなので楽しみです。

実際問題として、理沙子が矢島の気持ちに全く気づいていないのか、うすうす感じてはいるもののあえて気づかないフリをしているのかでかなり展開が変わりそうな気もしますね。

そんな人間関係に注目を集めさせつつ、裏では加藤が着々と何らかの計画を進めていて最後に立ちふさがる・・・的な展開が王道という気がしますが、果たしてどうなります事やら。
敵の幹部達とJUDAメンバーのライバル関係にも決着がつけられていくでしょうし、ロボットモノとしてのアクションシーンには期待出来そうですね。

この時期にサブタイトルをメメント・モリにしてくるのもたいしたものwwですが、加藤の論では確かに人類に死を想わせるという意味で本来の言葉の使い方をしていたところも印象的でした。
確かに破滅的な死という状況を乗り越えようとして新しい発展が促されたりする事もあるとは思いますが、実際に破滅を迎えた加藤たちの世界でならともかく、浩一たちが暮らす世界でそれを強制しようとするのはいかがなものかとも思います。
浩一とラインバレルには、是非ともその楔を断ち切ってもらいたいところですね。
歩みはゆっくりとしたものかもしれませんが、常に前を向き続け、人々を導く、もしくは絶望させないようにするというのが正義の味方の役割ではないかと考える次第です。

次回、第19話、『届く陽、暴かれる陰』

予告の浩一のセリフは本当に最低で笑えましたww





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