石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

クソタワケ!

2017-07-08 | マメカン


今日も麦わら帽子で散歩です。

同級生が飼っているめす犬のハナを連れて散歩に行った。

途中、黒猫ヤマトで働いている人専用の駐車場に新車のビッツが停まっていてボンネットが開けてあった。

何だろうなぁ・・・バッテリー上がりでもさせて充電中?なのかと思いながら散歩して同じ道を帰ってくると

例のボンネットを開けた車に人だかりがしていた。オイラが通り過ぎようとしたら

「そうだ!この犬に追い出してもらったら」とオバサン二人が喋ってきた。

なに?なに?なんなの?と訊いてみると車のエンジンルームの隙間に猫が潜んでいてエンジンもかけれないし困ってJAFを呼んだところだと言う。

この車の持ち主のジイサマの話ではどうも昨夜の自宅から猫の鳴き声がして可笑しいなぁとは思っていたが通勤途中でも猫の鳴き声が聞こえるのでこれはエンジンルームに猫がいると気が付いた。

それでボンネットを開けておけば逃げ出すか、出て行くだろうと思っていたが、どうも猫は出るに出れない状態ではないか?と思いJAFを呼んだらしい。

それでオバサン二人はチラシを配っている二人連れで、女性で呼べば猫が出てくるんじゃないかとジイサマが呼び止めたらしい。

JAFも気の毒だなぁ・・・猫とりまでやらされるのか・・・。

車のフロントにジャッキをかって、車を持ち上げたがおびえて、どんどん隙間の奥へ入ってゆく


そんな事をしていたら、一緒に散歩していた長女が、猫が大好きおやつのチュールをもって現れた。

持ち上がった車の下からチュールを差し出すと猫が舐め始めた。その一瞬のすきをついてJAFの人が猫を捕まえました。

ところがですね・・・捕まえた子猫・・・どうするの?・・・。

「家はお父さんが猫嫌いだから駄目だよ!」と口をそろえてオバサン二人は逃げてゆくのです。

「俺は猫嫌いだから絶対にダメ!」車の持ち主はエンジンをかける。

「どうするんですか?このままだと殺処分ですよ!」JAFの人・・・。


オイオイ!おいおい!みんなどうするの?おいおい!オイオイ!

結局、気がやさしいというか気が弱いオイラが引き受ける目になった。

けど家にはもう二匹がいて、三匹目ですよ!


しかしこの子猫、猛烈に臭いのです。たまらん臭さです。

早速風呂場で洗いました。

ゲージの中よりゲージの下の隙間が好きなようです。おびえているんだろうね。

そして早速動物病院へ連れて行きました。

検査をしてもらったら猫エイズと白血病は陰性でした。良かった良かった!

タダではありませんからね・・・二週間後に三種混合ワクチンを打ちにいらっしゃいと言われてしまった。

トホホ・・・しかしなぁ我が家に三匹目の猫だなんて・・・オイラは阿呆です。


ハナを飼っている同級生にこの話をすると、人がやさしいとか人が好過ぎるとか言うけど、ここら辺の言葉で言えば「クソタワケ!とかタワケ!」と言うよ。

笑いながら「ごくろうさま」と言ってこれをくれた。

今日は疲れ果ててしまった。だれか貰ってくれる人いませんか?この猫はめすではなくオス猫でした。名前は考え中です。








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