フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

生まれつきツラの皮が厚いのかなぁ

2018-06-10 07:31:50 | 美しく生きるという事

オババの会社、やっぱり同族会社。どつぼにはまってどっこいしょ。

泥にまみれながらもあたりを見回し少しでも楽の出来る方法を編み出すオババ、

我ながら拍手!

ところで、若い女。

社長の愛人…違います、娘だよ。

娘ってな、面倒ですな。

目に入れても痛くないんだろうね。そんなにそばに置いておきたいものかね。

朝から晩まで一緒ですか。よく息がつまらないですね。

オババが危惧するのは、それやっちゃうと、その娘、出来がさぞかし悪いんだろうな、と思われちゃよ、と言うことだよ。

そしてその娘自身、よく親と一緒にいて恥ずかしくないね、と言うことだ。

どう考えても、ツラの皮が厚いのだ。

親の金で世の中泳ぐすべを生まれつき身につけている、恐るべし2世。

なんだかな。

私には砂鉄が付いているのだろう。だから磁石に吸い寄せられる。

私は砂鉄か。

なんだかさびしいな。

砂鉄は砂鉄……と歌ってみる。

ま、いいんじゃない?だって世の中砂鉄の方が多いんだもの。

私が砂鉄だって誰も文句言わないしね(笑)

 

コメント (1)
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