花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

光陰矢の如し、、、

2018-07-07 11:10:05 | Weblog

ワクワク待っていた「ワールドカップも

とうとう終盤戦になって、世界のサッカーの中でも

イングランド ロシア クロアチア スエ―デン の 勝ち残り国と

サッカーの元祖  フランスの激突の決勝戦が控えている。

へとへとの肉体年齢で、夜中に足がつることもあったが、

今回のワールドカップは、

イッキツウカンドラドラのロンと言えるほど

完全観戦の「一手」目指して。

家事というピンズ―ハイをどんどん捨てた、

ニコニコで上がり❕(^^y

字牌 絵牌の観戦の真夜中の「らんらんと光った瞳」の婆ちゃんは

50歳若返っていました。やっと、、、

毎日の徹夜で、、、眠りながらの家事をこなしている。

 

島国の日本は、根っこに侍魂があって、、、

私は「侍はかっこいい」と、、、

心から思う「時代劇映画の最盛期」に

十代を過ごして着た。

「親子鷹」、、、

欣也ちゃんのきりりとした少年姿がむねきゅんだった。

旗本退屈男の市川歌右衛門は、あでやかな着流しで

悪者をバッタバッタとやっつけて「、、、パ、、、パ、、」

セリフにも個性の時代であった。

勧善懲悪のストーリーは

富士の山を背に、侍の笑顔で、、、映画は「終わり」だった。

女子大も、短大も、親は行かせたかったのだろうけど

スポーツの日大に進学した。

多摩川まで、長嶋選手の練習を観戦に行ったりもした、

サッカー狂のボーイフレンドが居て

クラスメートを誘ってくれた若い時代。

サッカーの試合は、

やっぱり「ヒーロの釜本さんを応援に行っていた。」

大学に入って、

「サッカーの釜本さん」の試合を観覧するようになっても

日本のサッカーは「ヒーローの釜本さん」で、

サッカーを良く知らない女学生の間でも、盛り上がっていた。

、、、、あれから、、、50年

 

サッカー人口も増え、

サッカーの本当の面白さは

息子が小学校に通うようになって、

体育の、指導教官が

「少年サッカーチーム」を作ったことに

大きな「目覚めがありました。」

息子はとうとう、、、補欠で終わりましたが、、、

サッカー少年団を結成した先生は、、、

当時は郷ひろみ系の若さとパンチのある体育の先生でした。

そして、息子たちが社会人になるころには

校長先生になっていらっしゃいました。

発足当時は、、、父兄は応援団でした。

チームの子供たちを、愛車のアコードで

札幌中の小学校のグラウンドに送り届けるのが、

手始めの父兄の応援でした。

応援団として

参加するようになって、

技術はうまいが、パスの下手な子供や、

集団の陣形がひらめかない、個人プレーの子、

足技がうまいんだけれど、、

ボールを独り占めする子、、、

教官の笛が鳴ってもマイペースの子、、、

父兄として、出来たばかりのサッカーチームの応援で

息子と観戦しながら、、、

サッカーをだんだん好きになってゆきました。

息子は大学に入ってから

「アメリカンフットボール部」に入りました。

今は、大学にはなくなってしまった部ですが、

防具が、体を守る、、、

ちょっと怖い戦いで、

比べているわけではありませんが、、、

男の世界のようで

接点を持つまでには至らないまま、、、息子は卒業して就職しました。

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サッカーは、

ボール一つで知力体力技精神の強さを競うので

私はサッカーが好きです。

サッカーは、

メンバーの全員が

「主役」になった、

しかも全員で勝ちに行く!

主婦のように、ゴールキーパーの技ありが楽しい。

それぞれの選手に、命がけのサポーターが、

顔を日の丸に染めて、叫んでいる、

 

世界の「サッカーフアン」は、、、もっとすごい!!!

TVを見ていても、

熱気が応援席から伝わってくる。

日本は、

ワールドカップのベテランの

本田選手が

年齢を超えて、

次の時代につなげるレジェンドのシュートで

日本の限界の力を出し切って戦ったが、、、

相手国のゴールキーパーは、、、すごい守り力です。

残念なシュートではあったが、

国際レベルともなると、、、

侍魂も、、、まっすぐでは

いまいち、破れなかった、

しかし、体当たりのシュートも

優勝候補の国の力には及ばなかった。

あの、本田さんでも、、ゴールを阻まれてしまった。

尋常の作戦では、、、通用しないワールドカップ!

でも、

後輩をけん引する流れをつくったと思う。

 

おそらく、全員の選手は

「自分たちの限界を出し切ったと思いました。」

最後の試合で

2対2の剣ヶ峰で、

「3点を取りに行った侍魂が、、、」

世界のトップレベルのゴールキーパーに阻まれった時

 

侍魂の一刀両断は

世界のサッカーは防げるレベルにあるということだから

これからのサッカーは「一匹狼が通じるような個人の殻をもった選手」が

さらに、

「全員で勝ちに行くという、、、矛盾した発想」のもとで、

全体を見ながら、

全員が陣形をつくりながら、

相手のチームに空間を誘いながら、

その空間に、大迫選手などが走り、、、パスで、、、シュートへと

相手のスキをつくらせる誘いのパスの研究が、シュートのメンバーのパスを受ける陣形の

パターンが、、いかに多く持てるかという

戦略が、ぎりぎりの力の勝敗を決まるような気がしてきている。

パスの送り手であり受け手であり

監督魂を持ちながら選手であり、

技術のマキシムの披露できる「体力」が必要と思ってしまった。

アナウンサーもサッカー専属アナでないと、

面白くない時代が来ましたね!

 

乾選手、、、泣いていましたね。

皆、、、勝たせたかった、、、

先制2点の今回の劇的なドラマのサッカーの試合は

後輩に一冊のサッカー聖書を残していったような気がします。

70歳半ばでこんな感動的なシーンに

真夜中に、エクサイトしたことを、忘れられないだろう、、、、有難う、、、日本!