日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

映画「風立ちぬ」~宮崎駿監督の改憲反対の願い投影

2013年07月28日 | 文化

きのう、スタジオジブリ製作の映画「風立ちぬ」を妻と観に行きました。ゼロ戦を設計した群馬県藤岡市出身の設計技師、堀越二郎をモデルにした映画。戦争の渦中にあって、美しく機能的な飛行機を追い求めた一人の設計技師の“夢”、そして美しい女性との“愛”。観終わった後、ひと筋の涙が頬を伝わっていきました。
なぜ今「ゼロ戦」なの?という思いもありましたが、「日本人というだけで、あの時代に加担したことになる。無実な人間を描くことは不可能。ゼロ戦をあがめるのも、否定するのもつまらない」「一つの仕事を一生懸命やれば、マイナスの部分が生じることもある。それでも精いっぱい力を尽くして生きるしかない、ということを描きたかった」という「東京新聞」(2013.7.27付)の記事に宮崎駿監督の真意を読み取ることができました。
小学校低学年以下のお子さんには、やや難しいかもしれませんが、必見です。

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日本共産党8議席(比例5・選挙区3)に躍進~公約実現へ全力

2013年07月22日 | 2013参院選

21日投開票された参議院選挙で、日本共産党は比例代表で目標としていた5議席を獲得。選挙区でも東京の吉良佳子さん、大阪の辰巳孝太郎さん、京都の倉林明子さんが激戦を制しました。
そして沖縄では推薦した糸数慶子さんが自民党候補を破りました。この快挙を心から喜びたいと思います。
「衆参のねじれ解消」などという誤った争点、あるいは争点隠しをはねのけて、「自共対決」を鮮明にし、自公政権の暴走をストップさせるために奮闘した日本共産党が、3から8議席に躍進。非改選と合わせて11議席を得て、議案提案権や党首討論に出られるようになった意義はきわめて大きいと思います。

支持者、後援会員、党員のみなさんに心からの敬意と感謝を申し上げます。
民主党は、44から17議席へと大敗しました。消費税、TPP、米軍基地、八ツ場ダムなどあらゆる問題で公約違反を重ね、政治不信を招いた責任が、総選挙に続いて問われた結果となりました。
今回の選挙戦を通して、「原発はなくしてほしい」「消費税増税をストップさせて」「憲法改悪を許さない」「TPPはなんとしても阻止して」「今度こそ日本共産党に頑張ってほしい」など、切実な願いがたくさん寄せられました。JAにったみどりの組合長さんからも熱烈なエールが送られました。
こうした期待の声を議席に結びつけることができて本当によかった思います。
群馬選挙区では、投票率が過去最低を更新(51.75%)するなかで、日本共産党の店橋せつ子候補は9万1905票(11.38%)を獲得。得票・率とも大きく前進させました。民主党は前回の43%の得票(12万3725票・15.33%)にとどまりました。
日本共産党が全国の比例で10%近い得票率を得たことは一歩前進ですが、党の政策と姿が広範な保守層や無党派層のところに、有権者一人ひとりのところに、十分届かなかったということも直視する必要があります。
選挙は終わりましたが、国民的なたたかいはこれからが正念場です。あらゆる問題で抜本的対案を示して、いのちと暮らし、平和と民主主義を守る日本共産党の真価が問われます。
新しい国会議員とともに、全力で頑張る決意です。

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いよいよ明日が投票日~日本共産党、最後まで政策訴え抜く

2013年07月20日 | 2013参院選

参院選最終盤の19~20日で、候補者カーと比例候補者カー、政党カーあわせて4台が前橋市内に入り、日本共産党の紙智子比例候補、たなはしせつ子選挙区候補をはじめ、塩川鉄也衆院議員、大門みきし参院議員、梅村さえこ准中央委員など相次ぎ街頭から訴えました。燃えに燃えた2日間でした。

それにしても、紙参院議員の訴えは迫力ありました。
私は、20日は比例カーの弁士として、前橋市内23か所で訴え。どこでも聴衆が出てきて聞いてくださり、「今度こそ共産党に頑張ってほしい」と激励をいただきました。
午後8時に遊説を終わって、たなはしせつ子事務所(日本共産党群馬県委員会)に戻ると、ちょうどたなはしさんが事務所前で最後の訴えを終わったところ。「17日間の選挙戦、本当にお疲れ様でした」と、たなはしさんと労いの握手をしました。やりきった充実感とともに安堵の表情を浮かべていました。
明日はいよいよ投票日。自公政権の暴走を食い止めるたしかな力、日本共産党へ。

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市田書記局長迎え街頭演説~JA組合長も共産党支持訴え

2013年07月17日 | 2013参院選

市田忠義書記局長を迎えて16日に高崎駅東口で行われた街頭演説には700人が参加し、熱気にあふれました。
自民党から脱退したJAにったみどりの橋場正和組合長が「命の続く限り組織をあげて共産党を支持する」と力強い激励のあいさつ。聴衆から万雷の拍手がおきました。
たなはしせつ子候補は、連日の遊説の疲れも見せずに「日本共産党がのびれば必ず政治が変わります」と力説。市田書記局長は、橋場組合長の応援演説に感謝するとともに、「TPPはアメリカに日本の胃袋をまるごと売り渡すもの。亡国の農政を阻止するために日本共産党をのばして」と呼びかけました。また、ねじれているのは衆参両議院ではなく、国民の願いと自民党政治だと強調。消費税増税中止、原発再稼働反対、憲法守れの声をこぞって日本共産党にと訴えました。
通りがかったサラリーマンや買い物客からも声援が寄せられました。
「自共対決」がますます鮮明となってきた参院選。「そうだ!共産党があったじゃない」という風をどれだけおこせるか、残る5日間にかかっています。

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原発再稼働反対のデモ行進(高崎)~たなはし候補先頭に

2013年07月16日 | 原発・放射能

「柏崎刈羽再稼働反対!緊急抗議行動 原発なくてもエエジャナイカ大行進」が15日、高崎市内で取り組まれ、日本共産党の店橋せつ子候補が連帯の挨拶をするとともに、デモ隊列の先頭で歩きました。私も参加しました。
出席予定だった民主党の加賀谷候補はなぜか欠席。どういう理由かは知りませんが、もし選挙日程を優先してキャンセルしたのだとすれば、主催した「原発とめよう群馬」にも、参加者に対してもこれほど失礼なことはありません。同時に、脱原発への本気度が問われることになるでしょう。
加賀谷氏の参加を期待していた人は、さぞかし落胆したことでしょう。疑心暗鬼に陥っているかもしれません。
対して、店橋さんは沼田での遊説日程をやりくりして(往復、新幹線で移動するなどそれ自体大変なことですが)、原発をなくす一点での共闘を重視して堂々と参加しました。参加者から「頑張ってね」「熱中症に気を付けて」「みんなで原発なくそうね」などの激励が相次いで寄せられました。
デモ出発前、期せずして自民党の選挙カーが近くを通りかかると、あちこちから「原発反対」「フクシマ返せ」の激しいコールが。今度の選挙で、自民党などの原発推進勢力に厳しい審判を下しましょう。
7月15日は日本共産党創立91周年記念日でした。原発再稼働反対、原発即時ゼロの願いを託せるのは、日本共産党の店橋せつ子候補しかいないということが誰の目にも明瞭になった日となりました。

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核兵器をなくそう、原発はいらない、と多彩な行動

2013年07月13日 | 原発・放射能

12日は朝宣伝から夜の会議まで、5ラウンドの目まぐるしい一日でした。
天川原町の早朝宣伝では私と支部から3人が参加して、「賃上げで景気回復を」などのノボリやプラスターを持って宣伝。メガホンで「日本共産党をよろしくおねがいします」と元気よく訴えました。
国民平和大行進の前橋市役所前の出発集会で「原発のない日本、核兵器のない世界をつくるためにともに頑張りましょう」と連帯のあいさつ。
午後は、党支部主催の参院選挙政策学習会が開かれ、19人参加しました。私が法定1号ビラのポイントを説明。「今回の選挙のキーワードは“自共対決”です。自公政権の暴走を食い止める日本共産党を大きく伸ばしてください」と訴えました。
夕方は、原発をなくす前橋連絡会の駅前宣伝行動。あいにく雷雨のため、参加者は少なめでしたが、反原連の「政党選択ビラ」を配り、参院選で原発推進勢力に審判を下そうと呼びかけました。
夜8時から党地区委員会で緊急の会議。連休中の取り組みの飛躍と、16日の市田忠義書記局長を迎えての街頭演説(正午・高崎駅東口)の成功にむけた意思統一を図りました。

投票日まであと1週間余り。マスコミによる議席予測がいろいろ報道されていますが、どれだけ多くの有権者に直接、政策と支持の訴えを届けられるか、時間とのたたかい(猛暑とのたたかい)でもあります。日本共産党がのびれば、必ず政治が変わります。

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原発即時ゼロを実現しよう~たなはし候補昼デモの先頭に

2013年07月12日 | 2013参院選

連日の猛暑の中、たなはしせつ子候補先頭に参院選でなんとしても勝利しようと、党支部・後援会一体となった奮闘が続いています。
うだるような暑さとなった11日は県庁前早朝宣伝から始まり、午前中、団地など7か所で訴え。20回目となる原発からの即時撤退を求める昼休みデモでは、その先頭に立ちました。
福島第一原発事故がいまだ収束していないのに、再稼働や海外輸出など絶対認めるわけにはいきません。即時廃炉こそ現実的で責任ある選択ではないでしょうか。
私も車長として乗り込みましたが、たなはしさんの訴えに一段と迫力が出てきたのがわかります。
それにしても自民党の山本一太候補は、日本青年会議所主催の公開討論会にも出席しない、東京新聞のアンケートにも回答しないという全く不誠実、無責任な態度。たぶん、まともに答えられないので、逃げまわっているのかもしれませんが、国民への説明責任を果たせないのでは、大臣はおろか、政治家としても失格ではないでしょうか。
そして、国民の声を聞かずに強行しようとしているのは、憲法を変えてアメリカと一緒に海外で戦争すること、社会保障を切り捨てること、働くルールを壊すこと、TPPで日本の農業をつぶすこと。こんな政治を許していいのか、今度の選挙で大きく問われています。まさにキーワードは「自共対決」です。
「自公政権の暴走を許さない一票を、日本共産党とたなはしせつ子に」

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原発ゼロの願いは日本共産党とたなはしせつ子へ

2013年07月09日 | 原発・放射能

たなはし候補が15日の「原発エエジャナイカ大行進」(高崎)に遊説日程を変更してまで参加すると聞き、「えっ?」と正直驚きました。しかしよくよく考えると、すごいことだと思います。
選挙本番中の候補者の日程をこちらの都合で変えるということは、相当な理由がなければできません。本来ならありえないことです。
対有権者との関係は言うに及ばず、乗員の手配から演説場所、食事や休憩場所の調整、その他諸々、当該地域の選対スタッフは並々ならぬ苦労をしているのです。演説場所への候補者カーの到着が数分遅れただけで、現地との信頼関係を損ねる場合もあるくらい、正確な運行が求められます。私は国政候補を2回経験し、その大変さを知っています。
「原発とめよう群馬」から、柏崎刈羽原発の再稼働申請に抗議の意思を示すためにと正式な参加要請を受けたそうですが、原発をなくす一点でのこの間の共闘を重視した、選対指導部のまさに英断といえましょう。
奇しくも、
7月15日は日本共産党創立91周年記念日でもあります。
「原発ゼロ」の願いは、思想・信条、立場の違いを超えて、こぞって、日本共産党とたなはしせつ子へ!この声と運動を大きく広げていこうではありませんか。

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猛暑の七夕宣伝で、たなはし候補への期待次々

2013年07月08日 | 2013参院選

猛暑となった7日の日曜日、午前中は朝倉町で「集い」を開催。16人が参加しました。中道なみ子市議の市政報告に続いて、私がパワーポイントを使って県政と国政について報告しました。
参加者からは「自民党の憲法改正案の内容は本当にひどい。多くの人に知らせるべきだ」「共産党が政党助成金を受け取らない理由は?」「千葉県でも放射能汚染が深刻。漁協組合長も共産党支持を表明した」「国は八ツ場ダムになぜしがみつくのか」などの意見や質問が活発に出されるとともに、日本共産党とたなはし候補への期待と激励も寄せられました。
午後は、前橋入りした店橋せつ子候補、市議や後援会のみなさんと、七夕祭りでにぎわう繁華街へ。たなはしさんが握手してまわると「頑張って」と次々と声がかかりました。
夕方は、塩川鉄也衆院議員も応援に駆けつけ、「自公政権の暴走と正面から対決する日本共産党がのびれば、必ず政治が変わります」と気迫を込めて訴えました。
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原発再稼働申請に断固抗議する~東電社長に抗議文

2013年07月07日 | 原発・放射能

  東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働申請しようとしている問題で、原発をなくす前橋連絡会は3日、東電社長あてに抗議文を送付しました。

他の電力会社4社も申請する見込みとのこと。今こそ抗議の声をあげていきましょう。

<柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働申請に抗議する>

2日東京電力は柏崎刈羽原発6,7号機について再稼働の前提となる安全審査を原子力規制委員会へ申請することを発表した。柏崎刈羽6、7号機原発は過酷事故対策も完了しておらず、直下に断層の存在も確認されている。しかも福島第一原発事故の原因は未解明であり、同原発の汚染水が増え続けている中での申請決定は国民の安全を置き去りに経営優先であると言わざるを得ない。

そもそも東京電力は原発を扱う資格はありません。東電からまともな説明もなく新潟県知事も再稼働には慎重な姿勢です。群馬県は柏崎刈羽原発から100キロ圏内に位置しており事故が起きれば深刻な影響を受けます。東京電力は再稼働申請を取り消し、福島事故の解明、収束、賠償、除染に全力で取り組むべきです。

再稼働申請に強く抗議する。

2013年7月3日 原発をなくす前橋連絡会
           代表 群馬県議会議員 酒井宏明
                前橋協立病院医師 瀧口道生

東京電力(株)社長 廣瀬直己殿