日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

中山国交相の暴言

2008年09月27日 | 旧ブログから

今日は、利根沼田地域で「つどい」2カ所、街宣1カ所、

有識者との懇談、決起集会にと走り回りました。

どこでも共産党への期待がひしひしと伝わってきました。

 

それにしても、中山国交相の暴言はあまりにもひどい。

「日教組の子どもなんて成績が悪くても先生になる。

だから大分県の学力は低い」と先生や子どもたちを傷つけて

平気な神経の持ち主なのか。あきれるばかり。

また成田空港の新滑走路建設に反対した住民を

「ごね得というか、戦後教育が悪かった」と中傷。

「日本は単一民族」という問題発言も飛び出しました。

さらに今日は、「日教組をつぶす」と右翼まがいの暴言も。

つい先程、

「大臣、明日辞任」とのニュースが流れましたが当然です。

低次元というか、

閣僚以前に人間としての品格が問われています。

政治家の資格ゼロといっていいでしょう。

議員も辞職すべきです。

麻生首相の任命責任も厳しく問われます。

自民党そのものが行き詰まっている証拠ではないでしょうか。

今度の選挙でこうした腐りきった自民党政治をおおもとから

転換するために、なんとしても政治の中身を変えるために

頑張らなければ!!


候補者会議

2008年09月26日 | 旧ブログから

今日は党本部で開かれた第7回中央委員会総会を傍聴した後、

総選挙候補者会議に出席しました。

比例候補者・小選挙区候補者が発言しましたが、

どの候補も気迫に満ちていて「なるほど」と思うものばかり。

後期高齢者医療制度の問題をはじめとして、

雇用の問題でも、農業の問題でも、憲法と平和の問題でも

日本共産党の綱領と情勢が今ほど響き合っているときはない。

大企業中心、アメリカいいなりという「2つの政治悪」と

正面から対決できる日本共産党の候補者として

これほどやりがいのある時はないと思いました。

総選挙政策をしっかりと身につけ

縦横無尽に語れるように一日一日全力で頑張っていこうと

決意を新たにしました。


街頭宣伝&八ツ場調査

2008年09月23日 | 旧ブログから

今日は前橋市内12か所で街頭演説をしました。

自民党新総裁に麻生氏が選出されたが

無責任な政権投げ出しに全く反省がないばかりか

いきづまった自民党政治にただしがみついているだけで

政治の中身を変える姿勢も立場もないことを厳しく批判。

‘ボロ隠し解散’とでもいうべき、

自民党の党利党略で解散総選挙をおこなうのではなく、

汚染米など食の安全や後期高齢者医療、派遣労働の問題など

山積する問題を徹底的に審議し、争点を明らかにしたうえで、

国民の信を問うべきだと訴えました。

車中や家の中から手を振って応援してくれる人が

あちこちで見られ、大変心強く思いました。

自宅近くのスーパー前での宣伝には

妻や家族もかけつけてくれ、勇気百倍でした。

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22日、長野原町の八ツ場(やんば)ダム建設予定地

塩川衆院議員、伊藤祐司前県議とともに訪れました。

付け替え道路の橋脚などの建設が急ピッチで

進められる一方で、水没する予定の川原湯温泉街は

1軒また1軒と家が立ち退き、さみしい感じがしました。

新しく建てられた駅前食堂でおいしいおそばを食べた後、

川原湯温泉の飲食店や牛乳屋さんから話を聞きました。

「工期が5年延長してダムの完成がまた先に延びた。

これでは生活設計がたたない。どうしたらいいのか」

「代替地も住めるようになるのはまだまだ先の話。

土地も高いし、他地区へ移住する人も結構多いのでは。

移転しても今まで通りの暮らしができるのだろうか」

などと、不安をあらわにしていました。

また、長野原町長とも懇談しました。2月に続いて2回目。

町長は「下流都県で『水が足りない』

『洪水になったら大変』ということでダムを受け入れた。

代替地には新しい家を建てたし、もう後戻りはできない」と

建設推進の姿勢を明らかにしました。

その一方で「県は、家の修繕にかかった費用の利子補給する

というが、あと何年かで壊さなければならないのに

そんな大金を出せる人はいない」と不満も漏らしていました。

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私は、八ツ場ダムが無駄なだけでなく有害なダムであり、

本体工事は絶対に阻止しなければならないと確信するとともに、

国が総事業費を4600億円と倍以上に勝手に増額し、

工期も2回にわたって延長するというずさんさに

あらためて怒りを感じました。

50年以上もの長きにわたって翻弄され、苦しめられてきた

住民への生活補償、再建を進めていくために

私たちになにができるのか考えさせられました。


吾妻路を駆ける

2008年09月20日 | 旧ブログから

19日は党綱領と日本の未来を語る集い

草津町2か所、嬬恋村1か所で開かれました。

汚染米の流通や米金融機関の破たん、物価高騰問題など

話は多岐にわたりましたが、

私はゆきづまった政治をどうしたら変えられるのか

日本共産党はどうゆう日本をめざすのか

一生懸命話しました。

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参加者の皆さんから

「国民が汗して働いたお金(税金)は国民のくらしに

使うのが当たり前。それなのにアメリカの戦争支援のために

油をただで給油したり、無駄な公共事業につぎ込まれたり

していると思うと本当に悔しい」

「戦時中は『お国のために死ね』と言われた。

今は医療費がかかるから早く死んでくれという。

高齢者を苦しめるこんな日本では情けない」

「医療にしても介護にしても、お先真っ暗だ。

お年寄りや障害者を切り捨てる政治は間違っている」

など、自公政治に対する怒りが出されました。

 

また、自民党総裁選について

「5人の総裁候補のだれがなっても同じ」

「公共の電波を使って毎日、自民党のPRするのはおかしい」

と厳しい意見が相次ぎました。

同時にこうした政治を変える日本共産党に

大きな期待が寄せられました。

集いが全部終わって家に帰ったのが午後12時前。

体は疲れましたが、本当に充実した一日でした。

 

そして、今日20日は選挙用ポスターの撮影がありました。

準備万端整えて、ちょっと緊張しながらも楽しい撮影でした。

新しいポスターがどんな風に仕上がるのか楽しみです。


総選挙本番並み

2008年09月16日 | 旧ブログから

この3日間を振り返ります。

 

16日は比例候補者会議の後、大宮駅前での

志位委員長の街頭演説に同行しました。

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数千人は集まっていたでしょうか。

その熱気といい、選挙本番並みの盛り上がりでした。

志位さんは、自民党の総裁選にふれながら

「二代続けて首相が政権を投げ出さざるをえないというのは

自民党政治そのものの行き詰まりを示している。

五人の総裁候補のだれがなっても変わらない」とキッパリ!

今度の選挙で日本共産党がのびてこそ、

政治の中身をおおもとから変えることができると力説すると

「そうだ!」「がんばれー」と声援が飛びました。

塩川衆院議員や他の比例候補といっしょに私も

宣伝カーの上から精一杯声援にこたえました。

 

15日は八ツ場ダムを考えるシンポジウムに参加するために

東京大学まで行ってきました。

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無駄なダムの象徴となっている八ツ場ダム。

さまざまな角度からいかに必要性に乏しいか

それぞれの専門家が解明しました。

建設目的の一つである利水の点でも、もうすでに首都圏では

水は十分足りていること。治水の点でも全く役にたたず、

地すべりの危険すらある。名勝吾妻渓谷の一部を水没させ、

4600億円という巨額の税金をつぎ込む必要はまったくない…

といった建設の根拠をことごとく崩していく話は

とても説得力がありました。

会場では日本共産党の塩川鉄也衆院議員もあいさつしましたが、

党派をこえた建設反対の運動が、利根川下流の1都5県で

大きく発展していることに勇気づけられました。

群馬でももっともっと世論を盛り上げていかなければ!

 

14日の日曜日には青年たちと街頭に繰り出しました。

高崎、前橋、桐生、伊勢崎を回り、青年がリレートーク。

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カエル(政治を‘変える’の意味)の着ぐるみは

子どもたちに大人気。

「がんばってー」と車中から声援も送られました。

青年たちはそれぞれ、労働条件の改善や学費の軽減、

医療現場の深刻な実態を話し、

「日本共産党は労働者、青年の力強い味方です。

曇りのない目でしっかりと見て、政治をどうしたら

変えることができるのかいっしょに考えましょう」

などと自分の言葉で訴えていました。

私は大変力強く感じると同時に

もっともっと青年の中に入っていって

派遣労働などの苦しみや悩みをともに解決するために

頑張らなければと決意を新たにしました。


憲法九条かがやく時

2008年09月13日 | 旧ブログから

今日は、憲法九条を守ろうと頑張っている人たちでつくる

「九条の会」群馬ネットワークの交流会に参加しました。

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「九条の会」事務局長の小森陽一さん(東京大学教授)

話は大変元気の出るものでした。

1年前の安倍首相の突然の辞任も、

今回の福田首相の政権投げ出しも、

自衛隊海外派兵の継続(新テロ特措法の制定・延長)という

アメリカとの約束を果たせなかったことに対しての

責任でしかなく、国民へのおわびや失政への反省など

全く眼中にない。

「九条の会」が4年前にできた時、ほとんどの

マスコミは黙殺したが、世論調査でも改憲反対が多数をしめ

参議院議員の過半数が「憲法は変えない」と答えるなど、

私たちの運動が今や改憲勢力を追い込んできている

これはすごい変化だと強調しました。

戦後アメリカの行ってきた戦争のほとんどが「自衛」の

名のもとに行われてきたと指摘し、

九条に「自衛軍」を明記した自民党の新憲法草案を

きびしく批判しました。

 

また、民主党の小沢代表は、国連決議があれば武装した

自衛隊をアフガンに送ることも合憲だと主張しているし、

鳩山幹事長は新憲法制定議員同盟の役員に名を連ねている。

「大連立」騒動もこうした流れの中で出てきたもの。

民主党も自民党も全く変わりがない話しました。

 

世界の平和のためにも憲法九条を守るだけでなく、

生かしていこうとよびかけました。

 

「全くその通りだ」と、私は何度も膝をうちました。

私は大学で憲法を学び、そのことが日本共産党に入る

バックボーンとなりました。

そして、今こそ侵略戦争反対、主権在民を命がけで

貫いてきた日本共産党の出番だと痛感しました。

九条の会の人たちと一緒に、全力で平和憲法を守る決意を

新たにした一日でした。


またも政権投げ出し

2008年09月03日 | 旧ブログから

福田首相が突然辞任を表明しました。

1日夜の記者会見を見ていて、

安倍前首相のときと全く同じだなと思いました。

いやそれ以上に、情けないなと思ったのは、

記者にむかって「あなたとは違う

などと、逆ギレしていたことです。

福田首相の個人的な資質の問題もあるでしょうが、

まさに自民党政治の衰退ぶりを示しています。

私は翌日(2日)の早朝、街頭宣伝に立ち

「首相の突然の辞任表明は、きわめて無責任な

政権投げ出しだ。解散・総選挙は当然だが

物価高や後期高齢者医療制度、派遣労働の見直し

など国政の基本問題について臨時国会で徹底的に

論議して、その上で国民に審判を仰ぐべきです」

と訴えました。

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1年前、自民党総裁選が

洪水のように垂れ流されましたが、

また繰り返すのでしょうか。

国民不在の茶番劇は見たくもありません。

だれが総理総裁になろうと

アメリカいいなり、大企業中心の「構造改革」路線を

引き継ぐ限り、自民党に未来はありません。

 

今こそ政治の中身を変えることこそ必要です。