日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

キュウリ農家

2008年02月25日 | 旧ブログから
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今日は終日、前橋でキャラバン宣伝行動でした。

原油価格の高騰が農家の経営を圧迫している問題で
大胡のキュウリ農家を訪問し、懇談しました。

1000坪のハウスでキュウリを栽培し、朝昼2回休みなく収穫をしています。
「重油の値段が1リットル80円と3年前の2倍にもなり、
年間200万円もの負担になった」
「ハウスの修理代もかさみ、利益が出ない。
このままでは後継ぎがいなくなる」
悲鳴を上げています。

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この後、酪農家を訪問しましたが、
配合飼料が1トン1万円も値上げされ、利益が4割も減っている実態を 話してくれました。
まじめにやっている農家がこの先一体どうなるのかと
不安の毎日を送っています。
農家への価格補償をはじめ、抜本的な支援が必要であることを痛感しました。


 


ハンセン病問題基本法の制定を

2008年02月24日 | 旧ブログから
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ご無沙汰してしまいました。
久しぶりにブログを更新します。

今日は、寒風吹きすさぶ中、高崎駅前で
ハンセン病問題基本法(仮称)の制定を求める請願署名に取り組みました。

いまなぜハンセン病問題なの?
そう、2001年に熊本地裁判決が出て
ハンセン病患者への強制隔離という国の誤った政策を断罪し、
その後、ハンセン病政策は大きく変わりました。

しかし、全面解決にはほど遠い状況です。
長年続けられてきた隔離施策によって、
ハンセン病入所者の高齢化が進みました。
例えば、草津町のハンセン病療養所栗生楽泉園入所者の平均年齢は、
80歳を超えました。

また、差別偏見の感情もまだまだ根強くあります。
強制隔離政策を基本とした「らい予防法」が 1996年に廃止されたとはいえ、
入所者の社会復帰はなかなか容易ではありません。
入所者は今、不安な毎日を送っています。

国は「最後の一人まで面倒をみる」と約束したにもかかわらず、
療養所の将来像についてなんの具体策も示していません。
入所者の自然消滅をただ待っているとしか思えません。
国の誤った政策で苦しめられてきたハンセン病元患者を
このまま見捨てるような国の姿勢を許すことは絶対にできません。

療養所を地域に開かれた施設にする、
医療看護体制を充実する、などを内容とした
ハンセン病基本法を一日も早く制定することこそ国の責務ではないでしょうか。
今日は若い人たちが多く署名してくれ、とてもうれしく思いました。

ハンセン病問題は決して過去の問題ではない。
一人一人が本当に生きていて良かったと思える社会にするために
私ももっともっと頑張ろうと思いました。

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