日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

青年の未来を語る

2008年08月29日 | 旧ブログから

24日の日曜日、雨の中、あやべ澄子衆院比例予定候補と

利根沼田地域に入りました。

午前中、20歳前後の青年4人と懇談しました。

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みんな素直で、自分の意見をきちんと話していました。

派遣労働者の青年は「今は待遇もいいが、前の職場では

サービス残業が当たり前だった。働く権利を知ることは

大切だと思う」と語り、フリーターの青年は「就職したいが

なかなか難しい」と話し、大学生は「経済的事情で大学進学を

あきらめている人もいる。お金の心配なく学べるように

もっと学費を安くできないのか」と、

世界の中でも異常な高さの日本の学費に怒っていました。

私は、雇用の問題でも、学費や教育の問題でも

根本的な解決の方針をしめし、

青年の願いにこたえるために力をつくしているのが

日本共産党だということを一生けん命話しました。

この中で、一人の青年が日本共産党に入党!

とても感激しました。

 

午後は農家の方から話を聞きました。

原油や穀物価格の高騰で、ビニールやプラスチック製品が

次々と値上げされ、肥料代が倍にもなり、このままでは

とても農家を続けていけない切実な状況が出されました。

800頭近い乳牛を飼育している酪農家

「飼料代も燃料代も上がり、もう限界だ。

経営努力だけでは無理だ」と政府に緊急対策を

求めていました。

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自民党農政を根本的に転換していかなければ

日本の農業は立ち行かないことを実感。

 

街頭から3か所で訴えると、立ち止まって聞いてくれる人も

いて、日本共産党への期待の大きさを感じました。


思いがけない再会

2008年08月14日 | 旧ブログから

毎日暑いです。

そして毎日があっという間に過ぎていきます。

「光陰矢のごとし」とはよく言ったものです。

この1週間(もう1週間?)の活動を振り返ります。

 

9日、群馬県原爆犠牲者慰霊式が前橋市の嶺公園で行われ、

日本共産党群馬県委員会を代表してあいさつしました。

ヒロシマ、ナガサキの悲劇を二度と繰り返してはならない。

そのためには、核兵器を廃絶することが必要です。

2010年のNPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて、

各国の政府(特に核保有国)に対して核兵器廃絶を迫る

新しい国際署名も提起されました。

原爆症認定裁判では原告側の10連勝。しかし、政府は

認定基準を少し見直しただけで

いまだに訴訟を続けようとしています。

被爆者援護のたたかいに全力をあげていきたい。

以上のような内容の追悼の言葉をのべました。

原爆碑に献花した後、参列者から

「共産党が一番しっかりしている。がんばってくれ」と

激励され、うれしかったです。

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10日は前橋市内で、11日は高崎市内で終日、炎天下

あわせて18か所で、街頭宣伝に立ちました。

車中から「頑張れ!」と声援がかかったり、

冷たいお茶の差し入れがあったりと、励ましを受けました。

 

11日の夕方、宣伝行動の後、上野村に車を飛ばしました。

520人の命を奪った日航ジャンボ機墜落事故から

12日で丸23年。犠牲者の追悼と空の安全を願いながら

神流川での「灯ろう流し」に参加してきました。

遺族の一人で父親を亡くした、バイオリニストの

ダイアナ湯川さん(22)も灯ろうを流していました。

ダイアナさんは日本人の父とイギリス人の母の二女として、

事故の1カ月後に生まれました。

英国に移住し、5歳でバイオリンを始め、

2000年には日本でCDデビューを果たしました。

12日の慰霊登山では、

ダイアナさんが父の墓標の前で

追悼演奏をした様子をテレビで放映していました。

3年前の追悼演奏のときには、

私は「しんぶん赤旗」記者としてその様子を取材しました。

実はその取材がきっかけで、

40歳にしてバイオリンを習い始めたのです。

ダイアナさんと3年ぶりに再会することができました。

昨年は御巣鷹の慰霊登山にも参加し、

また先日は映画『クライマーズ・ハイ』を観てきましたが、

事故を決して風化させてはならないという気持ちを

さらに強く感じました。


来年度政府予算で省庁交渉

2008年08月07日 | 旧ブログから

昨日6日、2009年度政府予算に対する要望を

各省庁に行ってきました。

東京は真夏の太陽がギラギラと照りつけていました。

群馬県内の党市議会議員のみなさんと一緒に、

厚生労働省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、環境省

を回り、現場の切実な声を届けました。

塩川鉄也衆院議員、あやべ澄子比例候補に同席願いました。

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厚労省に対しては、

後期高齢者医療制度の廃止や国保への国庫負担の引き上げ、

医師確保への緊急支援、妊婦健診の公費負担拡充、

学童保育の大規模施設解消のための助成などを求めました。

文科省に対しては

学校耐震化の促進、学校選択制の現状把握と中止、

原材料費高騰で学校給食を値上げしないための支援策などを

強く要請しました。

私は、赤旗記者時代を含めてほぼ毎年

省庁交渉に参加していますが、

政府の若い担当者はまだしも

上に行けばいくほど、特に高級官僚といわれる人たちは

現場の実態をまったく知らない、見ようとしていないのでは

ないかと疑ってしまいます。

生活保護の問題一つとってみても

母子加算、老齢加算の廃止で、どれだけの人が泣いているか

どんなにギリギリの生活を余儀なくされているか、

その苦しみがわかっているのかといいたい。

もとはと言えば、大企業優遇・アメリカいいなりの

自民党公明党による悪政のせいですが、

公務員=全体の奉仕者としての自覚をもって

仕事をしてもらいたいものだとつくづく思います。

そういう点でも、現場の声を直接届けることは

意味のあることだと感じました。


渋川での演説会

2008年08月04日 | 旧ブログから

昨日3日、渋川市で日本共産党演説会があり、

衆院予定候補者として、総選挙での支援を訴えました。

猛暑にもかかわらず、170人が集まっていただき

感激しました。ありがとうございました。

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塩川鉄也衆院議員が主弁士を務め、

農業や雇用、社会保障、地球環境の問題などで

日本共産党の綱領と現実の情勢とが響き合っていること、

ゆきづまった自民党公明党政治をどうしたら変えられるか

約1時間たっぷりと、わかりやすく話しました。

私は、後期高齢者医療制度を必ず廃止に追い込み、

長生きを喜べる社会をともにつくりましょうと訴えました。

会場の出口で参加者のみなさんと握手をしましたが、

多くの方から「頑張って!」と激励され、

勇気をたくさんいただきました。

さらにうれしいことに、演説会の終了後、

2人の方が日本共産党に入党を決意されました。

心より歓迎いたします。

演説会はこの間、各地で開かれましたが、どれも大成功!

6月22日、太田市藪塚で450人。

穀田恵二衆院議員・党国会対策委員長が話しました。

7月12日、伊勢崎で265人。

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7月25日、高崎で300人。

いずれも塩川衆院議員が話しました。

国民が主人公の立場を貫き

決定的場面で道理ある提案を行い、

現実政治を動かす日本共産党への

期待をひしひしと感じます。

この夏、暑さがまだまだ続きますが

私も全力で訴えていきたいと思います。


社会保障費削減反対の集会

2008年08月02日 | 旧ブログから

今日は、地域医療崩壊阻止のための県民総決起集会

参加しました。

300人以上集まっていたでしょうか。

社会保障費を毎年2200億円削減する政府に対して

医師会をはじめ、看護協会や歯科医師会、薬剤師会などが

次々と厳しい批判の声をあげていました。

集会で自民党や公明党の国会議員があいさつをしましたが、

自らすすめた社会保障費の削減に一言の反省もありません。

民主党の国会議員でさえも、

財源として消費税増税を口にするありさまです。

まったくあきれ返るばかり。

現場の実態を顧みようとしない政治家に

怒りを通り越して、情けなくなってきました。

社会保障費の大幅削減によって辛酸をなめている人たちを前に

「財政難だから我慢せよ。いやなら増税だ」といわんばかり。

医療関係者はどんな思いで聞いていたのでしょうか。

自民党公明党の県議も多数参加していましたが、

現場の苦しみをどれだけ真剣に受け止めたのか、

直接聞いてみたい衝動にかられました。

医師会の理事は

「救命救急に不可欠の挿管チューブには保険がきかず、

延命治療を断念するよう促す相談には保険点数をつける。

全く矛盾している。

アメリカ医療を模範としてきた政府の失策だ」

と厳しく告発していました。

参加者からも

「医師が足りず、医療現場はすでに崩壊している」

「社会保障費の削減断固反対」などの発言が相次ぎました。

自民党の支持基盤と言われた団体にも

今、変化のきざしが見えています。