大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆奇妙な恐怖小説群
☆ghanayama童話
☆写真絵画鑑賞
☆日々の出来事
☆不条理日記

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆分野を選択して、カテゴリーに入って下さい。

A,日々の出来事

☆( 1年間366日分の日々の出来事  )

B,日々の恐怖

☆( 日々の恐怖 )

C,奇妙小説

☆(  しづめばこ P574 )                          

日々の恐怖 1月29日  何かあってもうちは知らないから(6)

2021-01-29 21:28:23 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 1月29日  何かあってもうちは知らないから(6)




 その夜はさすがに作業を切り上げ、皆で逃げ出したという。
それからも路地での足音は変わらず毎日聞こえたらしいが、もう誰も相手にはしなくなった。

「 他にもホンットに、色々あったんですけどね。
物はよく無くなったし。
確かにそこにあったのに、ちょっと目を離したら無くなっててとんでもないとこに移動してるとか。
作業してたら肩を叩かれたとか。
トイレで用を足してたら後ろから押されたりとか。
 一階の玄関の扉が開いて誰かが入ってくる音とか、階段を上ってくる足音がして、僕たちが作業してる部屋のあたりまで来るんだけど、見てみたら誰もいないとか。
一階には誰もいないはずなのに誰かがドタバタする音がしたり、子供の声がしたり。
本当にキリがないとこでしたよ。
 どこから持ち出したのか知らないけど、僕たちが帰ろうとしたら玄関のたたきのところに、でかい洋服箪笥が斜めに突っ込んであったり。
そんなこと商店のオーナーたちはやらないし、何人かでないと出来ないし、でもそんな物音は全然しなかったし。
で、リーダーと、他の何人かはね・・・・・。」

 倉庫の戸締まりは、商店側から予備の鍵を渡され、M君たちが行っていた。
ある日も午前0時近くまで作業をして、現場リーダーと2、3人の者が戸締まりをして最後に玄関を施錠して帰ろうとした。
 玄関の戸はやはり時間が止まったままの様な、真横にガラガラとスライドさせて開閉する古びた木とガラスの引き戸で、現場から出る時は玄関の明かりも消してしまうので真っ暗になり、鍵をかける時は鍵穴のあたりを懐中電灯やペンライトで照らしていた。







童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の恐怖 1月26日  何かあってもうちは知らないから(5)

2021-01-26 18:20:00 | B,日々の恐怖





 日々の恐怖 1月26日  何かあってもうちは知らないから(5)





 音は深夜のご近所に鳴り響いており、騒ぎを聞きつけた商店のオーナーたちが来てくれないかな、などとも思ったが、その様子は無さそうだった。

” どうしよう・・・・。”

と皆で顔を見合わせ、いい歳をした男たちがおびえまくるものの音は依然として鳴りやまず、揃って青い顔をしていると、やがて壁を叩く音がふっと止み、代わりに、

” ガリッ!”

と、壁を引っ掻く様な音が聞こえてきた。
 それに、

” 何だ・・・・?”

とまたも顔を見合わせていると、

” ガリッ、ガリッ、ガリッ・・・・・。”

その音はどうやら近づいて来ている様だった。
 一階から、自分たちがいる部屋の窓へと壁を這い上って来る。

” ・・・・・・!?”

皆は目を見開け、いいっと歯を食いしばった表情でお互いの顔を、そして音が近づいて来る窓を一心に見つめた。
 と、次の瞬間、路地に向かって、

「 うるさいッ!」

と怒鳴った同僚が、部屋にあった電気ポットを持ち上げ、蓋を開けると、窓の外を見ないように顔をそむけたまま、いきなり窓を、

” ガラッ!”

と開けて、ポットの熱湯を窓の真下にぶちまけた。
 音はパタリと止んだ。
そして、同僚は顔をそむけたまま、すぐに窓を、

” ピシャリ!”

と閉めた。
部屋にはポットを握ったままの同僚の、荒い息だけが響いた。









童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の恐怖 1月23日  何かあってもうちは知らないから(4)

2021-01-23 19:27:51 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 1月23日  何かあってもうちは知らないから(4)




 路地は舗装されていない土が剥き出しの道で、昼間でも通る者はほとんどいない。
夜中であたりが静かだとはいえ、地面が土なのだから下駄の音もそんなに聞こえるわけでもなさそうなのに、やけに響き、

” うるさいなぁ・・・・。”

と窓を開けてみると誰もいない。
窓を開ける直前まで、そのカラコロという音は路地から聞こえていたのだが。

「 僕は電車通勤だったら、その時刻まではあんまりいなかったんですけど・・・・。
でも、何回か聞きましたよ。
 はじめはね、僕たちが遅くまで部屋の明かりを付けて作業してるから、近所の人が何か文句を言いたくて来てるのかと思ってたんです。
でも、窓を開けても、いつも誰もいないし。
 で、いつだったか僕が帰った後に、作業してたヤツの一人がいきなり窓を開けて、

 『 うるさいッ!』

って怒鳴ったことがあったらしくて。
そしたら・・・・。」

 窓を開けた時にはやはり路地には誰もいなかったが、しばらくすると、自分たちがいる二階の部屋の窓の真下の、一階の壁が

” ドンドンドンドン!”

ともの凄い勢いで叩かれたという。
その音に部屋にいた者たちは顔を見合わせて、

「 怒ったぞ・・・・。」
「 あ、あんなこと言うから・・・・。」

などと言っていたが、もう後の祭である。
そう言っている間にも、元々ボロ屋の倉庫の壁が砕けそうな勢いで壁を叩く音は続いている。








童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の恐怖 1月21日  何かあってもうちは知らないから(3)

2021-01-21 18:17:35 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 1月21日  何かあってもうちは知らないから(3)





 それが夜の8時くらいになると、

” ドッスンドッスン、ガタガタグラグラ!”

とひとりでに、派手に動くのだという。

「 百キロ二百キロのもんですよ。
それが勝手にガタガタ音をたてて動くんです。
それも縦揺れ横揺れ斜め揺れ入り乱れて。
みんなの見てる前で。
やかましいわ、そのたんびに本が落ちて散らばるわ。
初めはびっくりしましたけど、しばらくしたら慣れちゃって。
時間になったらコンビニで買ってきた弁当食べながら、

『 そろそろはじまるぞ・・・・・・、ほれ、はじまった。』

ってみんなで見物する様になっちゃいました。
 中にはカリカリきて、

『 うるせー!やめろ!』

とか、

『 散らかるだろ!』

とか言って棚が動いてる前で本を拾ったヤツもいましたけど、他には何も起きませんでした。」

また、怪異はこれだけではないらしく、

「 これも決まった時間なんですけどね。」

とM君は続けた。

「 倉庫の裏には細い路地があって、その向こうにはよその家が建ってて、路地と倉庫の間は生け垣になってるんですけどね。
夜中の11時を過ぎると、そこの路地を下駄でカラコロ歩くヤツがいるんです。
ただ歩いて通り過ぎるんじゃなくて、僕たちがいる倉庫のあたりを何度も何度もずーっと行き来し続けるんですよ。」







童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の恐怖 1月19日  何かあってもうちは知らないから(2)

2021-01-19 20:01:59 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 1月19日  何かあってもうちは知らないから(2)




 作業場所に提供された倉庫というのは古い、木造モルタル建ての建物で、元々は倉庫として建てられたものではなく、普通の住まいとして建てられたらしい家だった。
 実際、建物のあちこちには生活臭のあるテーブルや箪笥や本棚や子供の玩具や、オークションに出せばレトロ品として売れそうな古いテレビやラジオが乱雑に置かれており、箪笥の引き出しには、埃まみれになって変色した衣類がきちんと畳んで詰まったままになっていたという。
 そういった物を隅に押しやって、商店のイベントの看板や景品の残りや、もう使わない様なものがまた乱雑に積み上げられているだけの、倉庫とは名ばかりのガラクタ置場の様なところだった。
 M君は、

「 酷いでしょ、そんなとこで作業させるのって。
もちろん本番稼動でパソコンやプリンター置くのはお店の事務所なんですけど、その事務所が狭くて僕たちが座る場所が無くって、準備作業はボロ倉庫でやる事になったんです。
作業してたのがまた真夏の暑い時期で、クーラーはとりあえずありましたけど、これまた年代物の古~い、昼間はほとんど冷えない様なボロでした。
狭い部屋に野郎ばっかりひしめいて、汗ダラダラかきながらプログラム作ってたんですよ。
それで痩せましたもん、僕・・・・。」

とブツブツ言っていた。

「 それで、そこで毎日同じ時間の頃に見られたのがね・・・・。」

 M君たちが作業していた部屋には、高さ1メートル80センチ、幅1メートル程のスチール製の本棚があり、棚にはプログラム仕様書の分厚いファイルや環境設定マニュアル本などがぎっしりと並べられていた。








童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の恐怖 1月16日  何かあってもうちは知らないから(1)

2021-01-16 10:46:22 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 1月16日  何かあってもうちは知らないから(1)




 派遣現場で一緒に仕事をしていたM君から聞いた話です。
以前、M君は某個人商店のプログラム作成を担当していた。
 開発作業場所に提供されたのは、商店裏庭の二階建て倉庫の二階の、六畳程の狭い部屋だった。
そこにリーダー、設計者、プログラマー、テスト担当者、といつも6、7人の20代から30代の男性ばかりがひしめいて作業していたという。
 プログラムの多くは自社ですでに作成されていたが、それを本番環境に乗せて調整するのに手間取り、本番稼動日を目前に毎日終電帰りを余儀なくされていた。
 本当なら徹夜の突貫作業をして遅れを取り戻したいところだったが、その現場では出来なかった。
その現場は半端なく出るところだったので。
 商店のオーナーたちも、その事はよくわかっており、

「 そこにはあまり遅くまでいない方がいいよ。
徹夜作業をするのはいいけど、何かあってもうちは知らないから。」

とはっきりと釘を刺されていた。
 商店のオーナーや家族たちも、同じ裏庭の敷地に建てられた家や店舗の二階に住んでいたが、そこでは妙な事は起こっていない様だった。








童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の恐怖 1月13日 音(3)

2021-01-13 17:03:18 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 1月13日 音(3)




 信じられない音を聞いてしまい、息をするのも忘れて固まっていると、爺さんの目が

” カッ!”

と見開いたかと思うと、俺の隠れている花棚の方に首を、

” グリン・・・。”

と向けた。
 玄関のライトに照らされた不気味な表情に見つめられて、俺は一瞬軽く意識が飛びそうになった。

” バレた・・・?
いや、あの位置からこっちは見えないはず!
でも俺を見てる・・・。”

とパニックになりつつ、頭を下げて出来るだけ小さくなって隠れた。
 すると、玄関からこっちに歩いてくる音が近づき、花棚の近くで止まった。
必死に息を潜めたが、それより心臓の音が爺さんに聞こえてるんじゃないかと思う程うるさく鳴っていた。
 しかし、しばらくすると、花棚の前から玄関へと戻って行く音が聞こえて、

” ガラガラガラガラ・・・。”

と玄関が閉まる音と、

” カチャッ!”

と鍵をかける音がした。
だが、俺は、爺さんが見張っているような気がして、その場から動けなかった。
 それから、ある程度落ち着いた俺は身を小さくしつつ、家に逃げ帰った。
爺さんが何を家に招き入れたかよりも、バレたんじゃないかということが怖くて仕方が無い。
そして、今日も扉を開く音が聞こえる。








童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の恐怖 1月9日 音(2)

2021-01-09 19:40:56 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 1月9日 音(2)




 10時17分、スマホの明るさを最小にして、ゲームをしながら待っていると、

” カチャッ!”

と鍵が開く音が聞こえた。
 俺は慌ててスマホを消した。
いつも通り、

” ガラガラガラガラ・・・。”

と扉が開いた。
 出てきた爺さんの異様な光景に、俺は息を飲んだ。
爺さんは、扉に手を添えて顔だけを玄関の外に、ぬっと出していた。
それだけなら、防犯の為に外を見てるのかなと思うだけだろうが、表情が明らかにおかしい。
恐怖を覚えるほど、満面の笑顔だ。

” 表情筋疲れないの・・・?”

ってくらいに、口の両端がつり上がっている。
 妙に冷静になって、爺さんついにボケたのかと思っていたら、小さく、

” ベタンッ・・・・。”

という音が響いた。
 周りを見てもそんな音を出す様なモノは見た当たらない。
でも、続けて、

” ベタンッ・・・・、ベタンッ・・・・、ベタンッ・・・・。”

と、音は俺の前を過ぎて、隣の家の中に入っていった。








童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の恐怖 1月7日 音(1) 

2021-01-07 19:07:40 | B,日々の恐怖



 日々の恐怖 1月7日 音(1) 



 俺の隣の家には、奥さんに先立たれた一人暮らしの爺さんが住んでいる。
何時からなのかは忘れたが、毎晩10時を少し過ぎたくらいに、

” カチャッ!”

とその隣の家の玄関の鍵の開く音と、

” ガラガラガラガラ・・・。”

と扉を開く音が聞こえる。
 隣の家は俺の家と同じタイプの扉だから、やたらと耳に入る。
それで、すぐには扉が閉まる音は聞こえずに、しばらく経ってから閉まる音が聞こえる。
 普段は音が聞こえても、散歩に出かけてるのかなぐらいにしか思わなかったが、よく思い出してみると、扉の開く音と閉まる音が聞こえた後、歩く音が聞こえない。
 俺の家は、少し離れた所から歩いてくる音が聞こえるくらい壁が薄いので、扉の音以外が聞こえてもおかしくない筈だ。
それで、少し興味を持った俺は10時少し前から、爺さんが何をしてるのか覗き見をしてみる事にした。
 爺さんは、奥さんの遺した玄関前のガーデニングを大切にしていて、俺の家側に花棚がそこそこ高く積まれている。
そこなら暗いし角度的に玄関から見える事は無いだろうと思った俺は、その花棚の奥に隠れた。

” まあ、何も無いにしろ疑問が解決してスッキリ眠れるからいいか・・・。”

と、その時は考えていた。









童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の恐怖 1月4日 子供の顔(2)

2021-01-04 18:54:11 | B,日々の恐怖



 日々の恐怖 1月4日 子供の顔(2)



 写真の子供の顔が火で炙られていた。
黒ずんだ子供の顔。
焦った俺がノートを落とすと、ノートの隙間から何枚もの写真が出てきた。
どれも子供の顔だけが火で炙られていた。
 はっと気配を感じて廊下側を見ると、廊下のガラスの向こう、すりガラスで姿は見えなかったが、教室の扉に向かって動いている影があった。
 俺は担任と直感し、慌てて写真の束をノートに挟み込み、机に放り込んで引き出しを閉めた。
そして、咄嗟に開いていた窓から外に飛び降りた。
 教室は一階とは言え、飛び降りた拍子で足首が痛かった。
その痛みにも関わらず、俺は担任の方が気になった。
 それで俺は、教室の机からは死角になる窓から、隠れて教室の中をそっと見た。
教室に誰もいないことを確認した感じの担任は、机の引き出しを開け写真を取り出した。
 担任は、その写真をじっと見た。
そして、その顔は笑っているように、俺には見えた。
 そこまで見ると、俺は猛ダッシュで運動場に行き、友達と合流して夢中に遊んだ。

” 他の誰かがあのクソ担任に腹をたててイタズラをしたんだろう。”

と、思い込みたかった俺の考えは間違っていた。
 今考えても、担任がそんなことをする理由がわからない。
夫婦の仲が極端に悪いとかで、写真の中の夫の顔を炙るならまだ分かる。
それが、なぜ子供の顔なのか?
あんなに自慢していた子供なのに。








童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。

-------大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ-------