大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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しづめばこ 11月24日 P537

2018-11-24 11:20:19 | C,しづめばこ



 しづめばこ 11月24日 P537  、大峰正楓の小説書庫で再開しました。


小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。
下記のリンクに入ってください。
小説“しづめばこ”



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日々の出来事 11月24日 山一證券 野澤社長

2018-11-24 07:00:00 | A,日々の出来事_





 日々の出来事 11月24日 山一證券 野澤社長





 今日は、山一證券が自主廃業を決定し、経営破綻した日です。(1997年11月24日)
山一證券は、日本の四大証券(野村證券、大和證券、日興證券、山一證券)の一角を占める1897年創業の歴史のある名門企業でした。
 しかし、1989年のバブル崩壊後は、損失処理の先送りや利益供与、簿外損失などのスキャンダルが続発し、乱脈経営の結果、大蔵省にも見捨てられ自主廃業に追い込まれました。
最後の社長である野澤正平は、法政大学出身で東大卒が主流を占める社内では傍流で、社長就任後に簿外損失の膨大な損失を始めて知り唖然としました。
 1997年11月24日、野澤社長は自主廃業の記者会見を行います。
この会見の最後に、野澤社長は突然マイクを持って立ち上がり、顔をグチャグチャにして涙を流し世間に訴えます。

「 みんな私たちが悪いんであって、社員は悪くありませんから!
善良で能力のある社員たちに申し訳なく思います。
優秀な社員がたくさんいます。
ひとりでも再就職できるように応援してください!!」

 テレビに映ったこの様子から、世間では野澤社長の言葉を心からのものと同情的に受け止めるものも多く、その後多くの元社員は、野澤社長の望んだ通り再就職を果たす事が出来たようです。






 ルポ


 山一證券の本社は今・・・・・。
中央区の茅場町駅を出て永代通りをしばらく行くと、見覚えのあるビルが目に入る。
上層部分に特徴のあるそのビルは、かつて日本四大證券の一つとして鳴らした山一證券の本社ビルだ。
 今はその多くのフロアをNTTデータが占めているが、隅田川を眼下にしたその茅場町タワーは遠くから見るとどことなく、すす汚れて見え、往時の「山一城」は感じられない。
まばらな人通りの永代通りを、時折ビジネスマンが特に気にもかけずに「城下」を過ぎていく。










「 社員は悪くありませんから!」 山一證券 野澤社長
















☆今日の壺々話







     お仕事



「 あなたァ、顔色が悪いわよ、風邪?」
「 う~ん、風邪かなァ・・。」
「 今日、休んだら・・・。」
「 でもなァ・・・。」
「 どうせ、休んだって誰も困らないでしょ!」
「 それはそうなんだが・・・。
 そのことがみんなに分かるのが困るんだ・・・。」
















     就職内定御礼




「 部長、内定御礼が来ました。」
「 うん、どれどれ・・・・。」


前略

ドウモ~~~ッ!!☆☆(*⌒ヮ⌒*)
貴社におかれましてはますますご清栄のことと存じま~~~ッす☆☆
このたびは内定をいただき、ありがとうございます~~~っ♪(#⌒〇⌒#)キャハ
長いようで短かった就職活動を終え、今、本当に貴社と出会えて良かったと思う気持ちでいっぱいです。
\(⌒∇⌒)/
人事部のみなさんにはひとかたならぬお世話になったこと、(◎_◎)
心よりお礼申し上げます。 (*^-^*)
会社説明会に参加させていただいたときから最終面接までの間、さまざまな面で勉強させていただきました。(o^v^o) エヘヘ
会社訪問の折には、活気のある( `_)乂(_´ ) 勝負! を見させていただいたり、興味深い仕事の話<(゜ロ゜;)>ノォオオオオオ!をきかせていただき、そのたびに感激したことが思い出されます。( ̄ー ̄)ニヤリッ
これからは、私も貴社の一員として産業界の発展に微力ながら貢献していきたいと気を引き締めているところです。(/ ∇ \)キャー
入社後は、一生懸命精進し全力で仕事に取り組む所存でーーす。(¬_¬)ジィーッ→ !

                               草々


「 どうしたんです、部長?」
「 誰だ、こんなヤツを合格させたバカは?」
「 社長です。」
「 うん、合格!」

















日本を代表する三大企業




・株式会社月極
日本全国で駐車場等を運営、日本最大手。
保有物件に「月極」の看板を掲げている。


・株式会社定礎
日本中に大量のビルを保有。
保有ビルに「定礎」の文字のプレートをいれている。


・株式会社ゴランノスポンサー
多くのテレビ番組のスポンサーとして有名。
「ゴランノスポンサーの提供でお送りいたします」のアナウンスは有名。


















質問 「株で貯金の100万を20万にしたい」




「 株で貯金の100万を20万にしたいんだが、オススメの銘柄教えろ。」

「 なにも考えなくていいと思う。」

「 前のヤツの言う通りじゃね。」

「 10円で買った株をすぐに9円で売る。
株のシステム上これは可能。」

「 俺に80万振り込め。」

「 とりあえず日経先物でもやればいい。」

「 80万でヘアアイロン買いまくって40代の髪型とか。
どうでも良さそうなおっさんに配って困らせ幼女。」

「 なんかお前らの案は儲かりそうにないな・・・。」

「 あ?」

「 おまえはなにをいってるんだ。」

「 減らしたいんだろ?」

「 えっ?何言ってんだお前 。」

「 質問、嫁。」

「 あっ・・・質問の桁が一桁少なかったwwwww
倍にしたいんだよwwww」

「 40万か!!」

「 40万となると難しくなってくるな。」

「 40万は微妙な加減が必要だな。」

「 200万だ!バーローw」

「 200万を40万か!」

「 200万も無くすと、お前借金100万だぞ!?
大丈夫か?」

「 -100万にするのは難しいな。
今すぐクレカで限度額めいっぱいまで下ろして、俺の口座に振り込め。」

「 200万を40万にしたいってことは、約分して100万を20万にしたいってこと?」

「 なんで、そんなに減らしたがるんだよ!」

「 200万を40マソか…。
これは一筋縄ではいかないな。」

「 だから、100万→200万にしたいんだよ!!」

「 100万を200万の損にしたいって・・・。
お金持ちはいいな。」

「 100万を200万にして20万にしたいのか?」

「 あれ?つまり100万が間違いで、20万は二倍なんだから、200万を40万にしたいってことか?」

「 アメリカの自動車関係の株買えよ。
big3あたりマジオススメ。」

「 もう~><
わからずや共め!!」

「 100万の資産を200万の借金にしたいってか?
まあ若いうちの苦労は買ってでもしろっていうからな。」

「 いやいやさっき言ってた二倍ってのは100万を200万にのことなんじゃないか?
だから20万はそのままだろ。」

「 ん、1000万を200万にしたいってこと?
このブルジョワが!」

「 お前らいい加減しろよ。
そろそろ真剣に考えてやろうぜ。
200万を20万にする方法を。」

「 株より、外貨預金の方が無難だよ。
円高だから、ユーロ、オーストラリアドル、米ドル、NZドルで20万ずつ外貨定期作って数年寝かせるのがぶなんかな。」

「 お前らみんな日本語学校へ通えや!!」

「 減らすことなんて誰だってできるだろ。
何故相談する・・・。」

「 おまえが数字を勉強しろよw」

「 なんかクオリティの高い減らし方聞きたいんじゃね。
歴史に残るような。」

「 どうだあかるくなつたろう やれよ。」

「 おいちょっと待てよ、おまえら!
まずは200万を20万にしたいのか、40万にしたいのか、はっきりさせようぜ!」

「 200万の借金にしたいんだろw」

「 俺もう20万前提で計画立ててるから、この際20万でいいじゃないか。」

「 ちょっとまて単位が書いてないぞ。」

「 難しい問題になってきたな。
考察の結果、ウォンか、ジンバブエドルか、ヘクトパスカルか。
この三つに絞られると思うんだが、どう思う?」

「 わかった・・・、100万ガバスだろ・・・。」

「 今は亡きミリバールかもしれんぞ。」

「 株や外為なんて、複雑そうにみえるが、実はすごく単純。
誰でも知ってるような原則、安い時に買って高い時に売る。
ホントこれを忠実に守ってれば金は増えてくばっかり。
みんなもうちょっと待てばもっと高くなる!とか、今は安くなっちゃったけど もうちょっとで戻る!とか、根拠のない妄想してるから損ばっかりしてるんだよ。
おれはこの基本を忠実に守り、2ヶ月で500万を300万にした。」

「 減ってんじゃねーか!!」

「 株じゃなくて妹なのかもしれん・・・。」

「 (´・ω・`)?」

「 目的達成だろ。」

「 妹ww不覚にもふいたじゃねーかwww」

「 妹で100万から20万か。
貢いでるな。」

「 妹はさすがに高いな。
俺は是非とも姉に投資したい。」

「 これってなぞなぞだろ?
200万→40万
ムズ過ぎる。」

「 100万円を株で200万円にしたい!儲けたい!!
言ってる意味わかる!?」

「 40万はどこいったんだよ!ふざけんな。」

「 100万円を妹で200万円にしたい!信者けたい!!」

「 こいつ妹の身体を売るつもりか…。
それで宗教を設立しようと…。
いかん!ともだちが誕生する前に俺が食い止めなければ!」

「 お前ら、きちんと読んでやれよ。」

「 あっ・・・質問の桁が一桁少なかったwwwww
倍にしたいんだよwwww」

「 一桁少なかったって言ってるだろ・・・。」

「 株で貯金の1000万を40万にしたいんだが。」

「 お前らだけで勝手に盛り上がってんじゃねーよ!!
少しは妹のことも考えてやれよ!酷いぞ!」

「 もっと全うな手段があるはずだ!
家族を犠牲にする考えは捨てろ!」

「 あーなるほど。
その発想はなかったわ。」

「 複利って知ってる?
意外と知られていないんだけど、銀行の金利も複利になるのよ。
つ ま り、
1000年くらい銀行に預ければ、200万位にはなるよ、余裕で。
計算してないけど。」

「 繊細な買い方が必要だな。」

「 おまえら 株=妹なんだとしたらだよ。
言ってる「銘柄」ってなんだ?
ポニテとかニーハイとか履いてないとか。」

「 1000年も生きてねーよ!!バカ野郎!!」

「 つまり、1000万円=40万円にしたいわけだな?
それをするにはお金の価値を25倍にすればいいよ。」

「 質問者がいない…………。
こんなに親切に教えてるのに。」

「 で、お前としてはどれを実践したいわけ?」

「 久しぶりにヌクモリティを見たのに質問者はなにを迷ってるというのか。
気兼ねせず選んでいいんだよ?」

「 どれもしたくねーよ!!タコ!!」

「 タコか・・・。
一匹80マソするタコなんてあるかな?」

「 価値は無くとも80万で買えばいいんじゃね?」

「 タコかあ。
おいしいよな。
この不況に借金したがるなんて、お前相当なドドMクンだな。」

「 結局、お前は何がしたかったんだよ!!!!!」

「 いやまて、質問者を見返すとオススメの銘柄と書いてあるが、オススメのパンツ柄の書き間違えではないだろうか。
蛸柄オススメ。」

「 って言うかお前らが何をしたいんだよ!?」

「 決まってるじゃないか。
お前の力になりたいんだよ。」

「 俺らはお前の為に100万を20万にしてやりたいんだよ!」

「 あぁ、これが人の温かさか…不覚にも涙ぐんでいる。」

「 おまえもか・・・俺もだよ・・・。」

「 俺が儲けるようにしろよ!!」

「 やだなあ、無理して儲けることないんだって。
お前は最初に言ったことを、曲げなくていいの!
ここにいるやつらなら、どんな難しいことでも 現実になるアドバイスくれるから、俺らのために意見曲げなくていいんだよ。」

「 俺が信者蹴るようにしろよ?
お前気持ちは分かるけど、日本じゃ宗教の自由が認められてるんだぞ。
さあ、もう一度冷静になって、200万→20万への道を皆で探していこう!」


















内定





卒業時の会話より、

「 内定決まったんだって?山一證券!いいよなぁボーナスいいんだろ?」
「 そういうお前だって雪印内定おめでとう、トップブランドじゃない。」
「 あ~、俺なんか今のところダイエーだけだよ・・・。」
「 何言ってるんだ?将来を見据えた独自の流通システムは安定の証だぞ。」

一同「 ま、いずれにしても、つぶれる心配だけはないってこったな!」

。・゚・(ノД`)・゚・。


















俺の人生(FXトレーダー)





23歳 国公立大学卒業で大手証券会社(山○証券)に就職
25歳 バブル期で入社3年目で年収1000万達成
26歳 3歳年下の子と職場結婚(嫁は本当に可愛いかった)
27歳 バブル崩壊で会社破綻で無職になる
28歳 不動産会社に転職、
29歳 娘の出産で1女のパパになる
30歳 その会社も業績不振で倒産となり、再度無職になる。このころから鬱の症状が出る
31歳 就職活動するも見つからず、アルバイト生活
32歳 定職につけず、嫁との喧嘩絶えず、とうとう離婚
33歳 欝の症状が酷くなり、引きこもり生活が続く
34歳 貯金もなくなり、生活保護受ける
36歳 周りのボランティアの支えで自分自身を徐々に取り戻す
37歳 小さな機械の製造工場だが、正社員で就職する
39歳 再婚して、普通の生活手に入れる
42歳 子供(1男1女)にも恵まれ、幸せな生活を送る
43歳 知人の勧めでFX始める
44歳 リーマンショックで全財産失う
45歳 リーマンの影響で会社からリストラ
46歳 無職のため、生活苦でサラ金の借金が膨大し、自己破産。それが原因で嫁と離婚
46歳 鬱の症状でひきこもり←いまここ


















2004年の夏




 何年前の話か忘れたが、知り合いのMが株をやりたいと言ってきて、アドバイスしてやったのが事の始まりだった。
Mは地元の工場でコツコツと働いてきたが、ためた金で相場をやるのが夢だったらしい。
 会社の早期退職に応募して仕事を辞めたのが53歳のとき。
俺は一応止めたのだが、Mは大手証券会社で口座を開き、信用まで申し込んでしまった(開いた時は在職だったのですぐに開けた)。
 当初資金3000万と退職金の一部の500万でスタート。
後で信用を開いたことを聞いた俺は、最初の1年間は維持率が、決して100%を切らないようにと念を押していたのだが・・・。

 待てよ、俺がアドバイスした会社だから大手じゃなかったか。
まあいいや、で、口座開いてから3ヶ月ぐらいたったある日、お茶でも飲まないかということでサテンで談笑したのだが、状況を聞くとトントンだという。
何を買っているの、と聞くとトヨタやソニー、新日鉄など日本を代表する優良企業ばかり。
まあ最初は皆そんなもんだろうと思いながら話をしていた。

「 そのうち上手くなれば利益も上がってくるだろう。取りあえず林輝太郎でも読んでみたら。」

で、その日はそれで別れたのだが、今度は半年くらい音沙汰がなく、俺も気になりかけたころにMから「久しぶりに話でもしないか」と電話がかかってきたんです。
 で、会って話を聞いてみると、「いやぁ、株って簡単だよな。ここ半年でかなり行ったぜ」と言う。
セルシオの新車を買ったというのでさすがに俺も興味が湧いてきて、一体なんの銘柄でそんなに儲けたんだと聞いてみた。

 そしたら返ってきた答えが、こともあろうに兼松日産農林。
(おいおい泰山かよ)
あんまり覚えていないが、その頃が4000円を超えてきたころだったと思う(面倒なんで各自当時のチャートみてください)。
 よくよく話を聞くと、3000円を越えてきた頃に初めて買って、見る見る上がるものだからどんどん現物買い増して信用で玉回してたみたい。
その後最終的には株価5000円超えたんだったかな。
 また1ヶ月ぐらいして、4500円超えてきたときに、俺もさすがに心配になってきて、
「そろそろヤバイよ。もう十分儲けたんだから手を引いた方が賢明だよ」とアドバイスしてやったのだが、「まだ行けると思うけどなあ。4000円の玉がしこたまあるから平気平気」って言うから、投資は自己責任だし、俺もそれ以上強く言うのもかえってアレかと思って、維持率だけはマジで気をつけた方がいいぞというのが精一杯。

 で、5000円超えたあたりで、さすがに今度は証券マンの方から電話かかってきて(まあちょこちょこ掛かってはきてたみたい)、
「Mさん、そろそろヤバイっすよ」とかなんとか言ってきた。
俺の記憶だと当時のM氏の現物がトヨタとかその辺が2割ぐらいで、後の8割が平均単価4,800円ぐらいの玉が1万5千株、信用の玉が2万株ぐらいだったと聞いた。
 で、証券マンがうるさいもんだからMがブチ切れしたらしく、「維持率あればいいんだろうるせーな」とか言って、老後の蓄えの定期預金解約して1000万ブチ込んだんですよ。

 それから数日してプチ暴落があって、さすがにビビっていったん現物だけ残して信用分はブン投げたんらしいんだけど、こともあろうにちょっと戻したところで信用ほぼ全力。
 そこからはもうご存知のように一直線で急降下。
暑い夏の日だったそうです。
案の定「追証貸してくれ」のラブコール。
俺だって1年や2年の株暦じゃないから、安易に追証なんて貸せない。
「現物も全部ブン投げても払えないのか?とにかく親族とか当たってみろよ」としか言えなかった。
後で分かった話だが、気のいい奴があまりのMの状況を見かねて500だけ都合してやったが、結果的にはとりっぱぐれた(後で遺族が相続放棄した)。


 後はもう想像してください。
ラブコールから1ヶ月か1ヵ月半くらいしてからの話だが、突然家から蒸発したらしく、家族が警察に捜索願いを出してた。
警察の方も事情が事情だけに、懸命に捜索してくれたらしいんですけど……。
 家は関西だったんですが、2週間後に山梨県警から府警の方に連絡が入ったらしいです・・・。
確認しにいった親族がいうには、鬼のような形相でこっちを睨み付けるように死んでたらしい。方法は実は俺も聞いてないが、首吊りではなかったらしく、悲惨な死に方だったと聞いた。
当然夏の熱い盛りで、2週間もほったらかしにされた死体は見るに耐えなかったと・・・。

 まあこんなの氷山の一角なんでしょうけど・・・。
遺族も一時期かなり取り乱したようで訴える、とか騒いでたけど弁護士にたしなめられてそれっきりみたい。
 忘れられない、親族の人が「あの死に顔だけは忘れられない。鬼のような形相というのはこういう顔を言うのですね」と言っていたのが。
そして、俺の記憶に残っているのは、葬式の帰り道のあぜ道で鳴く蝉の声と照り付ける太陽(全身黒なので暑かった)、はかない陽炎と元気に駆け回る近所の子どもたち。




















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11月23日(金)のつぶやき

2018-11-24 06:56:41 | _HOMEページ_




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