ゴール後、観光会館内で一息ついていると、すぐに2時46分になり、黙とうが行われました。その時、はっ!としました。そして自分に対して「喝っ!」でした。震災のことも含めて、世の中には本当の意味で辛い思いをしている人達が大勢いるのに、自分はたかが趣味でやっている、すなわちただのリクリエーションであるマラソン大会参加で、「辛い」だのなんの言うことはまるで意味がないということに気が付きました。辛ければ走らなければ良い。誰に強制されているものでもないし。なぜいわきの時のように強風を楽しめなかったんだろう。ちょっとした心の持ちようなのに。大いに反省しました。
レース後のお楽しみはまずはこれ。
走ってる最中も、この焼き牡蠣と牡蠣鍋のことが気になってました。最高ですね。
その後は総湯に直行。改装工事によって、ピカピカになってました。ランナーでごった返していましたが、ともかく最高の気分。疲れも吹っ飛びました。ただ気になったのは、休憩所がだいぶ狭くなっていたことと、缶ビールの自販機が見当たらなかったこと。「ここに来てビールが飲めないの?」と釈然としない気持ちになりましたが、「まあいいや」と、とっとと帰路につきました。
七尾駅行のバスに乗り込み、七尾駅の売店で缶ビールをまず一杯。列車に乗ってさらに一杯で気持ち良くなりました。ホテルに着いた後は金沢駅近くの居酒屋に駆け込み、地酒と刺身でさらにいい気分。ああ最高だなあ。旅とマラソン、至福の週末でした。
おわり