元気!WRCC

とにかく走り続けたい。カープも応援してます。お城も。

月例川崎マラソン 5月

2009-05-31 18:40:53 | ランニング(全般)
 今年1月以来の2回目の参加になります。もう膝に痛みはありませんが、太ももが全体的に疲れたままの感じ。「ここは一発短い距離で刺激を入れて、この状態を打破しよう!」と多摩川に乗り込みました。「8時までに受付を」ということで6時起床の必要があって、週末なのに早起きが若干つらいのですが、起きてジャージに着替えるとなぜかシャキッとしました。
 メインを5kmに置いて、3kmはウォーミングアップ、10kmは楽しいジョグと、スタイルは前回と同じです。3kmを走ってみたところ、やはりキロ5分を切るペースだと脚がつらかったです。「本調子じゃないなあ」と思いつつも、最悪ではなく、なんとか14分で走りきることができましたが、暑さも手伝って、汗だく状態になりました。でも、このひと汗におかげで、5kmスタート時は体が軽く感じました。例によって、途中の距離がよくわからないコースなのですが、なんとなく「自己ベストの走りを狙えるんじゃないか」という感じがしてきました。(結局は錯覚だったわけですが)「よーしっ」と気合を入れたとたんに全身から汗がどばーっと吹き出しました。後半はほとんど他のランナーを抜かすことはできずに、一人二人と抜かされていきました。最後は同じぐらいのペースのランナーにくらいついていこうと思いましたが、ゴールでは5mぐらい引き離されて、ふらふらとゴールしました。タイムは22分56秒でした。
 どうしても23分を切れなかったころから比べるとだいぶ成長したのでしょうが、なんだかピリッとした感覚がありません。これからは休養をメインに体調を立て直しつつ、残りの春のレースから秋のレースに臨みたいと思います。そんなことを考えながら10kmを楽しみましたが、パンパンになった脚に負担をかけないように淡々と走るのも結構楽しかったです。すべて走り終えた後、会場で売っていた発泡酒を偶然会った九文字師匠と楽しみました。

野辺山不完走記(2)

2009-05-20 23:14:51 | ランニング(全般)
 リタイア後、ゴールで待つ妻にメールでリタイアしたことを告げました。
 「無理せず、とっととリタイアしてくるような人で安心した。」と。家族としては当然の反応ですね。
 「もうこれでランニングは止める、と言い出すと思った(というか期待していた)。」と。それは残念ながら違いましたね。「これまで以上に、しっかり練習を積んでいこう」と気持ちを新たにしたぐらいです。
 幸い、脚以外におかしなところは何もなく、すぐにでも練習再開できる感じです。去年71km走った時に比べて、かなり筋肉痛がひどかったのですが、軽いジョグは始めています。膝の痛みが完全になくなったら始動します。来月の月例マラソンぐらいからは元気に走り回りたいですね。
 それにしてもあと1年が待ち遠しいです。この心に掛ったもやもやは、同じレースを完走する以外に晴らしようがないです。早く来ーい、2010年5月。

野辺山不完走記(1)

2009-05-19 23:34:03 | ランニング(全般)
 途中リタイアという、あまり想像していなかった結果でしたが、今後のためにも、二度と不甲斐ない走りをしないためにも、戒めとして記録を残しておきたいと思います。
 スタート時点はそこそこの雨。それでも走りにくいというほどでもなかったです。いつものようにゴミ袋をかぶっていましたが、山の天気はどうなるかわからないので、ポンチョをかぶって走ることにしました。しかし、5kmも行かないうちに暑くなってしまい、速攻でウエストバックの中にしまうことになりました。
 コースの最高地点が近づいてきた頃です。寒さを感じるようになってきたので、再びポンチョを着ようとしたのですが、何を血迷ったのか、走りながら着ようとしてしまったのです。ここは不整地の林道。その行為がいかに危険か冷静になればわかるのですが、その時はそうではなかった。今思えば、かなり舞い上がっていたのでしょう。大きな石ころを踏んで、左足を思いっきり捻ってしまいました。結果からすると、この事件は後の走りにあまり大きな影響はなかったのですが、一歩間違えば相当みっともないリタイアをしていたかもしれません。足底部の外側がジンジン痛くなるだけで、足首にはダメージがなかったのが幸いでした。いつも「冷静に冷静に」と考えているつもりだったのですが、いやはや面目ないことでした。
 走りはいたって順調でした。稲子の湯を過ぎ、上りがあり、すぐ下りになり、ここまでは何の問題がありませんでした。順調そのもので、予定していたタイムをほぼ正確に刻み続けていました。その後ちょっとした上りのあと、38kmぐらいからひたすらの下りが始まり、この時に異変に気がつきました。もうすでに脚が壊れてるではないですか。右膝の付近に(この時正確な位置は認知出来ず)非常に不快な痛みがありました。どこかでやってしまったようです。我慢して50kmまで到達したのは予定時間6時間に対して5時間56分。数値上は期待以上の素晴らしいペース配分でしたが、もう足が限界。50kmで6時間であれば相当余裕を持ったペース配分だったはずが、こんな状態とは。「自信とは過信のことなり」です。非常に不安になりました。50km以降は一気にペースダウンする予定だったので、かまわず走り出しました。50kmから60kmは上り区間が多いのですが、それほど勾配はきつくないし、上りは半分ぐらい歩くつもりのペース配分だったのですが、ショックだったのは下りが痛みでちゃんと走れないこと。ふくらはぎや太ももの筋肉の痛みには慣れっこだったのですが、想定していない部位の痛みで戦意がどんどん失われていきました。
 60km手前のエイドにもほぼ予定通り到着したのですが、そこにあった「リタイア受付」の文字が目に入り、さらに戦意がそがれていきました。そこは着替えポイントにもなっていたため、主に濡れた靴下を替えるために腰をおろしたのとたんに、精神的な葛藤が始まりました。この後は上りの7割程度は歩いても完走できる計画にはしていましたが、それはもちろん下りを普通にトコトコ走れることが前提でした。それができない以上、完走は無理です。悶々としながら時間はどんどん過ぎていきました。気持は半分以上”リタイア”に傾いていたのですが、普通に考えれば時間的にはまだまだ余裕があって、周りで休んでいるランナーたちも、やる気満々。ここでリタイアはあまりにも不甲斐ない。くびき野の時のように、「走っていれば自然と復活するかも」と思い直し、再スタートを切りました。エイドに長居をしてしまったので、60km地点通過は予定より20分遅れの7時間45分でした。60kmから先は数キロにわたっての下り区間。ここで、再度不安が追い打ちをかけて来ました。全く下りが走れません。稼ぎ時の下りを歩いて、上りで頑張って走るという変なことになってしまいました。この区間でほぼリタイアを覚悟しました。
 70km通過は予定より25分遅れの9時間30分。71kmの滝見の湯に到着した時点でほぼリタイアを覚悟。タイム的に厳しいのと、この後待ち構えている馬越峠の先の下りを走ることがもう無理だと判断しました。そうすると、馬越峠の関門はクリアできても87kmの関門で間違いなく捕まります。滝見の湯はスタート地点に戻るバスが頻繁にあり、リタイアするには最適な場所です。ここでリタイアを申し出てジ・エンドとなりました。長い距離を走ればどこかに痛みが出るのは当たり前でしょう。なので、そんな理由でリタイアするのはあまりにも情けないのですが、闘志がなくなってしまえば仕方ありません。
 連休中のあの練習をしていなければ、もっと体調が良ければ、50kmまでのタイムをあと10分遅く走っていれば、などなど、たられば色々ありますが、どんなことがあろうと余裕で完走できる実力を付けていれば問題なかったことだと思います。71km到着タイムが20分ほど昨年より早かったのが1年間の成長の証ということでしょうか。

野辺山はリタイアしました

2009-05-18 16:32:52 | ランニング(全般)
だめでした。71kmのエイド(滝見の湯)で、完走の可能性0%と感じた(気力を失った)ので、リタイアを申し出て、早々とレースを終えました。まだ4時間半程度時間は残っていたし、心残りがないと言えばウソになりますが、それは感情的な部分の話であって、判断は間違ってなかったと思います。実力が伴わないのに、奇跡はあり得ないということです。天候は良くなかったのですが、暑いよりはるかにましで、リタイアの要因ではないです。当日の様子はまた、後日振り返ります。

野辺山のペース決定

2009-05-15 23:41:00 | ランニング(全般)
どうも雨は避けられそうにありませんね。覚悟して行きます。さて、いろいろ悩みましたが、作戦は後半楽をするために、前半はそこそこ頑張るという作戦とします。設定ペースは、


10km 1時間10分
20km 2時間30分
30km 3時間40分
40km 4時間50分
50km 6時間00分
60km 7時間25分
70km 9時間05分
80km 10時間55分
90km 12時間15分
100km 14時間

とまあ、こんな感じですがどうでしょう?
60kmまでこのペースでいけるかなあ?ちょっと苦しいと思っています。それでも60kmの目標がクリアできれば、その後は行けそうなんですが。

それでは頑張ってきます。

今週末は野辺山です

2009-05-14 23:34:33 | ランニング(全般)
 いよいよ今シーズンの締めくくり、メインイベントの野辺山100kmが目前に迫りました。今は旅の支度をしながら、レース用の持ち物を取りそろえる準備をしているところです。当日の天気も思わしくなさそうです。雨対策も必要なので、準備が大変です。忘れ物のないようにメモを作成中です。
 きっかけは、2年前に35kmの部に参加したことでした。もともと面倒なことが嫌いな私は、自宅からアクセスの良い場所で開催されるレースばかりに出ていましたが、実はこの野辺山もその延長での参加でした。距離的には自宅から170km以上離れていますが、中央高速に乗ってしまえばそれほど時間も掛からずに行ける”近場のレース”という感覚でした。しかし、実際にはこれまで参加してきたレースとは全く別物でした。景色や空気感が非日常でした。いっぺんに気に入りました。ゴール後、もっと長い距離を走りたい、と感じたのは自然な感情でした。
 そして昨年は71kmの部を完走しました。ゴール後「100kmを時間内完走するのは無理だ」と思いました。それでも100kmの部のランナーたちがゴールする姿を見ていたら気が変ってしまいました。その場で「次は100km」と決心しました。力が足りないのはわかっていたので、練習するしかありませんでした。そうはいっても練習時間を増やすことは物理的に無理です。そこで少しでも質を高めようと思いました。それまで何も考えずにだらだら走っていたのを、自分の走りをタイムを指標にちゃんと分析することにしました。そんなに難しいことをした訳ではありませんが、ある程度客観的に自分の走りを考えるようにしました。
 それでも当然のことながら、未経験の距離を走ることは不安でした。そこで、野辺山の前に別の100kmのレースに出走することにしました。ウルトラの大先輩に「野辺山よりも楽だ」ということを確かめて、えちご・くびき野の出走しました。楽なはずのレースも、制限時間ぎりぎりの完走でした。その後も100km走ることを意識した練習を積み重ねました。狙いは自分を律すること。長い距離を走りきるためのペース配分を考えつつ、自分の体調に気を配って、考えて走ることを心掛け、気分に任せてしまうような走りを封印するようにしました。
 昨年11月からフルマラソンを4回走りました。最初の多摩川フルマラソンを除けは、フルをイーブンペースで走りきることができるようになりました。少しは成長したかな、と思えるようになりました。あの感覚であれば、さらに倍以上の距離にも対応できそうな気がしています。本当にそうでしょうか?自信はあまりありません。少しでも参考になるかと思って、ネット上で野辺山完走記みたいなものをいくつか見させてもらいましたが、私のようにフルの持ちタイムが遅い人は皆無のようです。やはり無謀な挑戦なのでしょうか?結論はもうすぐ出ます。事前のイメージトレーニングも重要だと思います。今設定ペースを考えているところなので、あす発表します。