元気!WRCC

とにかく走り続けたい。カープも応援してます。お城も。

明日はしまだ大井川マラソン

2010-10-30 18:18:13 | ランニング(全般)
いまだに前走リタイアの失意の中いますが、ここは来年に向けての鍛練の場として、しっかり走ってきたいと思います。

先々週よこはま月例マラソンに行ってきました。11月、12月は行けないことは確定的なので、今年最後の参加ということになります。怠け過ぎた反省から「真面目に走ってみよう。」と5kmでチャレンジしてみました。結果はゲロゲロになりながらゴールして25分を切るのがやっとでした。悲しいけどこれが現実です。”さらっと走って25分”が自分の持つイメージなんですが。以前フルマラソンの完走に苦労してた頃の走力にも劣るかもしれません。

そんな感じなので、「初心に帰って」がむしゃらに走って、ボロボロになってきます。

秋田100kmリタイア回顧

2010-10-17 16:00:25 | ランニング(全般)
 だいぶ時間がたってしましましたが、記録を残しておきたいと思います。

 とても悔しかったのですが、当然の結果だったと今は思います。スタート地点に立った時には既にリタイアになることは決まっていたのでした。ただそのことに気付こうとしていなかっただけなのです。

 10km、20kmのラップタイムは昨年とほぼ同じでした。誤差10秒以内で見事に昨年を再現していました。そして30kmで2分の遅れ、40㎞では9分の遅れと、次第に遅れが拡大をしていきました。表面的な遅れの原因は明らかでした。上りで、極端にスピードが落ち、時には歩きが入ってしまう始末。ここ秋田のコースはアップダウンがあるとはいってもその勾配は緩く、昨年もゆっくりではあったのですが走り続け、時々ストレッチをするために立ち止まることはあっても、ほとんど歩くことはありませんでした。本格的に歩いたのは大覚野峠の手前100m位だけでしたが、今年は全然だめでした。自分はあまり上りを苦にしないタイプのランナーだと思っていたのですが、その変な自信はあっさり崩れました。
 「これはまずい。」峠を過ぎてからの下りで遅れを取り戻すべく少し力を入れた走りになりました。結果遅れを4分にまで縮めることはできたのですが、疲労はピークに達し、ちょっとした上りもまともに走れず、その後疲労どん底→復活を2度ほど繰り返しながら70kmにまで到達したのですが、遅れは16分にまで拡大してしまいました。そこで3度目の疲労どん底を感じた時にリタイアを決心しました。70km地点から昨年と同じペースで走れば完走をできる計算でしたが、そんなことができないのは明らかでした。その頃いろいろな思いが巡りましたが、「走るための準備ができていなかったのだ。」そう結論しました。そばにいた疲労困ぱいのランナーは、「まだ80km過ぎの関門まで行けるはずだ」と言って走って行きましたが、私にとってはそういう問題ではありませんでした。「そもそもこのレースに参加する資格がなかったのだ。」そう思うと走る気にはなりませんでした。72kmのエイドでリタイアを申し出て、私のレースは公式に終了となりました。

 予兆はあったのです。風の谷100kmではゴール手前では全く走ることができなくなりました。続いて出走したきゃぺつマラソンは全く走りになりませんでした。走力の衰えがこうしたところに出ていたのです。なんといっても普段走っている自宅近くの20kmコース、30kmコースのタイムを見ると昨年までの記録からすると全く惨めなのもでした。そういった事実があったにもかかわらず、「気のせい、気のせい。」と見て見ぬふりをしていました。問題が顕在化していたにもかかわらず、何の手だても打たなかった点は大いに反省すべきだと思います。結果として完走できたどうかはともかく、「こうした問題点があるので、最低限こういったことしておこう」ということができなかったのが大問題です。元多は大嫌いなお泊りを必死に我慢してくれました。妻は、途中4回応援するために綿密な計画を立てて必死に頑張ってくれました。その中で私だけが苦労することをせずに楽な方向に逃げていたのでした。なんと情けない・・・。

 遠因としては野辺山完走後に目標がなくなってしまったことがあるのかもしれません。具体例をあげると30kmを4時間ぐらいで走って「走った走った。」と満足していたのでした。この程度の練習であれば全く苦しくないし、とても楽しいのですが、練習として考えると、”やらないよりはまし”な程度であって、100km完走のための糧とはなりません。貴重な時間をただ楽しむだけに使っていたら、成長どころか、退化してしまうということが今回証明されました。だいたいが、100km完走のためにはどの程度の走力があればいいのかは理解できていなかったのですが、今回の件でOKラインとNGラインが明確になりました。基本的にはランニングは趣味として楽しくやるつもりではいますが、大会に出て、ゴールに到達する達成感を感じるために、ちょっとした苦しみがあってもいいような気がします。

 今の生活を続けながらウルトラマラソンに手を出すこと自体、「どうかな?」と思わなくもないのですが、そう言ってあきらめてしまうのは簡単。でもこのまま負け癖をつけてしまうのも嫌です。私はカープのようにはなりたくありません。ですので、これからもできる限りのことはやって行こうと思います。秋田のレースは昨年完走していることもあって、「もういいかな」と一瞬思ったのですが、ゴールまで連れていってもらったバスの中で、皆が皆「来年こそは!」と話しているのを聞いたら気が変わりました。それに100kmを13時間以内で走るのは、ウルトラマラソンをやって行く上で基本的に必要な能力だと思うようになってきました。

 今後の目標はずばり来年の秋田完走です。一体どうやって達成するのかですが、キーワードは”No Pain No Gain”と”生活改善”ですかね。