昨年に引き続き2度目の参加となるので、アクセス、宿泊等の要領はスムーズに運び、ストレスなくレースを迎えることができました。心配は寒さと雨でしたが、ウエアもアンダーアーマーのコールドギア+ウインドウブレーカーで万全を期し、スタート前の寒ささえ凌げれば何とかなるはずでした・・・。中途半端に暖かいと、雨避けの合羽やウインドウブレーカーは、中が蒸して不快になるのですが、この日ぐらい気温が低いとちょうどいい具合にもなります。
もうひとつの心配は、練習不足。そんなにまともに走れるはずがないので、タイムを見ても元気が出ないし、ウインドウブレーカーですっぽり身を包んでしまったことから、袖を捲り上げて時計を見るのもしんどいので、時計を見ずに感覚で走ることにしました。フルマラソンで時計を見ないで走るのは初めてですが、「これもいい経験になるのでは?」と思って挑戦してみました。結果から言うと、これまでと同じような感覚で走って記録証の5kmのスプリットタイムを確認すると、いつもより1~2分遅かったようです。たかが1~2分というなかれ、です。これが100kmであればものすごく結果が違ってきます。やっぱり練習は欠かせないですね。
それでも、いつもの感覚で、体調に気を配りながら、いつものようにイーブンペースでの走りを心掛けていました。とにかく30kmまでは体力温存です。
うれしい誤算が一つありました。うわさの”能登マ丼”です。限定1000食と聞いていたので、「遅いランナーには行き渡らないだろうなあ」とあまり期待はしていなかったのですが、行列ができていて断念したランナーも多数いたようです。私がたまたま27.3kmエイドに着いたころには一人も並んでいなくて、見事ありつけることができました。これがまた旨い!量がたくさんある!暖かい!で大満足。持参した一本満足バーの2本目を30km地点で食べる予定でしたが、「もう要らないや。このままゴールまで突っ走るぞー!」テンションも上がって、30kmからの走りに集中して、いつものように充実した疲労感を覚えながらゴールにたどり着く、そんなイメージが一旦は出来上がりました。この時点では「今日の寒さは大したことなかったです」とこのブログに書くつもりになっていました。
様相が変わってきたのが、32km付近の第2折り返し地点でした。ものすごく強い、寒ーい風が吹きまじめました。ただこの地点では、追い風気味で、横にいたランナーと「追い風で良かったですねえ」などと能天気な会話をしていました。ところが35kmを迎える頃には横殴りだったり、正面からだったり、とんでもないことになって来ました。時折り、みぞれも混じってました。「ここで立ち止まったら死んでしまう。」そう思って必死に走り続けました。これまでのマラソンで経験した地獄絵図は、暑さの中がほとんどでしたが、今回のような寒の地獄は初めて。結局30km~40kmの間は給水も取ることなく、必死に走り続けました。体を動かし続けることで、芯まで冷え切るのはなんとか免れたようです。この間、特に35km以降はタイムが落ち込んでいくのがわかりましたが、もうどうしようもなく「なるようになれ!とにかく前に進むんだ!」それだけでした。ある意味集中できてたのかもしれません。ゴールタイムは4時間42分。去年よりだいぶ遅くなってしまいました。こんなことでは、今年の野辺山はどうなってしまうのでしょうか。基本に立ち返って、走り込みあるのみ、ですが・・・。
結局イーブンペースでは走れず、後半が3分ほどペースダウンしていましたが、これは仕方がないとあきらめています。レース後は、焼き牡蠣、牡蠣鍋を堪能し、温泉に入って、アフターレースはバッチリ決めました。詳しくは書きませんが、これらの部分はこのレースの大きな魅力となっています。関東からの参加は決して便利ではありませんが、無理してでも参加した価値はあったと思います。また北陸地方はいろんな意味で魅力のあるところなので、前後に休みを取れれば、またいつの日か参加することになると思います。
もうひとつの心配は、練習不足。そんなにまともに走れるはずがないので、タイムを見ても元気が出ないし、ウインドウブレーカーですっぽり身を包んでしまったことから、袖を捲り上げて時計を見るのもしんどいので、時計を見ずに感覚で走ることにしました。フルマラソンで時計を見ないで走るのは初めてですが、「これもいい経験になるのでは?」と思って挑戦してみました。結果から言うと、これまでと同じような感覚で走って記録証の5kmのスプリットタイムを確認すると、いつもより1~2分遅かったようです。たかが1~2分というなかれ、です。これが100kmであればものすごく結果が違ってきます。やっぱり練習は欠かせないですね。
それでも、いつもの感覚で、体調に気を配りながら、いつものようにイーブンペースでの走りを心掛けていました。とにかく30kmまでは体力温存です。
うれしい誤算が一つありました。うわさの”能登マ丼”です。限定1000食と聞いていたので、「遅いランナーには行き渡らないだろうなあ」とあまり期待はしていなかったのですが、行列ができていて断念したランナーも多数いたようです。私がたまたま27.3kmエイドに着いたころには一人も並んでいなくて、見事ありつけることができました。これがまた旨い!量がたくさんある!暖かい!で大満足。持参した一本満足バーの2本目を30km地点で食べる予定でしたが、「もう要らないや。このままゴールまで突っ走るぞー!」テンションも上がって、30kmからの走りに集中して、いつものように充実した疲労感を覚えながらゴールにたどり着く、そんなイメージが一旦は出来上がりました。この時点では「今日の寒さは大したことなかったです」とこのブログに書くつもりになっていました。
様相が変わってきたのが、32km付近の第2折り返し地点でした。ものすごく強い、寒ーい風が吹きまじめました。ただこの地点では、追い風気味で、横にいたランナーと「追い風で良かったですねえ」などと能天気な会話をしていました。ところが35kmを迎える頃には横殴りだったり、正面からだったり、とんでもないことになって来ました。時折り、みぞれも混じってました。「ここで立ち止まったら死んでしまう。」そう思って必死に走り続けました。これまでのマラソンで経験した地獄絵図は、暑さの中がほとんどでしたが、今回のような寒の地獄は初めて。結局30km~40kmの間は給水も取ることなく、必死に走り続けました。体を動かし続けることで、芯まで冷え切るのはなんとか免れたようです。この間、特に35km以降はタイムが落ち込んでいくのがわかりましたが、もうどうしようもなく「なるようになれ!とにかく前に進むんだ!」それだけでした。ある意味集中できてたのかもしれません。ゴールタイムは4時間42分。去年よりだいぶ遅くなってしまいました。こんなことでは、今年の野辺山はどうなってしまうのでしょうか。基本に立ち返って、走り込みあるのみ、ですが・・・。
結局イーブンペースでは走れず、後半が3分ほどペースダウンしていましたが、これは仕方がないとあきらめています。レース後は、焼き牡蠣、牡蠣鍋を堪能し、温泉に入って、アフターレースはバッチリ決めました。詳しくは書きませんが、これらの部分はこのレースの大きな魅力となっています。関東からの参加は決して便利ではありませんが、無理してでも参加した価値はあったと思います。また北陸地方はいろんな意味で魅力のあるところなので、前後に休みを取れれば、またいつの日か参加することになると思います。