ニコンのミラーレスの話題が何故か4/3 Rumorsに掲載

 昨日に続いて今日もまた4/3 Rumorsが元ネタの記事である。まさ「4/3 Rumors様様」であるなぁ(^^;

 

 タイトルの通り、Nikon Rumorsにではなく何故か4/3 RumorsNikon(ニコン)のミラーレス(EVIL)の話題が掲載されている(see here)。その記事によれば、4月(一説によれば3月)にニコンが発表するミラーレスはOLYMPUSPanasonicのそれのような入門者・初心者用(注)ではなく、プロ用の高級機種であり、価格もプロ用に相応しいほど高価であるらしい。

 

注:度々書いてもいるが、ミラーレス(EVIL)はコンパクトとSLR(一眼レフ)の中間に位置するジャンルではなく、被写界深度、ホワイトバランス、露出補正などについて理解し、その知識をSLRで応用し使いこなせる中級以上の方がSLRよりも相応しいいシーンで使用するカメラであると、郷秋<Gauche>は考えている。

 

 従って、ニコンのミラーレスはE-PL2GF2とは競合しないのだそうだ。と云うことは、価格的にはD7000クラスでボディが12万円、「梅」レンズキットが15万円と云ったところだろか。

 

 イメージセンサーはソニー製とのことだが、サイズは予てより噂になっていた対角1インチ(つまり4/3よりわずかに大きい)なのか、あるいはAPS-Cなのか気になるところだ。ミラーレスのメリットを打ち出すためにはニコンのラインナップでもっとも小さく軽いD3100よりも明らかに小さく軽くなければならない。ボディだけが小さくてもレンズが大きく重たいのでは話にならんからマウントも、もちろんまったくの新規開発だろう。

 

 このマウントの規格も興味深々である。APS-Cもしくは対角1インチなのだとすると現行Fマウントよりも小径でも可能だが、4/3(オリジナルフォーサーズ)のマウント径(内径47mm。ちなみにM 4/3は同41mm)がFマウント(同44mm)よりも大きいことを考えるとビミョーであるが、かと云ってFマウントのままと云うことはないだろう。

 

 なぜならFマウントを継承してもフランジバックの短いミラーレスでは、現行のNikkor(ニッコール)レンズは装着できても使えないのである。昨年から、レンズ裏蓋にわざわざ「F Mount」の刻印がされるようになったのも、ミラーレス用の新マウントが登場する布石であると考えるのが自然であろう。新マウントには、ニコンが既に特許を取得している光通信用の端子が装備されるかも知れない。そうなると、それ用のチップが内臓された専用レンズは現行のニッコールに比し小さい割には高価なものになることだろうな。

 

 そんなこんなを考えると、ニコンンのミラーレスはD7000よりもD700に近い価格なのかも知れないな。ちょっと腕を伸ばせば届くかもしれない程度の価格ならいいが、それよりも高価なのだとすれば、いっそのこと飛び上がっても届かないD3X並みの価格にしてもらった方が精神衛生上いいんだけどね。

 

 

 群れているとまるでギャングのようだが、こうして一羽ぽつねんといる様は、なんだか森の哲学者然として見えるのは、郷秋<Gauche>の気のせいだろうか。

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