唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
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SONYがDSLRに参入
コニカミノルタのカメラ事業を引き受け、DSLR(Digital style Single Lens Reflex = デジタル方式一眼レフ)に進出することが決まっていたSONYから、ついにその最初のモデルが発表された。
α100(DSLR-A100)と名付けられたそのカメラはAPS-Cサイズ、1020万画素のCCD、2.5inchのTFTディスプレイをもち545g。気になるお値段は99,800円(税込、Yodobashi.com、10%のポイント還元を勘案すると実質89,820円)。18-70mm F3.5-5.6のレンズ付きが119,800円（同107,820円）ほどで、Pentaxの＊ist DS2、CanonのEOS Kiss Digital NやNikonのD70sよりは僅かに高く、OlympusのE-330よりは安いという実に微妙な価格だ。これより上級のEOS30D、D200とはまともなレンズ1～2本分の価格差がある。
しかし、α100にはクラス最高の1020万画素とボディ内蔵手振れ防止機構、さらには同メカニズムを利用したアンチダスト機構がある。そして何よりもSONYのブランドが。かつてのミノルタファンが手持ちのレンズを生かすためにSONY製αマウントのDSLRを購入するのか、あるいは初めてのDSLRユーザーがSONYブランドを選ぶのか。NikonとCanon、2社寡占のDSLR市場に果たしてSONYがどこまで食い込めるのか、見ものである。
交換レンズとアクセサリー類はミノルタの資産を継承し次々に登場するようだが、注目は遅れて登場するPlanner T* 85mm F1.4、Sonner T*135mm F1.8だろう。これらのレンズはNikonやCanonのユーザーにも使ってみたいと思わせるだけの訴求力があるが、初めてのDSLRを選ぼうというユーザーが、素晴らしくはあっても高価(17～19万円)かつ重たいレンズのためにα100を選ぶかと言えば、これは疑問である。
今日の1枚は、南天の花。南天と言えば冬の赤い実を思い浮かべますが、今頃こんな小さく地味な花を咲かせるのです。
α100(DSLR-A100)と名付けられたそのカメラはAPS-Cサイズ、1020万画素のCCD、2.5inchのTFTディスプレイをもち545g。気になるお値段は99,800円(税込、Yodobashi.com、10%のポイント還元を勘案すると実質89,820円)。18-70mm F3.5-5.6のレンズ付きが119,800円（同107,820円）ほどで、Pentaxの＊ist DS2、CanonのEOS Kiss Digital NやNikonのD70sよりは僅かに高く、OlympusのE-330よりは安いという実に微妙な価格だ。これより上級のEOS30D、D200とはまともなレンズ1～2本分の価格差がある。
しかし、α100にはクラス最高の1020万画素とボディ内蔵手振れ防止機構、さらには同メカニズムを利用したアンチダスト機構がある。そして何よりもSONYのブランドが。かつてのミノルタファンが手持ちのレンズを生かすためにSONY製αマウントのDSLRを購入するのか、あるいは初めてのDSLRユーザーがSONYブランドを選ぶのか。NikonとCanon、2社寡占のDSLR市場に果たしてSONYがどこまで食い込めるのか、見ものである。
交換レンズとアクセサリー類はミノルタの資産を継承し次々に登場するようだが、注目は遅れて登場するPlanner T* 85mm F1.4、Sonner T*135mm F1.8だろう。これらのレンズはNikonやCanonのユーザーにも使ってみたいと思わせるだけの訴求力があるが、初めてのDSLRを選ぼうというユーザーが、素晴らしくはあっても高価(17～19万円)かつ重たいレンズのためにα100を選ぶかと言えば、これは疑問である。
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今日の1枚は、南天の花。南天と言えば冬の赤い実を思い浮かべますが、今頃こんな小さく地味な花を咲かせるのです。
コメント ( 14 ) | Trackback ( )
| « ウイリアムズ... | 彷徨えるEudora » |
私は、この価格は安いと思いました。スペックはきっちりとまとめてきたという印象です。
一方でレンズは、ボディの価格につりあわないような高級レンズ群を並べてきましたが、これは、ソニーの一眼レフへの気合の入り方なのだと思っています。
そう遠くないうちに、α100の上位機種が出てくるのではないでしょうか。
何より、35mmにも対応したレンズ群は、ミノルタαユーザにとってもありがたいことです。ひょっとしたら、次にでてくる上位機種は、フルサイズの撮像素子ということもあるかもしれません。
ソニーでは今年中にシェア10%を取りたいといっているようですね。ということはペンタックス、オリンパスの上でニコンの下と言ったポジション。初めてDSLRを購入する方にとってソニーは入りやすいブランドでしょうから、下位2社がもろに影響を受けそうですね。
前にミノルタを使っていたことがあり、レンズの良さはわかるので、単焦点用サブシステムとして持つことにしました。
レンズも安いのは何本かある事もあり、７ｄユーザーや、9ユーザーのために高級レンズを出すなどミノルタユーザーのことも考えているなぁと思いました。
ほとんどがミノルタを引き継いだとは言えソニーも随分と頑張りましたね。ただ、家電メーカーは採算が合わなくなるとすぐに撤退しますから、その点は要注意ではないでしょうか。レンズ・アクセサリーを含めてのSLRシステムですから、ちょっと大変だと思いますよ。
あちこちに顔を立てていますね。
元ヤシコン熱狂的ユーザーだったんで１３５ｍｍＦ２ＭＭＧを思い出しました。重たかった。
>EOS KISSの一番古い型を
新しいフィルム方式一眼レフを購入されるにしても、DSLRにするにしても、是非EOS KISSは修理に出して使える状態にされることをお勧めいたします。
その上でDSLRと言うことになると、悩みますね。Canon、Nikonそして新しい選択肢SONY。
私は実は懐疑的なのです。SONYは一度PCに参入し、上手く行かずに撤退、そして再参入したことがあります。SLRはレンズを初めとする膨大なシステムがあって初めてなりたつものです。システム全体を維持するのは大変なことですからからね。
現在のSLRメーカー+ミノルタの5社以外でSLRに新規参入して成功したメーカー・ブランドはありませんからね。見ものです！
とりあえずαは残りそうなので、ミノルタファンは
ひと安心といったところでしょうか。
レンズはミノルタの焼き直しの感が否めませんが、
時間的なものを考えると仕方ないのでしょう。
Carl Zeissは、元々ソニーのビデオカメラやコン
パクトデジカメで使われていたタムロン製かと思
わます。ソニーはタムロンの2番目の株主だったと
思います。
コニミノも、後半はタムロンのOEMレンズばかりで
したから当然の流れなのでしょうか。
では、またよろしくお願いします
フィルム一眼用のレンズは二本だけ持ってるんですけどね。カメラは埃を被ったままです。
私が大学生の頃のタムロンはと言えば「一応写るよ。でも安いんだからあんなものだよね」と言ったところでしたが、最近は随分とちゃんとしたものを作るようになっていますね。90mmのマクロは私も愛用しています。でも、デザインがいまひとつかな？
>フィルム一眼用のレンズは二本だけ持ってる
とりあえずレンズは手持ちのものを使うとして、新規購入はボディーだけですよね。各社からリーズナブルな価格のものが出ていますから、思い切っていかがですか？お手持ちのレンズがAFならという話ですか・・・。
レンズラインナップか完全に現在のフィルムαユーザー向けと言って良いと思います。
α100が初めての一眼・・・というユーザーはツアイスは見向きもしないと思います。
α-9や7を持ってる裕福な団塊以上の世代向けかな？と。
そういう私も85は欲しいかな・・・
あとテッサーの45やプラナーの50なんかも出して欲しい・・などと思っております。
商売を考えたら、まず出ない。と思いますけどね。
ミノルタユーザーをそのままソニーユーザーに引き込みたい。と考えてるラインナップですね。
>ミノルタユーザーをそのままソニーユーザーに引き込みたい
まずはそういうことだと思いますが、急速にデジタルにいこうしていますから、ミノルタの撤退から半年でかなりのユーザーがニコンやキヤノンに流れているのではないでしょうか。新規にSLRを購入する人は別にしても昔からのミノルタユーザーはソニーブランドに抵抗があるんじゃないかと思うのですが、どうでしょうね。