富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

裏甲龍

2019年11月30日 | 裏甲龍






あれから5ヵ月。
軸が太って充実してきた感もありますが今年の葉繰りは3枚弱でした。
どうやら花茎を伸ばして花を咲かせたことで葉一枚分持っていかれたようです。








そして来年はこの仔の成長に葉繰り1枚持っていかれそう。
また下から出て生育悪そうですが前回の二の舞にならないよう頑張ってほしいものです。


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白宝錦

2019年11月29日 | 白宝錦






あれから2年。
昨日の白宝殿の元親の縞です。
覆輪になると固定度は高いのですが
縞のままで最上柄の維持は難しそう。

探しましたが最上柄はこれ一鉢しか見当たりませんでした。










それも仔は2本はまだ縞を維持できそうですが
残りは最上柄から覆輪になりつつあったり
いきなり覆輪の仔が出たりと散々。
最終的には縞が絶えて覆輪ばかりとなりそう。

ただ、ほぼ無価値と思える地味~な柄の木はたくさんあり
こちらから時折良柄の仔が生まれます。
これも粗末にせず大事に保存しなくちゃと思っています。

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白宝殿

2019年11月28日 | 白宝殿
もうすぐ12月ですが霜は降りるし小雪も舞って既にこちらは初冬の装いです。
暖かかった数日前に今年最後の水やりしましたが鉢はまだ湿ったまま・・・。
これが乾いたら風蘭も来年春まで冬眠となります。
またしばらくネタ不足が続きそう。









さて、白宝殿はあれから一作。
この品種は木勢と芸の固定性と繁殖力がすこぶる良いようで
仔を外せば親木にすぐアタリが来てくれます。
という事で外せる仔は全部外してみました。











でも一鉢ぐらいは株立ちをと思いつつ
こちらも3本外してしまったようです。

昔、宝錦実生から出た乳白色の縞から変化したもので
ボリューム感のある葉姿で葉艶もあり
一鉢でも棚がパッと明るくなります。

そしてこれが一枠10鉢揃えば異様な雰囲気となり
かなりの満足感を得ることができます。

とはいえ今どき宝錦、実生というキーワードが重なれば
それだけで誰も欲しくなくなるはず。

自分だけのお気に入りとして仕舞っておきましょう。


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弓張月

2019年11月26日 | 覆輪


あれから一作。
手前の仔を別鉢にしてみました。

それまで細身のおとなしい姿ですから
にぎやかな株立ちのほうが良いのかなと思っていました。

でも意外や意外、この品種にはこれぐらいがお似合いです。
たおやかに弧を描く葉姿、衣合わせの美しさ、しっとりと落ち着いた斑色と
そのマッチングはまさに絶妙。
それがシンプルに真正面から目に飛び込んできます。






裏側の仔もいらないかなとか思いつつももう少し大きくなるまでこのままに。







柄が派手っぽく紺中通し状になると更に細葉となるようです。

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朝鮮鉄の縞

2019年11月25日 | 縞物









あれから2ヶ月半。
親木の裏側はすっかり派手になってしまいましたが
仔出し側はまだ上柄を堅持しています。
仔が出るなら木勢の良い今のうちになんて思っていますが
毎年1本でも出てくれれば御の字なのでしょう。

今年の仔はなかなかの上柄でしたから
この調子で頑張ってもらいたいものです。

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千代田獅子

2019年11月24日 | 縞物


あれから4ヵ月。









仔は短い三光中斑の稚葉を繰り出していましたが
そのお祭り騒ぎも終焉を迎えたようです。
本葉が出てみると柄は親と同芸に落ち着きました。

生長点も狂っていて柄が落ち着かないのか
それとももしかして親木と共に三光中斑を内在しているのか。
今後、何度も仔出しを繰り返せば何時かは面白い柄が出そうな予感もしています。







こちらはベタ柄の崩れ中透けといった感じです。
こちらのほうが冴えた白縞ですし良くなりそう。

まあ、新品種がそんなに簡単に出るはずもありませんが
生育面では春先と比べて葉繰りは大出世です。

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芸東小町

2019年11月23日 | 縞物




あれから7ヶ月。
これを頂く時、青でも捨てないでねって蘭国さんに言われましたが
その意味が早くも分かりました。







株全体に柄は見えなくなっていたのですが
親木の天葉にいきなり現れました。







ついでに仔を見たらそちらのほうにも出ています。

こういう墨の流れる品種は侮りがたいですね。









天葉付近で柄が抜けてしまったこちらの木も
その上の葉で難なく復活。






仔は半柄気味とか贅沢は言いっこなしです。

春先の意気消沈もどこへやら
ありがたい品種に早変わりしています。

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白牡丹

2019年11月22日 | 縞物




あれから2ヵ月。
まだ成長は続いていたようです。
親木の天葉の柄はその前の柄より悪くなっておらずまずは一安心です。









仔は次の葉も真っ白。
この調子で頑張ってほしいものです。







このアタリは花芽でしょうけれど柄はこんな調子ですから
白い仔が出たのは偶然ともいえありがたいことです。









こちらの白い仔はようやく天葉に附けが見えたところです。
楽しみな次の葉は来年に持ち越しでしょう。







ところで芯痛の親木はもう出涸らしかと思っていたところ
もう一個アタリが発生しました。
クリスマスはまだ先ですが嬉しいプレゼントです。
地味な仔を外した刺激でこうなったのかもしれませんね。

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都鳥

2019年11月21日 | 都鳥





あれから1年と7ヵ月。
当時もミズゴケは新しくその時以来の植え替えのようです。
寄せ植えしていた1枠10鉢をバラバラにしてきれいにし
また姿の良いのから順番にセレクトして組み直しました。
鉢もコケも汚れてボロボロでしたがすっかり見違えました。

ず~っと昔のような地味柄の木は見られなくなったものの
1本1本がはっきりした柄ですし姿も可愛らしいく好ましい限りです。

こんな寄せ植えが一枠10鉢あったら壮観ですが






中には西出に逆戻りする木も
こうなったらもう都鳥には戻らないようです。

今のところはまだ都鳥の枠に収まっていますが
そのうち銀世界の戻りと共に西出の枠に行って
どれがどれやらわからなくなってしまう事でしょう。

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春雷

2019年11月20日 | 縞物








あれから5年。
そこそこ仔吹きは良かったようですが
派手になったり地味になったり芯痛になったりと良いところがありませんでした。
それにどうしても同芸の雲竜の滝と比べてしまいます。
見比べると葉姿がイマイチかなといった感じで長らく忘れられた存在となっていました。

しかし久々に植え替えようと見てみたら
明るめの結構良い柄の木が混じっていましたので
1本取り出してみました。

株から割ったため姿はこれからですが
締めて作ればまたお気に入りの一つになってくれるかもしれません。


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青光墨黄縞

2019年11月19日 | 縞物






あれから1年と1ヵ月。
派手な柄の葉は寿命が短いのかはたまた作りが下手なのか
2枚葉繰りして下葉は3枚落ちました。
だんだん葉の数が少なくなっていきます。

でもこれだけ派手柄の青光墨系も滅多に見ませんから
目の前にあるだけでも幸せなことなのでしょう。







下の仔は親木と同芸ながら葉落ち無し。
さすが脛かじり中といったところです。







こちらの仔は一転青勝ち。
でも木勢は良くなりますしここからよく増えますし
時々はびっくりするほど良い柄の仔に恵まれますから
大事にしたいものです。











一方、もう一鉢のほうは早割りしすぎたのかいじける一歩手前でしたが
ギリギリセーフだったようで元気になってきました。
柄は極上、究極の青光墨です。







仔はまだ荒い棒縞ですがここから羆の光方面に行くのか
それとも成長と共に散り斑を混じえるのか分かれ道となりそう。
どちらになっても楽しみな一品ではあります。


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新南海

2019年11月18日 | 






あれから半年。
それまで柄の冴え具合がちょうど良いと思っていたのですが
今見たらずいぶん明るい柄になっていました。

つい油断して日を採ってしまったのでしょうか。
こうなると乗り斑と虎斑、二芸品の境界さえ分からなくなってしまいます。
柄がきれいに出るときれいなのですが翌年あたりハラリと落ちる可能性も・・・。

でも葉は年に2枚弱出ましたし元気な新根も出ていましたし
木も少し大きくなっています。
ある程度日に当てた分、木勢が上向いている気も・・・。

さてこれが凶と出るか吉と出るのか
注意深く見守っていきたいと思います。

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蜃気楼

2019年11月17日 | 




あれから13年。
昨日の真月でそういえば同芸の蜃気楼を思い出しました。
その後痛めたりして株分け寄せ植えしたのが何鉢かあったはずですが
とりあえず目についた一鉢を







勢いが付いてくれば芯痛からでもたくさん仔が出てくれます。

本当は今頃には腰斑がオレンジ色に冴えてきれいになるのですが
それも日当たり風通しの良い場所に置いてこそ。

しかしそんな一等地は激戦区ですから優遇しきれないのはちょっとかわいそう。
でもいつかはウンと締まった葉姿で腰斑の冴えた株立ちを見てみたいものです。

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真月

2019年11月16日 | 




あれから7ヶ月。
この品種の見どころは黄の腰斑と赤軸。
株立ちではその芸が見えないので株分けしてみました。

軸に良く日が当たりますし風通しも良くなるのでしょう
それに時節柄も重なりきれいな赤軸になりました。









株分けすれば仔出しも良くなります。
価格もこなれてきたようですし申し分のない品種ではあります。

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至楽

2019年11月15日 | 至楽






あれから2ヶ月半。
秋作も順調のようです。









仔は紺地が多いおかげか親木と同等の成育振りです。







更に今年の仔もエネルギーが充填されたようで
本格的な成長が始まりました。
今のところ紺覆輪が深く入り
先々普通の散り斑柄になるのか
紺覆輪がパターン化されるのか楽しみなところです。







こちらの仔は更に更に紺中通しっぽいところもあり
もし三光中斑で固定したら面白そう。

今年も花芽は付かず空き家はたっぷり。
来年も期待に応えてくれることでしょう。
どこまでも興味の尽きない品種ではあります。

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