富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

十二単

2011年05月28日 | 十二単



あれ以来です。
どこが正面か分からなくなってきましたが
あちこちからみずみずしい根を伸ばし
さわやかな株立ちになっています。






妙に下葉が黄ばんだり植え替えの時ぐらいしか
根が傷んだのに気づかないものですが
これだと一目瞭然。
でも今年は水遣りがちょっと忙しくなりそうです。

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雅宝殿

2011年05月27日 | 覆輪




あれから1年半。
更に株が繁っています。
素立ちで入手し6年ほど。
株分けを繰り返していたら更に増えていたはずですから
やはり丈夫な品種は良く増えるものです。
昔は紅扇の親木などと言われていましたが今はその紅扇も粗末に扱われ
陰作りで紅も差さずひょろっとした木を良く見かけます。
いまどきそれで腹を立てることもありませんが
もしかしたら混じっているかも~なんて・・・。


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大洞丸

2011年05月26日 | 大洞丸






あれから2ヶ月。
こちらもまずまずの成長振りです。
大鷹丸のように下葉が盛り上がって割れるほどになっていますから
木勢はまだしばらく保障されているといっても良いでしょう。

親木は花芽三つで作戦は失敗に終わりました。
今年こそは何とか仔を出してみたいものと思っています。
それにしてもこのような深覆輪系には
こんなに花芽は付かないとしたものですが~

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大江丸縞

2011年05月25日 | 大江丸縞




あれから2ヶ月。
葉半分の成長です。
ちょっと白っぽい柄で写ってしまいました。
その柄は毎度言っている様な気がしますが帝ベースに縞柄。
いわば隠れた2芸品です。







その証拠に軸の付近にも明るく柄が通り見所満載です。
仔は派手なもののようやく新根が何本か出てそろそろ外し頃。






花芽が青いのでまだ柄の仔を生む可能性はありそうです。







それにしても葉幅を引いたずんぐりむっくりな姿は老木の真骨頂。
前作の長い下葉の落ちた頃が見頃となりそうです。
それまで新たな仔が出てくれるかどうかです。


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白妙

2011年05月24日 | 白妙



あれから一冬越し、ちょっとの成長です。







最上柄だった大仔は何やら青含み。
夢はひと時で終わるのでしょうか。






でも、その孫仔達の柄はまだ健在です。
いくらなんでも綺麗なときに楽しまなきゃ損ですから
そろそろこの仔も外し頃になったようです。







親木は運を使い果たしたのか天葉2枚が柄無し。






さぞ殺風景かと思いきや上の仔がまずまずの柄になってくれたようです。
相変わらず、行ったり来たり忙しい株立ちです。

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羆覆輪

2011年05月23日 | 羆覆輪




あれから一作。
更に仔がちょいちょい出て木勢は絶好調。
こんな時には現状維持で事を進めるのがセオリーです。
でも全部捨て去り木炭植えにしてみました。
まあ、アホですね。
しかし、一番良いときに変えてしまうのもセオリーとしたものです。
さてさて、こんな感じで天水栽培での新たな展開を夢見ています。
そして、このまま何作かして、竹炭にコケでも生えた状態で展示できれば
風情があって最高と思っています。
それにしても、こんなに生き生きとした躍動感のある根を隠す必要はないと思うのですが
やはりまだミズゴケを巻かなきゃ受け入れられないかもしれませんね。

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幽谷錦

2011年05月22日 | 幽谷錦




あれから一作。
秋にこんな風に植え込み、冬を越しましたが
下葉も落とさず元気に経過しています。
新根が活着すれば更に元気になってくれることかと・・・。
別に植え替えが面倒で木炭植えにした訳ではありませんが
こんなのを天水栽培してみたくて新たに棚を作ったようなものです。
そして、実験するに当たっては良いものから先に犠牲になってもらうのです。

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作棚

2011年05月21日 | 作について







あの空っぽの作棚も様変わり。
ようやく外に出しました。
自然の風が当たって気持ち良さそうです。






こちらは雨水が当たる棚。
昨日は一晩中しとしと雨が降っていたようで
なにやら風蘭も生き生きと輝いて見えます。
こちらが調子良かったら全部この環境にしてみようかと考えています。






こちらは屋根つきの方の棚です。






棚を拡張しましたので200鉢分ほど置き場が余ってしまいました。
久々の空間です。
秋までがんばって埋めようかと思っています。

ところで最近は盗難の話しを聞きませんが
十分に注意するに越したことはありません。
人が入るとセンサーで光ったりサイレンが鳴ったりする
便利なものがいろいろありますので活用したいものです。
私もそれにプラスしてすぐ下の部屋で就寝していますので
何かあったら直ちにに駆けつけられます。
後は深酒しないよう気をつけるだけ。

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黒牡丹縞(E)

2011年05月20日 | 黒牡丹縞(E)




あれから一ヵ月半。
なにやら更にアントシアニンが乗ってきているようですが
取りあえず、天葉も新根も良く成長しています。






おまけに新仔もひとつ。
今度のは柄があるかな~~

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黒牡丹縞(D)

2011年05月19日 | 黒牡丹縞(D)




あれから一ヶ月半。
親木は葉幅を引き、仔も更に成長しています。

暗まない黄縞という先入観があって、今までは気にも留めなかったのですが
伸びてきた仔の天葉の柄を見てはっきり確信しました。







この木には黄縞と白縞が混在しています。
天葉でやや紺を含んだ柄はやがて晴れて下葉でスッキリした黄縞になり
白縞は下で黄縞に変わって互いに溶け合います。
最初の頃はパッと見、金兜かななんて思っていましたが
なかなかどうして、やはり格が違いすぎます。
他に類を見ない複雑で凄い芸だと思います。
さすがは黒牡丹、芸はあっという間に進化するものです。
この三色縞が程よく絡み合う木が出現したらさぞかし綺麗でしょうね。
コメント (3)
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作棚

2011年05月18日 | 作について
全国大会では皆様には大変お世話になりました。
楽しい風蘭談議とすばらしい作品に接し
また作に精進しなければという思いを新たにしました。








さて、こちらでも5月の中旬になりますと近くに見える野山は新緑に衣替えし、
だんだん日差しがきつくなって来ます。
蘭舎はポリカ越しに乱反射するとはいえ遮光無しで、頼りは扇風機と換気扇です。
さすがにこれはまずいとついにお尻に火が点き、
あの時から工事が止まっていた外棚がようやく完成しました。





今回の新工夫は天水栽培用の棚です。




上はダイオネットのみで雨避け用の屋根がありません。
10数年前まではこんな感じの環境で育てていて良い時はよかったのですが
雨のしこたま多い年に天葉のスッポ抜けや根腐れが多発して止めていました。
今回は乾きの良い木炭植えの鉢を並べて再挑戦というわけです。
棚が完成したら早く外に出したいと思うのが人情というものですが
今朝の最低気温は4℃でした。
昨日出さなくて良かったです。
でも、雨に当たる風蘭って風情があってなかなか良いんですよね~。
とはいえそれのために毎年組み立て、解体がいつまで続けられるのか。
雪が積もらなきゃ住みよい土地なのですが。
コメント (4)
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黒牡丹縞(C)

2011年05月15日 | 黒牡丹縞(C)




あれ以来です。
この木は大型になりたがるタイプですから木の成長スピードが速く





親木にはもう柄がある次の天葉が覗いています。






この仔も成長するに従い柄が白く冴えてきました。
もう少ししたら白牡丹と見まごうばかりの柄になること請け合いです。
秋までの仕上がりが楽しみです。


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黒牡丹縞(B)

2011年05月14日 | 黒牡丹縞(B)



あれから1ヶ月。

この木が出た元親を見ると墨が全体に回って艶葉っぽく
それほど大型にならずに育っています。
それでも、他とちょっと違う紺地の深さが木勢の維持に役立っているようです。
その深い紺地に鮮やかな黄縞でコントラスト抜群な木ですから
美しさも際立っていますが
重ねて取り扱いに注意を要すると思っています。
でも、仔には次の天葉が顔を出しまた上柄が約束されました。







親木の天葉もコートメながらまずまず。
下葉を振るってしまいましたが、元気な根がたくさん出てくれました。
今年は子育てをがんばってほしいものです。

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黒牡丹縞(A)

2011年05月13日 | 黒牡丹縞(A)




あれから1ヶ月。
親木の葉は伸びるに従い白く冴えてきました。
ちょっと派手に進みそうな気配はありますが
暗みも早いので木勢は大丈夫と踏んでいます。







アタリも順調に大きくなっています。
まだ柄の具合は不明で更にトキメキ感が続きます。










この仔がすんばらしく綺麗でいつも手に取っては眺めています。






別鉢に出来たら最高で、しかも新根がたくさん出てその気にさせてくれますが
暗みの遅い柄ですから油断は禁物。
たくさん出たといっても短い根ですし。
やはり親木に付いていればこそ安心して見ていられるというものです。
でも、株分けしてみたい・・・。

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司光殿変わり

2011年05月12日 | 縞物
昨日の訪問者様は508人でした。
たぶん、500人超えは初めてです。
富貴蘭趣味の方しか見に来ていただけないマイナーなブログですが
その富貴蘭がまた注目されているのかと思うとうれしい限りです。
全国大会で明日から浜松に行きますがブログは予約投稿でもう少し続けます。




あれから一作。
相変わらず寄せ植えのままで推移しています。
この木の親木にあたる司光殿は葉先丸止め、紺中通しにときおり耳摺り状の紺覆輪。
とても渋い芸です。(観察の為、たくさん作っています。)
この木はその芸をベースにして更に黄色の覆輪縞が入ったものです。
黄色といっても、くすんだ感じの色あいですから
渋芸と渋芸が合わさってもなかなか華やかとはなりえませんが
手にとってしみじみ味わうには面白い芸です。
画像にその面白さがなかなか写らないのは残念ですが
これは従来の品種にプラスされた芸ですから珍品でもあると思っています。





中に柄が際立ったものもあって別鉢にしてみたいと思っていましたが
今年も重い腰が上がりませんでした。

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