MC68000 Maniacs!
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ひととおり「ONKYO DP-S1」の初期設定が完了したので,手持ちのハイレゾ音源ファイルを放り込んで試聴してみました。設定は基本的にデフォルト。アップサンプリングや Hi-Bit32の設定は「OFF」にしています。イコライザーも当然OFF。まずは加工していない「DP-S1」の音で聴いてみます。ヘッドフォンもいままでと変更なく ONKYO ES-HF300を使用。バランス接続対応のヘッドフォンはそのうちゲットして試したいと思っています。比較対象が iPod touch+ONKYO DAC-HA200という特殊な環境とはいえ,同じハイレゾ音源ファイルをちゃんとDACを通して再生し同じヘッドフォンで聴くのだから,それほど差がでないだろうと思っていましたが,予想以上に差が大きかったのでちょっと驚きました。冷静に考えれば,DP-S1の方がだいぶ新しい製品であることと,同一メーカー製品とはいえ DACごとにチューニングの差があるだろうことが,差を生んでいるのかもしれませんね。

(以下,例として「e-onkyo」にて提供されている,アイマス関連のハイレゾ音源を使用します。)

差が大きいといっても,人の声が違って聴こえる・・・ような巨大な差ではありません(笑)。音の粒子が細かくなって,DAC-HA200よりもより「音の輪郭がはっきり解る」ようになった・・・といった感じでしょうか。例えば「初恋組曲」の場合,もとの音源が高音質なので DAC-HA200でもかなり衝撃を受けたのですが,DP-S1で聴いた場合,弦の「ノイズ」の部分と「音」の部分が分離して,別々に反響しているように聴き取れました。反響して消えていく音が長く空間に残っている感じもあり,空間表現がより豊かになっているように思えました。もっと解像度の高いヘッドフォンで聴いたら,また全然違う印象なんでしょうね。

個人的に一番驚いたのは「Never say never」ですね。バッキングと音声が綺麗に分離していて,福原綾香さんの「生声」感がもの凄い。ブレないまっすぐな歌声がめちゃめちゃ映えてます。このあたりは,ハイレゾ音源を仕上げる際のミックスの違いが出ているんだと思いますが,DAC-HA200で聴いた時とは全然印象が違いました。同じような印象を受けたのが「素敵なキセキ」。バッキングが若干強めなので「Never say never」ほど「生声」感はありませんが,音の輪郭ははっきりと出ていて,山崎はるかさんのボーカルがしっかりと前面に出ています。ハイレゾはソロ曲に強い感じがしますね。

もうちょっと聴き込めばまた違った感想もでてくると思いますが,
とりあえず,DP-S1の所感第一報ということで。

ヘッドフォン探さなくちゃね。(`・ω・´)


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