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Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

ハンガリアングラーシュはお好き?

2014-07-21 06:09:02 | 肉料理 Viandes

お肉料理の記事はは久しぶりです。隣に家を持つ義妹が帰省しているときはお昼は一緒に頂くので魚介類野菜料理中心です。魚介類もあまりなくても良い彼女なので昼食はどちらかといるとベジタリアンの食卓です。でも先日ドイツからお客様が見えられていた時彼はお肉もかなり好みなようなので夕食にはお肉料理を作りました。その一つからハンガリアングラーシュ。

 ハンガリアングラーシュ

私はハンガリーを訪れたことがなく本場のものは食べたことがないのでセルビアに住んでいて何回も訪れたことのある長女に聞いてみました。スープ仕立てのものとシチュー仕立てのものがあり鶏肉で作った物も美味しいとか。

昔ハンガリー人のお友達が下さったハンガリー料理の本を見ながら他のレシピも色々検討 私好みのシチュー仕立てのグラーシュを作ってみました。煮込むのは長い時間が掛るのでお肉も1kg仕込みました。この様なシチューは煮返すほど味がなじんでお肉もとろける様に柔らかくなって美味しくなりますしね。

   材料

 *牛肉 シチュー用 1kg大き目の角切り 4-5cm 塩 胡椒 タイムを振りかけ馴染ませておく

 *玉葱 500g 微塵切り

 *大蒜 3-5片 潰して微塵切り

 *バター 大1.5 + オリーヴオイル 大1,5(少な目なのでご調節ください)

 *人参 半本 微塵切り+2本(後で加えるもの)

 *セロリ 微塵切り 大2

 *スイートパプリカ 辛くないもの(普通に市販されているもの) 大3

 *ホットパプリカ 辛いもの 小1 無ければカイエンヌペッパー

 *クミン粒 小1

 *マルジョレーヌ(野生のオレガノ)オレガノを使って良いと思います。

 *ローリエ 

 *牛肉のブイヨン キューブ 1を10clの湯で溶いて置く。

 *トマトペースト 大1++?

 *完熟トマト 1-2 皮を剥いて微塵切り

 *塩 胡椒

 ホットにスイートパプリカ

実はこの春次女もハンガリーに行きお土産にホットとスイートの2種類のパプリカをお土産の一つとしてもらったのですが私が使用しないのを見て 私のプレゼントには関心がないのね と 非常に機嫌を損ねていました。ということで今日のお料理 もらったパプリカでママ作ったのよとちょっとデモストレーションもあるかもしれません。笑  

  作り方

1 フライパンにバターを熱して玉葱の微塵切り 人参の微塵切りセロリの微塵切り 大蒜を加え焦げないようにでも綺麗な色が付くまで炒める。皿に取り上げる。

2 1のフライパンにオリーヴオイルを熱し牛肉の全表面をきれいな色がつくように焼く。

3 牛肉に綺麗な色が付いたら1の野菜を加え厚手の鍋に移し2種類のパプリカを加えブイヨンを加えさらに全部の材料が被るように水を加える。

4 トマトの微塵切りにトマトペーストを加え更にクミンとマルジョレーヌとローリエを加え  塩 胡椒 弱火で焦げないようにことこと約3時間ほど肉が柔らかくなるまで煮込む。焦げ付かないように時々搔き混ぜ差し水をしながら。(ルクレーゼやストーヴを使うともっと時間が短縮するでしょう。)

煮あがる30分頃前に好みで人参 じゃが芋 ハースニッパーなどを加え野菜が柔らかく味がなじむまで煮る。

私はじゃが芋は入れませんでした。何故かマッシュルームを入れてしまいました。

とろみの欲しい方は(これは私の思うところですがブールマニエールなど最後に追加しても良いかもしれません)

 

普通はスパッツエルと共に頂くそうです。作る時間がなかったので規制のオーガニックの大蒜行者入りの乾燥スパッツエルを湯がきました。

 大蒜行者入りのスパッツエル

 

 

手作りのスパッツエルにはやはり程遠いですね。ドイツ人の方テレビ局に勤める50歳台のジャーナリストでとってもグルメな方。ジャーナリストって食べ歩きが多いのですよね。お母様がすごーく スパッツエルがお上手と聞いていたから あまり作ったことのないものちょっと作るの避けてしまったかんじもしないでもありません。苦笑

でも私のお料理は幸いのも初日から気に入ってくださり嬉しく思いました。

オードブルについても書こうと思ったのですが長くなるので次回にします。

 

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11 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (タヌ子)
2014-07-21 07:50:49
クロアチアに住んでいた頃はグラーシュをよく作っていたけれど、その存在すら忘れてました。
ハンガリー料理はヘビーで、あまり好みの物がなかったので、旅行に行くといつもグラーシュばかり食べていた気がします。
次女さんのお土産おパプリカ2種、私も同じ物を持ってますが、古すぎて風味がなくなってるかも…
牛肉がとても柔らかそう。
どの部位を使っていらっしゃいますか?
このところ、忙しくてなかなかゆっくり料理をする暇がないのですが、落ち着いたら久しぶりにグラーシュも作ってみようと思います。
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Unknown (Mchappykun)
2014-07-21 09:01:06
昔、旧ユーゴスラビアに姉の家族が住んでいたので、グーラーシュは姉から教わりました。でも、今では自己流になってしまいました。しかも、最近はほとんど作っていません。
パプリカの質によって出来上がりが違うので、本場物のパプリカならさぞ美味しいことと思います。久しぶりに食べたくなりました。
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Unknown (ソーニャ)
2014-07-21 12:31:14
ハンガリー料理って未踏です。
でも大好きな牛肉料理なので気になる

次女さん拗ねちゃったんですね。
ある意味かわいいです。ワタシもそんな風に拗ねて
くれる人がいたら嬉しいかも。
"作るぞリスト"に入れます!!
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Unknown (越後屋)
2014-07-21 20:23:28
グラーシュ、好きです。
こちらでも既に一般的な料理として日本のカレーライスの様に本場とは少し違ってしまっているけれど、グヤーシュの名前で場末の食堂でも出て来る定番の料理です。
写真の牛肉がとても美味しそうでそそられます。
丁度こちらは少し肌寒いぐらいになったので余計に頂きたくなりました。
ホットのパプリカが手に入らないのだけれど、スイートの方は手に入るから作ってみようと思います。
質問なのですがスパッツエルとはパスタの事ですか?
それとも小麦粉を練って作る何かでしょうか??
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Unknown (ryuji_s1)
2014-07-23 16:43:42
Fleur de selさん
ハンガリアングラーシュ
素晴らしいお料理
丁寧なrecipe
有難うございます
おいしそうです
大蒜行者入りのスパッツエル
素敵ですね
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Mchappykunさんへ (fleur de sel)
2014-07-25 15:56:40
ハンガリーは何度も訪れになったのでしょうね。東ヨーロッパ機会が在ったら是非訪れてみたいです。
牛肉ブルギニヨン用のお肉大き目に切ってあるものを買いました。gîteと思います。煮込み料理は前もって仕込めるので心に余裕ができて助っ人です。
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Mchappykunさんへ (fleur de sel)
2014-07-25 15:59:23
色々なレシピを見てもやっぱり自己風になってしまいますよね。グラーシュってフランスのブルギニヨンに比べるととっても素朴なお味がすると思います。次回はスパッツエルを作って一緒に頂きたいです。
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越後屋さんへ (fleur de sel)
2014-07-25 16:05:50
ロシア語とハンガリー語と共通点ありますものね。
肌寒い日々に戻ったのですか?お天気本当にわかりませんね。こちらも暑くなったり寒くなったり。
でもシチューって暑い季節に頂いても美味しいですよね。スパッツエルは小麦粉と卵を混ぜてまな板の上に載せ包丁で少しずつ切りながら茹でる麺状のすいとんのようなものです。スイスでは特殊のざるのように穴の開いた中を通して茹でます。
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ソーニャさんへ (fleur de sel)
2014-07-25 16:09:08
2か月ごねて話をしてくれず話をするようになったらこのように言われまったく爆弾を抱えているようです。笑
素朴で美味しいですよ。ゆっくり焦がさないように煮込むだけです。
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ryuji_s1さんへ (fleur de sel)
2014-07-25 16:11:09
素朴で香料が新鮮だったので薫り高く美味しくできました。行者大蒜は収穫したものを入れて自家製のものを作ったらどんなに美味しいだろうかと思いました。
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