フランスの大学の夏休みは長いのですよ。6月初めから3ヶ月長い長い夏休みです。
次女が夏のジョブを探してきました。それがレ島、パスの便彼女の仕事時間に合わず私の車で通勤です。
車を取り上げられた母は 自転車で買い物なのですよ。主人は大喜び。自転車の籠で運んでこられる量には限りがあるから。
でも自転車は自然とのじかのふれあいがあります。今の香りは troène (いぼたの木と辞書には)至るところ 甘いくすぐるような香り。
隣の海水浴場の市場まで買い物に。潮と海藻の匂い。そろそろシーズン活気始めたレストランからエスカルゴバターの匂いが。
ムクラード
今日はムクラード。この地方のそれはそれは有名な料理です。ラロシェル どのレストランの夏のメニューに載っているものです。
暑くなってムール貝が太ってきました。ふっくら甘味があり 簡単にムール ア ラ マリニエール、(エシャロット にんにくの微塵切りにしろワインブーケガルニをいれ開くだけ仕上げにレモンとパセリで一寸バターを入れると円やかさが増すようです。レストランでは必ずポテトフライが付いてきますよ。ムールフリットといいカフェでも簡単に安価で食べられる物。港のカフェで昼食にでも。夏の風景)(下の写真)でも美味しいのですが
一寸御紹介します。
ムクラードはこのように開いたムール貝身の付いている方だけを温められる器に並べ汁でクリーミーなソースで覆う物です
ムール マリ二エール
材料
ムールマリニエールの材料
*ムール貝2kg
*玉葱 2
*にんにく 2片
*辛口白ワイン1カップ
続くムクラードの材料
*エシャロット グリーズ(にんにくに近い味。小さくてもパワーの在るものです。先日フレッシュな物御紹介しました。)6
なければ普通のエシャロットを使用にんにくを追加してください。
*バター 本当は沢山入れるのですが私は少し 50g
*小麦粉 大1
*卵黄 2 又は1にして生クリーム大2 (私の方法として)卵黄無しに生クリームの量を多目にしても美味しいです。
*レモン1
*サフラン 1カプセル(カレー粉を使います、大2位?)
*胡椒 塩はムール貝から出るので味を見て足りないようだったらご調整ください。
作り方
1 綺麗に洗ったムール貝に玉葱の微塵切りブーケガルニを加え白ワインで蒸し煮にする。
2 貝の蓋を取り除き 綺麗に並べる。
3 エシャロットと大蒜の微塵切りをバターで炒め小麦粉を加え それに漉した汁を加えそしてサフランを加えとろみが付くまで約10分ほど煮込む。
味が濃い場合には水を足してください。
4 ボールに卵の黄身を綺麗に溶き 大きなお茶碗位のスープを少しずつ入れ完全に溶いたらソースに加え滑らかになるようにかき混ぜ レモン汁を加えさらによく混ぜてからムール貝の上にソースをかける。
5 熱いオーブンで5分程温めなおす。
6 パセリの微塵切りを振り即食卓へ。
なお とろみの少ないと思う場合にはコーンスターチの水溶きを加えとろみをご調節ください。
今日も暑い日。砂浜で沢山の方々干物の如くじわじわ焼いています。私は日焼けが怖ーいです。
そしたらアサリのワイン蒸しになってしまうけど
ソースの知恵を拝借しましょお。
卵の黄身がはいるのですね。ふむ。生、ちょっと不安なので湯煎してみます。
↓さくらんぼ、すごーい!
今、ワタシもさくらんぼの記事アップしたところですー。うふふ。気があっちゃったー
偶然!
夕べは我が家もベルギー風のムール・ナチュールでした。
日本でも最近は愛知県産などが出回っています。値段が高いのが残念ですが・・・。
「あるだけ全部ください」と言って、いつも驚かれます。
恵美さんは貝の砂抜きを丁寧にするのですか? 私は貝の砂が大嫌いなのですが・・・ 先日、シジミの砂抜き・3-4時間が長く感じてしまいました。それなのにシジミ味噌汁にして、貝の身は食べず。