一夜凍り豆腐と鴨の治部煮

このお料理なんだと思います？




私の冷蔵庫はかなり古いです。気まぐれに働きます。先頃は野菜など入れると凍りつく加減なので食べる量のものを買い冷蔵庫頼りにしないようにしています。

ところで私のの大好きなＢｉｏの木綿豆腐　カチカチに凍ってしまいました。

どうしよう？前に私の一冊しかない辻嘉一さんの本で一夜凍り豆腐の記事を読んだ覚えがあるので読み直し。このカチカチの凍った豆腐はまさに師匠の語る物とぴったり。



師匠の語る一夜凍り豆腐の作り方。

豆腐を５センチ長さ。厚さ7ミリぐらいの短冊に切る。
すだれの上に載せ熱湯をかけ冷凍庫の製氷室に入れる。
黄色くなり　す　が入ります。

高野豆腐の少し柔らかい物、一度煮立たせてから別に作っておいた昆布と鰹節の出しに移しひたひたの汁に味醂ごく少量と薄口醤油でゆっくり炊く。

昆布はブルターニュ産のものですが私はとても美味しいと思います。即柔らかに炊けるのでだしにではなく一緒に食べるのが好みです。



私の所存する師匠の本には材料の分量は全然載っていません。でも料理の心からのポエジー(詩）が伝わりなんとなく　出来上がりの　味　想像　私風に解釈できます。
私は関東生まれ日本料理家庭料理は母の味の物が基本しかないのだけれど　慣れた味でポエジーを探しながらいつもお料理試しています。


今日は冷凍庫にあった鴨のマグレ(フィレ）を使い私風の鴨の治部煮。かなり薄味。

またまた野生のせりのお浸しと。山葵を載せて。

今日のお惣菜の一つ。
　

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