目標に向かって一心不乱に努力する。しかし、全てが順風満帆ということは到底あり得ない。もしかしたら途中で挫折してしまうことだってある。
ぼくも今まで何度となく、この挫折感を味わってきました。挫折感ですぐ思いつくのは、中学受験でのこと。今でこそ当たり前のようになっていますが、当時中学受験するのは、クラスの中でも2,3人でした。
その頃ぼくには、どうしても行きたい学校がありました。小学校6年生になった頃から、それを意識し始め、それなりに受験勉強らしきことを始めました。数学は特に得意科目で、独学でしたが6年生の夏頃には微分積分もこなすほどになっていました。ですから中学受験程度の算数の問題は、全く問題ありません。
受験日当日、ぼくはかなり緊張していたように思います。人生初の大勝負ですからね。問題用紙が机に既に用意されています。開始の合図とともに、問題を読みます。その時点でぼくの頭の中は真っ白。かなりのパニック状態でした。実力の半分も出せずに、非情にも終了の合図が・・・。
全ての試験を終え、家に着くなり悔しさの余り泣いたのを覚えています。それぐらい悔しかったわけです。結果は予想通り不合格。
これがぼくが初めて味わった挫折感でした。似たようなことはボディビルでもありましたが、これはまたの機会にでもお話します。
ただこのとき味わった挫折感は、決して無駄にしていません。むしろぼくにとっては、大きな利益となりました。つまりこの挫折感という負のエネルギーを、正のエネルギーに昇華し、その後訪れた試練のための活力としたわけです。
ものは考えようで、挫折感はそのままの状態ではマイナスです。それを生かす(転換する)という努力を怠らなければ、大きなプラスのエネルギーとなるわけですね。
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