スポーツドクターSのざっくばらん

スポーツ障害専門カイロプラクターによる奮戦記。

スポーツ医学&カイロプラクティック研究所

日本人カイロプラクティック・ドクター唯一、スポーツカイロプラクティックの最高学位(DACBSP)所持(日本人唯一)。スポーツ障害でお困りのアスリートの方、さらに上を目指したいアスリートの方、是非一度ご相談ください。名古屋市中村区竹橋町13-18オフィスワンタケハシ5階。名古屋駅前「ビックカメラ」より徒歩5分。                        052-452-5006             drsakakibara@yahoo.co.jp     

インド再訪

2012-09-28 11:43:51 | ざっくばらん
メディアやネットのお陰で日本にいながらにして、世界中のおおよその様子を知ることができる。特にネットはリアルタイムで情報が入ってくることもあり、そういう意味での時差がほとんどなくなった。しかし、ニュースやネットで見聞する場合と、実際に現場に居合わせて経験する場合とでは、心への衝撃度は雲泥の差がある。12年前、インドで経験したことの全ては、今でも脳裏に焼き付いている。15年間いたアメリカよりもたった3 . . . 本文を読む

肩甲骨がメインディッシュ!?

2012-09-27 16:00:28 | カイロプラクティック
人間の体にはおおよそ200個ほどの骨がありますが、その中でぼくのお気に入りは肩甲骨と膝蓋骨(膝にあるお皿と言われる骨)です。これらの骨に共通しているのは、骨と骨ががっちりかみ合っているわけではないので、他の骨よりも不安定性が現れやすいことです。そんな不安定で掴み所のないところが、ぼくの興味をそそるのです。肩甲骨は肩関節の基盤になっている重要な骨であるため、肩の痛みの原因となっていることが多いのは事 . . . 本文を読む

自分をさらけ出す

2012-09-23 08:55:23 | ざっくばらん
昨日の学会講演は、規模が大きいという点(いつもは多くても40名程度)。それから、ぼくよりも大先輩の先生方が多数出席されている点でいつもとは事情が違った。しかし、ぼくはいつもと同じ調子。全くあがるということはない(もちろん、適度な緊張感はある)。いつもと同じ調子というのは、患者さんや友人とお話するときのような調子ということ。今まで場数を踏んできた結果なのだが、それ以外にもいくつか理由がある。その一つ . . . 本文を読む

プライド:誇りと驕り

2012-09-22 06:33:17 | ざっくばらん
今朝は何とも後味の悪い目覚め。そう、ぼくにとってはちょっとした悪夢を見たからだ。プライドという言葉があるが、これは状況次第でポジティブにもなりネガティブにもなる。ポジティブなプライドは、日本語だと「誇り」とか「自尊心」、ネガティブな方は、「傲慢」とか「驕り」とかそんな感じになるのだろうか。今朝は目覚めの悪い夢だったので、ネガティブな方。ぼくの座右の銘は「捨身」。これは、ネガティブなプライドを捨てる . . . 本文を読む

部分と全体

2012-09-20 11:09:34 | カイロプラクティック
「木を見て森を見ず」という諺がありますが、これは木が部分、森が全体を示しているということは言うまでもありません。カイロプラクティックの治療において重要な概念です。例えば、背骨に限定してみますと、背骨一つ一つのズレ(サブラクセーションと言います)が部分に該当し、側弯症(背骨がS字にゆがんだ状態)や猫背等が全体に当たります。患者さんの症状を分析すると、多かれ少なかれ、部分と全体の問題が混在しています。 . . . 本文を読む

自己愛と自己保身

2012-09-17 06:35:39 | 想うこと
人は誰でも自分が一番可愛いと思っている。いわゆる自己愛というやつ。自己愛を否定的に捉える人もいると思う。しかし、突き詰めていけば、世界で一番大切なのは自分であり、自分の命であることに気づく。その気づきがあって初めて隣人愛が本物となると信じている。また人間は苦境に追い込まれれば追い込まれるほど、その本性を現してくる。つまり自己愛だ。それは、言訳となって表現されるかもしれない。また怒りかもしれない。ト . . . 本文を読む

優先順位を見極めろ!

2012-09-12 15:46:50 | 想うこと
「痛みの原因と思われる部位に見当を付け、治療に優先順位を付けることが重要」…これはぼくが常々、セミナー等で受講生を前にお話していること。トレーニングも同様。そのタイミングで最善と思われる選択をしていく。いずれも定石はない。全ては経験と感覚だけが頼り。その選択をした理由は、ただ「そんな感じがしたから」なのだが、その「感じ」というのを常にフィードバックするよう心掛けている。経験と感覚が頼 . . . 本文を読む

感覚が大切

2012-09-12 11:22:57 | カイロプラクティック
「足首を捻挫した後、靭帯が緩んでしまい不安定になってしまった」というようなことを患者さんから耳にします。そして、「足首を安定させるためには筋肉を鍛えて強くするしかない」というのもよく耳にします。しかし、本当にそうでしょうか?関節の不安定性には2種類あります。構造的不安定性と機能的不安定性です。機能的というのは具体的には神経生理学的とも言えます。言葉を換えれば、「感覚」の異常です。関節を壊すと、それ . . . 本文を読む

マスターズ陸上競技大会

2012-09-08 10:02:12 | ざっくばらん
ボディビル大会が終わり早くも2週間が経過しようとしている。好きなものを好きなだけ食べられることの幸せを噛みしめて生活している。毎日、幸せだ。しかし!腑抜けにはなっていない。実は来月も試合が予定されている。ボディビルではなく、マスターズ陸上競技大会(35歳以上)の愛知県大会だ。砲丸投げで既にエントリー済み。中学時代は陸上部に所属し、800mをやっていた。ご存じのように非常に中途半端な距離だ。ちょうど . . . 本文を読む

寝返り動作と運動障害リスク

2012-09-06 11:17:32 | カイロプラクティック
先日の投稿で赤ちゃんの寝返り動作についてお話しました。必要な時期に寝返りを反復することにより、中枢系機能(脳みそ)の発達を促しているというお話でした。中枢に十分な発達が認められるためには、最低限必要な反復回数というのがあるはずです。それでは、もしこの時期(生後4カ月から6カ月)に十分な寝返りをしてこなかった場合、その人が大人になるとどのようなリスクがあると思いますか?先回ご説明したように、寝返りは . . . 本文を読む