超級龍熱

香港功夫映画と共に

改めて倉田保昭著「香港アクションスター交友録」を読んで

2007-12-23 15:06:05 | その他
昨日は前から観たかった『オープン・ウォーター』の続編(と言っても関連性はなし)の『オープン・ウォーター2』を観たんですが、私はひたすら海面上での2人の男女の悲劇を映し出しているだけの前作よりも、このパート2のほうが断然面白かったですねー!
今回は6人の男女がヨットでクルージングを楽しんでいるんですが、大海のど真ん中で船内の赤ちゃんを除いた“全員”が海に飛び込んで泳ぎ始めます。
ところが・・最後の1人がヨットから海面に梯子を下ろすのを忘れていたんです!つまり梯子が無いと水面から遥かに高いヨットのデッキに誰も登れないため、全員が海に取り残される事となったわけです(呆然)。
ここから海面上を舞台とした主人公たちの想像を絶する地獄絵図が延々と展開されていくんですが・・個人的には今回はお約束の鮫が出てこなかったのがちょっと不満かな。
あと特典収録のこの映画の日本公開版予告編のナレーションはちょっと悪ノリ気味じゃないの?(苦笑)。

さて、同じく昨日は家の近所の某書店で倉田保昭さんが上梓なさった「香港アクションスター交友録」(洋泉社)を発見しまして、価格もお手頃だったので購入しました。本自体のコンディションも最高の状態でしたが、赤色の帯がなかったのがちょっと残念だったかな。
確かまだ私の手元にも本書の発刊当時に洋泉社から貰った分が何冊かあったかと思いますが、個人的にもこの「~交友録」は、私がSupervised Editor(監修編集)として製作をお手伝いしたという懐かしい思い出がある本なんです。
改めて倉田さんが本書でお書きになっている20人の武打星&監督たちの顔触れを見ると、ひたすらその豪華さに圧倒されるばかりなんですが、私が特に印象に残ったというか好きなエピソードは、リーさんやジミーのエピソードは勿論なんですが、他には楊斯、陳恵敏、許冠傑かなぁ。
楊斯のパートでは倉田さんが語るショウ・ブラザース内の食堂での楊斯とのホノボノとした交流や、楊斯がリーさんの事を本当に尊敬していた様子が倉田さんの文章から熱く感じられる部分もナイスだし、陳恵敏のパートでの陳兄貴の得意の口調の「バカヤロー!」連発(笑)の話とかって、もう私の大好きな話ばかりなんです。
そういえば、もう10年以上前だったか倉田さんにアンジェラ・マオこと茅瑛の事を訊いたら「ああ、茅瑛とは確か一度食事をした事があったよ」と仰っていたんですが、先日に私がアンジェラ本人にその事を訊いたら、アンジェラ曰く「そうそう、クラタさんとはお食事をご一緒したわね~!」と懐かしそうに話していました。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『投名状』&『功夫之王』、... | トップ | パブリック・ドメイン版『荷... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
倉田さんか~ (りゃん)
2007-12-23 17:50:58
こんばんわ、龍熱さん。りゃんです。
何を隠そう、私は倉田さんの影響で龍熱?になりました。
まだ幼いころに「Gメン’75」や「闘え!ドラゴン」を観て
あの廻し蹴りを真似したものです。(現在でも)
そういえば、倉田さんには20年ぐらい前に「ファイナルファイト」
の試写会の挨拶で本人にお目にかかることが出来ました。

第2の倉田さんが現れて欲しいものですね。。。
和製ドラゴン! (龍熱)
2007-12-24 00:28:02
りゃんさん、

こんばんわ!
おお、『Gメン』や『闘え!ドラゴン』
と懐かしいですね~!
『ファイナルファイト』の試写会で
倉田さんとお会いになっていると
は実に素晴らしい思い出ですね。
そういえば『ファイナルファイト』も
倉田さんと楊斯の激闘が印象的
でした・・。
これからも倉田さんには第一線で
頑張って欲しいですし、倉田さんに
続く和製武打星の登場も期待した
いですね。
ブログと関係ないんですが (AK)
2007-12-25 07:29:27
相当遅れてしまいましたが、イベントの時に約束していましたもの送りました。スミマセン(汗
メアドが分からなくなったのでこちらで失礼します(^^;
ありがとうございます! (龍熱)
2007-12-26 00:34:22
AKさん、

こんばんわ!
シャノンのイベントでは
お会い出来て嬉しかった
です。
お約束頂いていた物は、
本日拝受しました。
ありがとうございます!
これからジックリと拝見
したいと思います。
あと写真も嬉しかった
です。
また機会がありましたら
お会いしたいですね。
AKさんもどうか良いお年
をお迎え下さい。