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一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

家族葬と白手袋

2011-08-31 14:46:01 | 道順庵の徒然草


葬儀社さんが葬儀で使用する白い手袋は

制服の一部になっているくらいの必需品とされております

なぜ、手袋をするのでしょうか

一つは、丁寧な印象を与えるから・・

また、大きな葬儀では

似たような服装の中、だれが葬儀社さんかすぐわかるということもあります

大事な故人様を扱う商売ですから

白い手袋は必携でしょう



でも家族葬の場合はいかがでしょうか

故人様を大事にする「意味」での白い手袋は

本当にそうなのでしょうか・・・

傍から見た目は、確かに誰の目にも

大事に扱っているように見えますが

見方を変えれば

大事な扱いをするのに「なんで手袋をはめて」いるのでしょうか・・・

家族の方が「家族葬」に求める「葬儀社像」としては

どうなんでしょうか

葬儀社さんの家族葬の売込みには

「あったかい葬儀」「家族だけでお送りする・・」

「アットホームな・・・」「こころのお手伝い」・・・

など、家族の方との距離感の無さや

優しさのイメージで謳っています

家族葬の傾向は

儀式に拘らない(儀式っぽくしたくない)人たちも多いのでは

ないでしょうか・・・

もしも、丁寧さに欠けるとか、失礼な話だったら

湯かんする方や、納棺をするときには

手袋をしていないのはNGの筈です

故人様を大事に扱う湯灌や納棺は

「手袋」は失礼なのです

そのため、感染症予防の注射などをしているのです

でも、葬儀社さんの実際は

あらゆる場所で

殆どしていますね(笑)

まぁ~他にもいろんな理由があるのかもしれませんが


私の個人的な考えとしては

家族葬、とりわけ人数が少なく

儀式を排除したい家族葬の場合

家族の方から見たら

しないほうが良い場合もあると思うのです

白い手袋が悪いなんてこれっぽっちも思っていないのですが

手袋さえすればOK(葬儀社のマナーとして)であれば

ちとちがうのかなぁ・・・と考えてしまうのです

大事な故人様の葬儀に関わるお手伝いだからこそ

「直接」の手で触れ合うことが

温かく感じはしないでしょうか・・・

(手は清浄し、爪も切って清潔な状態で)

それには、心を込めてという付帯事項があっての話ですが・・・

故人様を抱き上げるとき(ときどきあります)

柩を運ぶとき等・・


これらの所作に手袋が必要なのは

葬儀社さんが

丁寧に扱っていないと「思われたくない」働きがあるからでしょうか

丁寧さは、手袋の有無ではないように思います

丁寧さだけなら

家族全員手袋をしなくてはいけなくなります(笑)

もしも家族の方が少なくて(5人くらい)

スタッフの方が6人も居て

そろいの制服に白い手袋で

向き合うには

家族葬のなかで浮いて見えないでしょうか・・・

家族葬の方が、家族葬に求めているものの中に

「白い手袋」の存在はどのくらいあるのでしょうか・・


ふ~むぅ・・・

(やはり、しなくても良いときと

しなくてはいけないとき

これは、TPOによりますですね・・)


白い手袋になんとなく

違和感を持つ私は

選挙のたびにみる候補者の白い手袋が

「何かを隠す為の」手袋に見えてしまっている

思い込みのせいかもしれませんが・・・



手は不浄なるもの

そんな手で触ることは

もってのほか・・・

相成らん・・・

(なんか時代劇風)

なんて、昔の人が言ったのかなぁ・・・


生まれてきた赤ちゃんを抱くとき

死んでいく最愛の人の頬に手を差し伸べるとき

手袋はしません


葬儀のお手伝いをする「側」としての

葬儀社さんの手はもしかして

手袋をしないといけない理由があったのでしょうか・・・

ひょっとしたら

家族と、葬儀社は立場が違うから

その、距離感を表すための手袋でしょうか・・


ふ~むぅ~・・












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