ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

27歳の頃

2006年02月09日 23時40分41秒 | 生活

国際娘が昨日誕生日を迎えた。
27歳になったという。
練習後、みんなで誕生パーティーを開催した。
いつも気の利くカイママさんが、
ケーキ(=写真)、
ローソク、
先割れスプーン、
お皿代わりのペーパーを用意してくれていた。

Happy Birthday To たま

誕生会を終えて家に帰ってから、
自分の27歳の誕生日の頃はどうだったか振り返ってみた。


昭和58年だから、
今の仕事を始めて3年目の頃だ。
親元を離れて夫婦で小さいマンションに住んでいた。
マラソンはまだしておらず、
もっぱら山登りをしていたなあ。
僕の誕生日は春なので、
その頃は愛車のゲンチャで近くの山へカメラを担いで出かけ、
アウトドアフォトの撮影
に興じていた頃だ。
そして27歳のこの年の春に
特によく行ったのが二上山だった。
山すその林の中のけもの道をさまよい、
谷筋を時には水の中に入って遡行して、
早春の花、
生まれたばかりの生き物たちを探し歩いていた。

当時、
あちこちの山にでかけては
そんなことを繰り返していたけど、
この二上山で特に出会いたかったのが
ギフチョウという蝶だった。
学生の頃、
残雪を踏みしだいて歩いた金沢近郊の山では
何頭も見かけたあの「春の女神」と呼ばれるギフチョウ。
昔、その二上山にも生息していたのに、
ある年の大規模な山火事で絶滅したと言われていた。
しかし、山を歩いているうちに、
ギフチョウの幼虫の食草である
ウスバカンアオイやミヤコアオイやらの植生が復活していることに気づき、
いつかまたあの女神に出会えるそんな気がして、
ひらひら舞う蝶を見かけては心躍らせていた頃でしたなあ。
結局、その山で女神には1頭も出あうことはなかったが、
20年以上の時を経て、
国際という舞台で踊るたまという女神に出会ったというのは、
あまりにも言い過ぎですかい?!

スターウォーズがロードショー公開された頃の話でした。