昨年7月の鹿児島県知事選では「脱原発」を訴え、元テレビ朝日コメンテーター三反園訓氏が現職で原発容認の伊藤祐一郎氏を大差で破り圧勝しました。その三反園が当選後は、たびたび支持者の期待に反する動きをして、世間をびっくりさせました。
8月に設置するとしていた川内原発の安全性を検証する委員会を遅らせること4か月、やっと12月になってスタートさせています。この検証委員会のメンバー12人のうち2人が、九州電関係企業から寄付を受けていたのです。中立性が疑われる人物を据えたのは三反園が川内再稼働に「お墨付き」をもらうためだったのではないかと、当時は大きな問題になりました。
2人の大学教授のうち1人は九州電から16年度までの4年間で計6000万円、もう1人は三菱重工から15年度までの3年間で計300万円の寄付を受けていたといいますから、最初から公平な人選ではなかったのです。三反園は「公平公正に選んだ」と語りましたが、恣意的な人選をしたと思われても仕方がないことでした。すっかり原子力ムラに取り込まれてしまった三反園の変節ぶりに県民の反発は想像以上のものでした。
自己の保身のためには、県民の脱原発の意思を反故にしてまで知事のイスにとどまる三反園。その姿は見るに堪えないものがあります。最近のことですが三反園は自己の後援会長に伊藤前知事の後援会長をしていた鹿児島県医師会長を抜擢したそうです。再稼働を容認していた伊藤前知事の後援会長が一転して、三反園の後援会長になるのですよ。こんなバカな信じられない話があるのです。「事実は小説より奇なり」とは、このことをいうのですね。
8月に設置するとしていた川内原発の安全性を検証する委員会を遅らせること4か月、やっと12月になってスタートさせています。この検証委員会のメンバー12人のうち2人が、九州電関係企業から寄付を受けていたのです。中立性が疑われる人物を据えたのは三反園が川内再稼働に「お墨付き」をもらうためだったのではないかと、当時は大きな問題になりました。
2人の大学教授のうち1人は九州電から16年度までの4年間で計6000万円、もう1人は三菱重工から15年度までの3年間で計300万円の寄付を受けていたといいますから、最初から公平な人選ではなかったのです。三反園は「公平公正に選んだ」と語りましたが、恣意的な人選をしたと思われても仕方がないことでした。すっかり原子力ムラに取り込まれてしまった三反園の変節ぶりに県民の反発は想像以上のものでした。
自己の保身のためには、県民の脱原発の意思を反故にしてまで知事のイスにとどまる三反園。その姿は見るに堪えないものがあります。最近のことですが三反園は自己の後援会長に伊藤前知事の後援会長をしていた鹿児島県医師会長を抜擢したそうです。再稼働を容認していた伊藤前知事の後援会長が一転して、三反園の後援会長になるのですよ。こんなバカな信じられない話があるのです。「事実は小説より奇なり」とは、このことをいうのですね。