DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

岡直三郎商店@大間々

2017年11月30日 | 菓子・甘味
家族で群馬旅のはじまり。赤城駅から歩いて大間々へ。



銅山街道最大の宿場町であったという大間々。
その繁栄を今に留める醤油蔵の前で。



あ、これ食べたい!

以前醤油蔵で食べたしょうゆソフトがうまかったコトをきっちり思い出せる辺り、なかなかやるなあと思う(笑)



しかしまあ素晴らしい設えだな。
こっちはココでゆるゆると酒飲みたいぞw

なんて眺めてるとしょうゆソフトが登場。



一応ひと口もらうねw

うむ。甘じょっぱさのバランスと、醤油由来のキャラメルみたいな香ばしいかおり。目新しさにちゃんと味が追いついてる。いいなこれは。



建物の中は醤油だけでなく、大間々のセレクトショップみたいになってる。
素朴で浮ついてなくて、この地の力強さを感じさせるモノが多い印象。
訊けば女将さんは元東京の方だそうで。
その辺りのセンスがあるんだと思う。

そして花パンなるモノを勧められた。

桐生を中心に数店舗が作ってるこの地の定番菓子なんだそう。そしてこのこまつ屋は大間々でも実力派の菓子処なんだと。



あ、うまい。そっけないんだけどあと引く系。
パンと言うけど甘食っぽいのか。でも、もそもそではなく微しっとり微もっちり。そして齧って引きちぎる時の少しコシを感じる抵抗感がすごく良い。群馬らしい小麦の理解度、深度を感じさせる。いい。

と同時に。

そばうどんにはじまり、ソースかつ丼にホルモンに焼きまんじゅうにみそパン。様々に、旅する毎に、増えてきた興味深い対象アイテム。
そこに更に花パンが加わってしまうのか?!という^^;

大衆食の旅。そもそもゴールテープを切るコトはないのだろう。人の数だけ素晴らしい大衆食はある。
しかしそのゴールまでの距離が更に伸びた気がして若干気が遠のくのであった^^;







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