DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

農家の直売所@保谷

2017年03月14日 | その他
駅前のロータリーから2分ほど歩くと、そこは武蔵野の畑の中である。

ほんの数分前まで通勤電車に揺られていた自分が、畑の真ん中に突っ立っている不思議。
土を固めただけの道を、通勤や買い物で普段着の人々が行き交う不思議。
そしてココは東京23区だという不思議。

そんな光景が保谷の北口には広がっていた。



生粋の阿佐ヶ谷人であった友人が、この地で住まうコトを選んで数年になろうか。

この一帯の地主は代々続く農家であり、畑の一部をマンションにしたことで住人が生まれ、町が生まれたのだ。という種明かしと共に、
そのあちこちに潜んでいる野菜の直売所を、クイズの答え合わせの如く教えるのである。



この周辺だけで7ヶ所あるという。
関東の片田舎を彷徨うコトも多い自分だが、この密度には正直驚かされた。

しかし。

コレこそ本来の武蔵野の姿なのであろう。実に豊かな土地である。



子供の好きなブロッコリーを土産に買い求めた。150円。顔ほどに大きなヤツ(笑)



夏にまた来いよ。で、朝の採れたて枝豆の争奪戦に参加な。で、茹でて昼から飲もうぜ。

そう。うまい枝豆とは、だだちゃだなんだとブランドで語られるものではない。
その土地で採れたてのものをすぐ様茹でて食らうのが極上だ。

いいな、それ。

そんな武蔵野が色濃く残る一帯が23区内に現存するコトに絶妙を感じたのであった。






コメントを投稿