「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【お知らせ】平和といのちと人権を!11.3憲法大行動 憲法公布75年ともに新しい時代を切り拓こう!

2021-10-30 23:48:26 | 参加のよびかけ

 「生協だれでも9条ネットワーク」では「総選挙を『政治を変える・市民が変える』チャンスとするために」のアピールをまとめ、「選挙に行こう」と呼びかけました。明日はその10月31日の投票日です。当日の選挙結果がどうなるかは現時点ではわかりませんが、それぞれの一票が政治を動かすことは確実です。
 さて、総がかり行動実行委員会から11月3日の「平和といのちと人権を!11・3憲法大行動~憲法公布75年ともに新しい時代を切り拓こう!~」の参加呼びかけが届いています。
私たち「生協だれでも9条ネットワーク」は、安保法制の撤回、憲法を守り活かす、沖縄辺野古の新基地建設反対を掲げて「総がかり行動実行委員会」などの呼びかけに応えてきました。感染者数が全国で300人/日規模へと大幅に減り、日常生活での各種制限が解除されつつある中での行動となりますが、私たちは引き続き「感染防止」を最優先に緊張感をもって行動します。各自の地元での参加やオンラインでの参加に加えて、可能な方は国会周辺でのフィジカルディスタンスを維持したスタンディングへの参加をお願いします。
【お知らせ】平和といのちと人権を!11.3憲法大行動 憲法公布75年ともに新しい時代を切り拓こう!
日時:11月3日(水)14:00~
場所:国会議事堂正門前
 (オンライン配信もあります)
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会/9条改憲NO!全国市民アクション
プログラム
・司会:神田香織さん
・主催者あいさつ
・政党あいさつ
・ゲストスピーカー
 ・憲法の今 志田陽子さん
 ・ジェンダーの課題 松元千枝さん
 ・コロナ禍と貧困・格差 本田由紀さん
・連帯挨拶:市民連合 広渡清吾さん(ZOOM参加)
・行動提起
※「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗はいつもの位置、いつもの位置、いつもの位置、国会正門前出入口を前方に見て道路の右手側の歩道に13:00頃。何かの際の連絡は藤原携帯までお願いします。
国会周辺図
※総がかり行動実行委員会の案内の記事は→こちらです。

【情報提供】「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」の動画を紹介し、投票を呼びかけました

2021-10-24 23:46:22 | 情報提供

<Mより発信>
 10/22(金)昼休みに私の職場内SNS「yammer」に「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」を紹介し、役職員に投票を呼びかける記事をアップしました。同日夜にはFacebookにもそのことの報告記事をアップしています。以下、Facebookからのコピペにてご紹介します。
>第100代総理大臣の岸文雄首相が在任10日間で国会を解散し、10/19(火)に衆議院選挙が公示されました。生協法は他の協同組合法にない、政治的中立の条項がありますが、解釈としては「政党からの中立」ということであり、組合員の暮らしや生協の運動・事業に関わることについては政治的な要請行動をするのは当然であり、これまでもそのような取り組みを積み上げてきています。日本生協連の初代会長の賀川豊彦さんも機関誌『日協連』(『生協運動』『CO・OP navi』の前身)で役職員一人一人に選挙の投票を呼びかけています(コメント欄に添付して紹介→同じ史料は「JCCU協同組合塾」ブログでも紹介しています→こちら)。
 創立70周年のいま現在の役職員の皆様にも投票を呼びかけさせていただきます。
 今回、芸能人が投票を呼びかける動画「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」が「YouTube」で公開される(→こちら)という前例のない取り組みが注目され、新聞やネットニュースでも取り上げられました。その動画を私も見て感銘を受けたことからyammerでの記事発信を思いつきました。ご多忙の中とは存じますが、期日前投票も活用し、皆様、選挙権を行使いたしましょう。
【東京新聞web版2021年10月16日17時49分配信】→こちら
菅田将暉さん、二階堂ふみさんらが衆院選の投票呼び掛け「#わたしも投票します」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/137186
>10月19日公示の衆院選を前に、芸能人が投票を呼び掛ける3分36秒の動画が16日、「YouTube」に公開された。俳優の小栗旬さん、菅田将暉さん、二階堂ふみさん、橋本環奈さんら14人が出演し、それぞれが1票への思いを語っている。日本では芸能人が政治的な発言をするのが珍しく、一斉に投票を呼び掛けるのも極めて異例。「 #わたしも投票します」の呼び掛けが、ツイッターにトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいる。(デジタル編集部)
 制作者への取材記事(→こちら)も見つけましたので。あわせてご紹介します。
>この動画は「一切の政党や企業に関わりのない、市民による自主制作プロジェクト」として、映像作家の関根光才(こうさい)さんと、ともに映像プロデューサーの菅原直太さん、大越毅彦さんの3人が発起人となって企画したとのことです。関根さんに、動画制作の経緯やメッセージに込めた思いを聞きました。
#わたしも投票します 
 以下、コメント欄のpdfファイル添付につけた文章。
>いわゆる「55年体制」を生み出した政治状況の中で、賀川会長が衆議院選挙に際して全国の生協職員向けのアピールを発し機関誌『日協連』(『生協運動』の前身)1955年1月号に掲載されました。その後、「英国のように労働党を育てるような運動をするのか否かを明らかにする段階ではないだろうか」という論議もあったようですが、そういう方向にはなっていかなかったようです。その頃の欧米のイギリスの生協訪問でも労働党との関わり方の実際にふれ、日本との違いに言及した記事も『生協運動』誌上にみうけられます。日本の生協の場合、農協などと違って組織代表の議員を組織決定して国会に送り込むという活動をしてこなかった源流が史資料の中で確認できます。

 上の写真は、Facebookで蓮池 透さんが10月21日に記事アップした戦後間もない衆院選の時の報道写真。「NHKのアーカイブだけはすごい」として、「なにがなんでも投票所へ」「日本の民主化 棄権は恥だ」(NHK政治マガジンから)を紹介している。(→こちら)
看板にあるスローガンに戦後初めて、普通選挙、女性の参政権を勝ち取った社会の高揚ぶりがうかがわれる。                

【追記】衆議院選挙と同時に「最高裁判事国民審査投票」も行われます。別姓を許さない婚姻制度は合憲であるという最高裁大法廷での判決が出され、日本における司法の独立度の低さ、政治判断に任せて逃げる姿勢に落胆しました。かつて生協における男女共同参画を推進しようという気運が高まった1990年代には日本生協連には「女性協議会」がありました。その「日本生協連女性協議会」として民法改正に向けた意見書を出し、その中で「夫婦別姓」についても意見表明していたはずと、『現代日本生協運動史・資料集』の中を探し、見つかったので6/28付けで情報記事としてアップしておきました(→こちら)。最高裁判事国民審査投票の時に以下の名前は参考にしてください。(いずれも敬称略)
▶15人の裁判官のうち、合憲だと判断したのは11人。:大谷直人 池上政幸 小池裕 木澤克之 菅野博之:山口厚 戸倉三郎 深山卓也 林道晴 岡村和美 長嶺安政
▶違憲だと判断したのは4人:草野耕一 宇賀克也 三浦 守 宮崎裕子

【お知らせ】10・19国会議員会館前行動(第71回「19日行動」 )

2021-10-15 23:29:07 | 情報提供

<2021年10月15日 「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会>
 10月14日(木)の衆議院解散、19日(火)の公示、31日(日)の投開票と実質的な選挙戦に突入です。第100代目の岸田新首相による第205回臨時国会は10月4日召集、10月14日解散とわずか11日間でした。一問一答形式の予算委員会は開かれず、所信表明演説と代表質問のみの議会運営となりました。その中で岸田自公政権が政策面で元安倍・前菅首相の影響を拭い去れないことがはっきり見えて来ました。まさにアベ・スガ亜流政権の様相です。
 コロナ禍は10月1日に「緊急事態宣言解除」となりました。全国の感染者数は731人、東京は72人、1都3県で209人です。国内感染者数累計は171万2304人、死者数累計1万8021人となりました。理由は定かになりませんが、感染者数が大幅に減りました。(2021年10月13日現在・東京新聞)
 私たち「生協だれでも9条ネットワーク」は安保法制の廃止、憲法を守り活かす、沖縄辺野古の新基地建設反対を掲げて「総がかり行動実行委員会」などの呼びかけに応えてきました。
 今回も総がかり行動実行委員会から10月19日の第71回「19行動」の参加呼びかけが届きました。久しぶりの「緊急事態宣言解除」下での行動となります。また、衆議院選挙公示日となります。私たちは引き続き「感染防止」を最優先に行動します。各自地元での参加やオンラインでの参加に加えて、可能な方は国会周辺でのフィジカルディスタンスを維持したスタンディングに参加をお願いします。夕方の集会となります。ペンライト等持参でお願いします。「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗は抗議継続を示すために衆議院第2議員会館周辺で掲げます。感染防止を徹底して、国会議員会館前に集合しましょう。
【お知らせ】10・19国会議員会館前行動(第71回「19日行動」 )
日時:10月19日(火)18:30~
場所:衆議院第2議員会館前を中心に
発言:立憲野党各党代表、2015年戦争法反対をたたかった市民団体代表など
 衆議院第2議員会館前を中心にフィジカルディスタンスを確保しながらのスタンディングです。体調の悪い方、体力に自信のない方は参加をご遠慮ください。マスク着用、プラカード、ペンライトなど持参でお願いします。
共催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
   安倍9条改憲NO!全国市民アクション
※「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗はいつもの位置、いつもの位置、衆議院第2議員会館付近に17:30頃から立てます。何かの際の連絡は藤原携帯までお願いします。
国会周辺図
※総がかり行動実行委員会の案内の記事は→こちらです。

「生協だれでも9条ネットワーク」に参加の皆さんへ【総選挙を「政治を変える・市民が変える」チャンスとするために】

2021-10-06 21:54:29 | 参加のよびかけ

<2021年10月5日 「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会>
 10月4日に岸田内閣が発足しました。この新体制が菅前首相の政権投げ出しをきちんとカバーできるのかは大いに疑問が残ります。「聞く力」を強調した岸田首相が最初に行ったのは総選挙日程の確保でした。臨時国会会期末の10月14日に衆議院解散、10月19日選挙公示、10月31日投開票ということです。コロナ禍の最中に国会も開かずに自民党総裁選挙が進められました。コロナ禍で問われるべきは安倍・菅自公政権の総括だったはずですが、自民党内部の権力闘争がマスコミを巻き込んで垂れ流されました。一方、9月8日に結ばれた市民会議と野党4党の政策協定は6分野20項目に及びます。総選挙は与野党の政策を対比しながら判断することが求められます。
 「生協だれでも9条ネットワーク」の世話人の斎藤嘉璋さんが10月4日付けで「総選挙に向けたアピール」をとりまとめました。この呼びかけを契機に「生協だれでも9条ネットワーク」の中でも大いに議論を盛り上げていきたいと思います。
「生協だれでも9条ネットワーク」に参加の皆さんへ【総選挙を「政治を変える・市民が変える」チャンスとするために】
  「生協だれでも9条ネットワーク」世話人 斎藤 嘉璋 
 岸田新政権が発足しました。岸田文雄首相は自民党総裁選のなかで「新自由主義経済からの転換―格差、分配の是正」や「国民の声を聴く政治」など、不評だった安倍・菅政権の政治を転換するかのような姿勢を見せました。しかし、首相に指名されたその日に、臨時国会の会期末の14日に国会を解散し、総選挙の日程を最も早い10月19日公示、31日投開票にすると発表しました。「コロナ感染の状況が与党に有利なうちに」という党利党略で、全く国会審議や国民の声を無視した強権政治の姿をあらわにしました。国会で野党の要求に応じて予算委員会を開き必要な議論や説明をすることを拒否していることは許せません。
自民党の総裁選挙での様子を枝野立憲民主党代表が「変わらない自民党、変われない自民党」と評価した通り、発足した新内閣の顔ぶれやその経歴、主張から岸田新政権はこれまでの安倍・菅政治の亜流というべき、国民にとって何ら期待できない、逆に危険な政権と思われます。政策だけでなく、国会運営も憲法と国民を無視した安倍・菅流の強権政治になりそうです。
 私たちはこの間の活動の中で「市民と野党の共同」の力こそ平和と立憲主義、国民の命と暮らしを守る政治の実現につながると考え、その実現に努めてきました。その成果として9月8日、市民連合と野党4党は衆議院選挙に向けて20項目にわたる共通政策で合意しました。それは2019年の参議院選挙の時に市民連合が提起した「政策要望書」に各野党党首が「受け止め」を表明したものと違い、その「政策を実現する政権の実現をめざすことを求める」市民連合の要望をふくめ4野党党首が署名し、具体的な選挙協力について協議が進められています。これは日本の政治にとって画期的なことであり、今回の岸田首相の異常な選挙日程の決め方も、このような野党共闘の力への恐れの表れとも言えます。
 市民連合は、<政治を変える。市民が変える。選挙で変える>とうたった『衆議院選挙2021ガイドブック』を出しており、「なによりもまず、選挙に行く人を増やすこと」を訴えています。私たちの9条ネットワークの皆さんは市民連合と4野党が合意した20項目のうち「安保法制などの違憲部分の廃止、憲法改悪反対、核兵器禁止条約の批准をめざす努力、沖縄辺野古基地建設中止」など平和と憲法に関する問題や格差・貧困、環境、ジェンダー、権力私物化などほとんどの項目で合意できると思います。そのような立場でこの総選挙に向けて可能な議論や取り組みを進めたいと考えます。コロナ禍のもとでどのような方法で会員同士の交流、意見交換ができるかなどは世話人会で協議します。
とりあえず、皆さんが個々の状況と考えの中で可能な取り組みを進められること、その情報を世話人会に提供いただくことをお願いいたします。安倍・菅政権にも、コロナにも負けずに頑張ってきた皆さんの粘り強い力に期待いたします。
※「市民連合」のサイトの『市民連合 衆議院選挙 2021 ガイドブック~政治を変える 市民が変える 選挙で変える~』のダウンロード版は→ こちら